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「成功も失敗も、自分がやったこと全部がサービスの結果につながっている」--READYFOR 中込まどか

READYFORに入社したきっかけを教えて下さい。

私が大学4年の夏頃、READYFOR代表の米良がゲストスピーカーとして大学の講義に登壇しており、そのとき初めてクラウドファンディングやREADYFORの存在を知り、「おもしろそうだな。」と思いました。

米良のツイッターでREADYFORがインターンを募集していることを知り、話をきいてみようと採用説明会に参加しました。大学卒業後の内定先が決まっていたので、「就職までの半年間、ベンチャーでインターンしてみよう」くらいの気持ちでREADYFORで働くことにしました。

当時のREADYFORはまだオフィスも狭く、フルタイムのメンバーは3名のみ。山積みのタスクと絶え間なく起こるトラブル、月末やイベント前はオフィスに泊まりこむメンバーも多く、初めて味わうスタートアップの空気はとても刺激的でした(笑)

READYFORでのインターンは本当に毎日必死で大変でしたが、気づけばサービス・チームへの強い愛情が生まれて、「もっとこのサービスやチームを自分の力で育てたい!」という気持ちが生まれていました。インターンをはじめてから、成功も失敗も、自分がやったこと全部がサービスの結果につながっていく感覚が楽しくて仕方なかったです。

なので卒業が迫ってきた時に、本当にREADYFORから離れてしまっていいのだろうか?と迷いはじめていました。

ただ正直なところ、自分はかなり保守的な性格だったので、新卒でベンチャーに行くという意思決定はあまりにも怖かったし、元々の内定先もすごく魅力的で大好きな会社だったので、ものすごく悩みました。 READYFORのメンバー、内定先の社員さん、大学の教授、友人、家族など、信頼する人たちに何度も相談しましたが、なかなか決めることができず・・・。今思えば、それまでまともに自分の頭で考えて意思決定してこなかったので、いざというときにどう決めていいかわからなかったんだと思います。必死で繰り返し考えるうちに「自分は誰かに決めてもらおうとしている」と気がつきました。

もう一度自分の価値観に立ち戻ったときに、ベンチャーは裁量が大きいとか、大企業は制度が整っているとか、そういうことは私にとって重要ではなくて、信頼できるチームとまっすぐミッションに向かって走れることが何よりも幸せだと思ったので、READYFORに残りたいと思いました。

なんだか今振り返ると我ながら暑苦しいなあと思うのですが、READYFORに新卒で入社してからの1年半もやっぱり楽しくて仕方なかったので、あのとき勇気を出して決断してよかったと思います。

現在は仕事のどんなところにやりがいと難しさを感じていますか?

現在は、会社全体を俯瞰してみて、「お客様がサービスをより使いやすく、メンバーが仕事がしやすくするためには」という視点で、システム化・仕組み化できる点を改善していくチームで働いています。

チームメンバーがどのようにしたら楽しく働けるのか、どのようにしたらもっと成長できるのかなど、一人一人のことを考えるのがすごく面白いですね。キュレーターという仕事はまだまだできて間もない職種なので、研修の体制や内容など様々な改善を行っています。これからの「キュレーターのスタンダード」を作るために、チームと話し合いながら新しい仕組みを作り、改善していくことがすごく楽しいです。

難しいなと思うところは、研修チームのフォローアップ体制などもそうですが、まだまだサービスとして改善していかなければいけないところがたくさんある中で、どこから手を付けるべきか優先順位をつけながら実行していくことが大変ですね。

インターン含めて3年間、READYFORに関わる中で、印象に残っている出来事はありますか?

最も印象に残っているのは、READYFORを使ってくれた友人と食事に行った際にもらったフィードバックです。

「今のままじゃ、READYFORをもう一度使おうとは思えない」と、サービスの未熟な点や矛盾しているところを数時間にわたって細かに指摘してくれました。サービスの今後に期待をして、あえて厳しい指摘をしてくれた友人には今も心から感謝しています。

このとき感じた悔しさやもどかしさが、今も自分の強い原動力になっています。 そして「自分の大切な人にも自信をもってすすめられるサービスにする」ということが私にとって一つの約束になりました。

今後、やっていきたいことはなんですか?

サービスをもっと快適にして、READYFORを使う人も、その中で働いている人も、出会えてよかったと思える様な体験を作っていきたいと思っています。

また長期的には「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」という会社のミッションのもと、お金を集めるところからではなく、やりたいことを見つけるところから一緒に考えていけるようなサービスや、過去のプロジェクトの知見を、実行者と次の実行者につなげて、初めての人に知見を提供していく機会をつくることで、やりたいことの実現のハードルを下げられるような仕組みを作りたいと考えています。

ここまでサービスに関してお聞きしてきたのですが、READYFOR株式会社はどんな会社だと思いますか?

「READYFOR」というサービスが好きで、一人一人が当事者意識を持って働いている組織だと思います。年齢や役職、部署を超えて、「それがあることによって本当に私たちが目指している世界をつくることができるのか」という議論をよくしています。

サービスや会社の課題は自分自身の課題と捉えているメンバーが多く、ミッションの「誰もがやりたいことを実現できる世の中」をどうしたらつくれるのかを真剣に考えているメンバーが多いと思います。

ミッションに向けて、一人一人が当事者意識を持って動ける組織がREADYFORだと思います。

これからどんな人と一緒に働いていきたいですか?

実行者の方も様々なバックグラウンドを持っていますし、READYFORで働くメンバーも個性的なメンバーが多いです。

なによりも、READYFORが掲げる「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」ことに共感し、自分のやりたいことがここで実現できると思っている人と働きたいと思っています。

READYFOR株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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