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社長インタビュー:REALITY FESTIVAL 2 >DIVEを振り返る

Wright Flyer Live Entertainment 人事の松田です。

4/8〜4/14にVTuber専用ライブ視聴・配信アプリREALITYで開催した、
VTuberに一番近づけるフェス「REALITY FESTIVAL 2 >DIVE」。


7日間で総勢48名のVTuberにご出演いただき、大盛況で幕を閉じました。
ご覧いただきありがとうございました!


今回は、弊社代表の荒木 英士ことDJ RIOに、フェスを開催した背景やそこに込めた思いなどについて話を聞きました。

多くの人にバーチャル世界の楽しさを体感してほしい

ー まずREALITY FESTIVAL(以下フェス)を開催した背景を教えてください。

REALITYでは毎日人気VTuberたちによる番組配信を行なっていますが、これら定常的なコンテンツの他に、もっと視聴者の方々に楽しんでいただけるお祭りのようなことを定期的にしたいと思って、昨年2018年12月に1回目の「REALITY FESTIVAL :connect」 を開催しました。

フェスだからこそお声掛けできる方がいたり、普段はなかなかできないコラボ出演ができたり、会社としてやりたいと思っていた新しい取り組みをお披露目する場にもなるし、双方にとってメリットがあると思っています。


ー フェス2のテーマ「DIVE」とは?

まずREALITYのコンセプトとして、単にVTuberを視聴するだけではなく、そこに何らかのインタラクション(出演者と視聴者の双方向の交流)が生まれる場所にしたいと思っています。

1回目の「connect」では、様々なVTuberに出演いただくことで魅力を知ってもらうきっかけを作り、一般配信者にも出演いただいたりして、VTuberと視聴者を”繋げる”ことをしました。

今回はさらに一歩進んで、「DIVE」という名の通り、視聴者がVTuberの世界に飛び込み、自分自身がそこに存在していることを体感して、一緒に空間を作っていくようなフェスにしました。


バーチャル空間に「DIVE」し、VTuberたちと一緒に空間をつくる

ー フェス2のこだわりポイントは?

一つ一つの番組としての作り込み、完成度を高くするという目標ももちろんありましたが、一方で作り込めば作り込むほど、こちら側から一方向に見せる、ということになりがちなので、
“視聴者が参加できる”というインタラクションのあるものを取り入れたことが今回の一番のポイントです。

具体的には、「Dive Party」という人気VTuberたちとバーチャル空間で2ショット撮影ができる機能や、視聴者のアバターで音楽ステージを囲んで一緒に盛り上げる機能を追加したり、音楽ステージ上のスクリーンには視聴者から寄せられるコメントをリアルタイムで表示するなどし、生番組らしさやインタラクションがあることを表現しました。

他にもやりたいことはいろいろあったんですが、インタラクションというところに重点を置いて、実装するものをかなり絞りました。

ただ、今回間に合わないと思っていた機能も、開発メンバーが配信前日のギリギリまで作り込んで、フェス期間中にアップデートされていったものもありますね。

実は音楽番組「ぶいおん!!」のステージ演出もフェス期間中に少しずつ進化しているんですよ。
まだ作ってたの?!みたいな。(笑)


ー 開発メンバーの意地を感じましたね。

技術を向上させることだけでなく、配信スタジオのオペレーション、ホスピタリティにはこだわっています。

番組を事故なく進めるとか、台本通りに進めるとか、大事にしたいことは色々あるんですが、とにかく一番は出演者の方々が安心して楽しく出演できることを優先しています。
これは全員が共通認識を持って徹底しています。

出演者が楽しんで盛り上がっていると、それがそのまま番組にも出るし、視聴者にも伝わると思っているからです。


ー 最も印象的だったシーンは?

REALITY上でアバター配信をしている一般の3名による番組「踊っていいとも!」の感動が一番大きかったです。
視聴者にとっても、作り手の僕らにとっても、印象的なシーンだったんじゃないでしょうか。

出演者いただいた3名には実際にうちのスタジオに来てもらって、トークや歌、ダンスを生配信しましたが、「全身が・・・動く!!」って本人たちも驚いてましたね。

番組の出だしのカットが、手持ちカメラのアングルで始まったんですが、あれは、いかに生々しく、”そこに存在している”ということを伝えるか、というプロデューサーのこだわりです。
まさに「なりたい自分で、生きていく」ということを具現化できた瞬間だったと思います。

あの番組は開発チームが一番楽しみにしていた番組で、当日は出前のお寿司を食べながらオフィスの会議室でみんなで見てたんですが、何人もの社員が泣いてました。
自分たちが作り出したサービスによってこんなにも喜ばれたり感動されたりするんだ、って実感してグッときたんです。


ー 次回フェス開催の予定は?

次はREALITYリリース1周年(2019年夏)にやりたいと思ってます。
音楽番組、バラエティ番組のクオリティはさらにアップしつつ、次は新しいジャンルにも挑戦したいですね!
VTuberと視聴者が同じ場所を共有し合って、参加できて、インタラクションできるという企画や取り組みを強化していきたいです。

あとはアバターの表現力をさらに上げていって、「なりたい自分で、生きていく」ための機能やアイテムバリエーションを増やしていきたいと思ってます。


「なりたい自分で、生きていく」世界を一歩ずつ具現化する

ー そもそも「なりたい自分で、生きていく」というビジョンを掲げたきっかけは?

この事業を始める前、VRChat内のクラブに行った時に、
その中で明らかに魅力的なダンスをしている人やその空間内で一際輝いている人を見て、「あ、この感じ、リアルのクラブと同じだ」と思ったんですよね。
リアルと同じ現象がバーチャルの世界でも起きているし、バーチャルだからこそ味わえる楽しさもあるなと。

あと1年半くらい前に某会社さんで某有名VTuberのモデルを動かすデモを見せてもらったことがあったんですが、画面の中ではいつも見ているかわいいVTuberが踊ってるのに、目の前で踊ってるのはおじさんで。

感動しましたね。

歌が上手い、トークが面白い等、さまざまな才能を持っているにも関わらず、世に出る機会がない人ってたくさんいると思うんですが、そういう人たちの才能を開花させることができるのは素晴らしいと思いました。

誰もがなりたい自分になれる世界がすぐそこまで来ている、と確信したし、それを自分たちの手で作りたいと思いました。


ー ご自身もDJ RIOとして活動してみてどうですか?

まず見た目がかわいいと、みんな優しいですね。
好意的に接してくれる人が多くて嬉しいし、成人男性が人から「かわいい」と言われることはなかなかないので、新鮮です。

それも偽物でもまやかしでもなく、皆本心で言っているから、良い世界だなーと思いますし、みんながかわいい/かっこいいアバターになれば世界はもっと平和になると思いますね。

今後はまず、DJ RIOとして、リアルのフェスに出たいです!


ー バーチャルではなく、リアルのフェスなんですね。

今回のフェスにしてもそうなんですが、こうして世の中が変化してきている片鱗が具体化されて映像や体験として見えると、「これできるんだ、あれもできるんだ」「ここまでできるなら、あれもしてみたい!」とどんどん発展するイメージが湧くじゃないですか。

自分が思い描いている未来を一歩ずつ具現化していって、具体的に目の前で見せられると皆の想像力がさらに湧くし、それを見て刺激を受けて、自分もやってみよう、と思ってもらえることをどんどんやっていきたいです。

いかがでしたか?
ゴールデンウィーク中(4/29〜5/5)、REALITYでフェスを再放送します。
見逃してしまった方は是非この機会にご覧くださいね!アプリDLはこちら

私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。
誰もが「なりたい自分で、生きていく」ことのできる、新しい世界の実現に向け、
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