【代表インタビュー】自らを実験台に働き方の変革を続けるレコモット。その新たなビジョンに込められた思いと世界観。 | VMV
こんにちは。レコモット採用担当です。レコモットでは、2022年初頭にビジョン、ミッション、バリューを新たにリニューアルしました。この記事では、そこに込められた思いと目指している世界観について、当...
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こんにちは。レコモット採用担当の須賀です。
この記事は、みなさんにレコモット社員のことをもっと知っていただくための社員インタビューです。
さて、さて今回は、レコモットValuesを体現し、FY25上期CEO賞に輝いた事業推進部でPMMを担当する小海にインタビューを行いました。
※PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)とは、製品やサービス(プロダクト)を市場に届け、その商業的な成功を最大化するためのポジション。「プロダクト」と「マーケティング」の両領域に深く関わり、両者の架け橋として機能します。
【はじめに:レコモットValues】
【本編:インタビュー】
●自己紹介
●受賞の取り組み
●今までとこれから
●受賞者が見るレコモット
【あとがき】
まずはインタビューの前に、レコモットValues とCEO賞についてご紹介します。
レコモットは2022年にVMV(Vision・Mission・Values)を刷新しました。
2021年に、所属部門、役職、職種、性別、年齢、在籍年数の異なる10名のプロジェクトメンバーでNext Vision Projectを立ち上げ、それぞれの立場からの多様な意見を交わし、議論を重ねて策定したVMVになります。
※詳しくはこちらの記事で (弊社CEO東郷のインタビュー記事)
半期に1度、各部門長より推薦された候補者の中からレコモットValuesに照らし合わせ、 最も模範となる行動を取った1名を受賞者として決定し、全社キックオフミーティングで表彰します。
▼過去の受賞者の記事はこちら
まず初めに自己紹介をお願いします。
はじめまして、事業推進部の小海です。入社7年目、現在はPMMとして新サービスの企画やアライアンス構築などを担当しています。 2019年に営業職として入社し、前職のルートセールス経験を活かしてキャリアをスタートしました。その後、2度の産休・育休を経て復帰し事業推進部で新しい挑戦に取り組んでいます。
今回、レコモットでは初の2回目のCEO賞受賞となりましたが、率直な感想を教えてください。
正直、とても驚きました。2回目の育休から復帰し、子育てとの両立に必死な毎日で、評価していただけるとは思っていなかったのが本音です。 だからこそ、この受賞は「頑張ってきてよかった」と心から思える瞬間でした。仕事と家庭のバランスを取りながら、必死に挑戦してきたことが、会社に認められたことは本当に嬉しいです。
ちなみに、1回目のCEO賞はどんな経緯で受賞されたのですか?
初めてCEO賞をいただいたのは、セールスとして働いていた頃、コロナ禍で社内コミュニケーションが希薄になっていた時期でした。 その状況を変えるために、Z世代のメンバーと一緒に「コミュニケーションタスクフォース」を立ち上げ、社内のつながりを活性化する取り組みを始めました。私はそのリーダーとして、オンラインイベントや情報共有の仕組みづくりを推進しました。 結果として、社内の雰囲気が前向きになり、コミュニケーションの質が向上したことが評価され、CEO賞をいただくことができました。
―――ここからは、受賞理由となった取り組みについて、レコモット3つのValuesに沿って1つずつ教えて下さい。
PMMとして新しい挑戦をされて「まずやってみる」という姿勢が評価されていますが心掛けていることはあるのでしょうか。
ITの知識など、わからないことがまだまだ多いのが正直なところです。でも、そのまま自分だけでボールを持っていても、時間だけが過ぎてしまいます。 だからこそ、わからないことを「聞くことを前提に動くこと」を意識しています。できるだけ早く、すぐに聞けるタイプでいることが大切だと思っています。 自分で調べる努力はもちろんしますが、完璧を目指して動けなくなるより、まず聞いて前に進む――そのスピード感を常に心掛けています。
この姿勢は、PMMとして新サービスを企画する上でとても重要だと考えています。正解がない世界だからこそ、早く動き、学びながら改善する。その繰り返しが、挑戦を形にする一番の近道だと思っています。
今回、販売パートナー様との関係構築の部分でも評価をされての受賞ですが意識されていることはありますか?
社外との関係構築における私の強みは、レスポンスの速さです。ボールを自身が長く持たないことを徹底していて、メールは基本的にその日のうちに返すようにしています。 スピード感は信頼につながると思っています。相手が「この人に任せれば安心」と感じてもらえるよう、できるだけ早く対応することを心掛けています。 もちろん、ただ早いだけではなく、相手の立場に立って必要な情報をしっかり届けることも大切にしています。日々の積み重ねが、パートナーとの強い関係を築く基盤になっていると感じます。
小海さんの立場では、他部門と日常的に協力しながら進める場面が多いと思います。そういったとき、どんなコミュニケーションを意識しましたか?
遠方で子育て中のため基本はテレワークで業務をしています。そのためコミュニケーションはテキスト中心です。幸い、レコモットにはテキストで丁寧に教えてくれる人が多いので、まずはチャットでやり取りします。 ただ、内容が濃くなったり、ニュアンスが重要な話になった場合は、すぐに通話をお願いして直接話を伺うようにしています。そのときは、相手の時間をいただくので、できるだけ丁寧に聞くことを心掛けています。
普段関わるのはセールス、開発、検証チームなど幅広いですが、レコモットは開発メンバーも話しやすく、意見をしっかり伝えてくれる文化があるので、コミュニケーションが取りやすい環境だと感じています。 こうした工夫で、他部門との連携をスムーズに進めることができています。
―――ここからは、小海さんの今までと今後のキャリアについて伺います
恐れずなんでも挑戦する小海さんですが、レコモットに入って苦労したことはありますか?
営業時代、特に大変だったのは自治体案件への対応です。実績がなく、プロポーザル(入札)に足を運ぶ必要がありましたが、社内でもノウハウが少なく、聞いてもわからないことが多い状況でした。 正直、何度も壁にぶつかりましたが、目の前にあることを一つずつやるしかない――そう覚悟して進めました。落札できたときの達成感をいまでも鮮明に覚えています。
これからのビジョンはありますか?
営業からPMMへとキャリアを拡げる中で、タスクフォースの事務局としてタスクを管理し、プロジェクトを進める役割にやりがいを感じています。こうした「人を巻き込みながら進める仕事」は、私にとってとても楽しいです。 特にアライアンスの仕事は、仲間探しをしながら、案件を持ってきてくれる方や関係性を構築してくれる方とつながる瞬間に大きな魅力があります。 今後は、この経験を活かして、事業全体を動かす役割やパートナーとの協業をさらに強化する仕組みづくりに挑戦したいと思っています。
――ここからは、小海さんの今までのことや今後のこと、小海さんから見たレコモットのこと教えてください。
小海さんから見てどういう人がレコモットでは活躍していますか?
レコモットで活躍している人は、少ない情報から本質を読み取る力がある人だと思います。斜め読みが得意で、限られた情報から正しい判断をする力があります。 知識量も豊富ですが、それ以上に周囲の思想や会社の方向性を理解し、その背景から「なぜこうするのか」を読み解き、自分の役割を柔軟にフィットさせながら動ける人が活躍されている印象があります。
小海さんから見てレコモットは変化しましたか?
はい、特に最近大きな変化を感じています。以前は会社として決まっていないことも多く、感覚で仕事を進める場面もありました。でも今では、決まっていないことを決める人がいて、仕組みが整ってきたと思います。 社員数も当時の3倍以上になり、自治体など公共性の高いお客様へ多くの提案を行ってきたことで、営業メンバーの知識の幅も広がりました。組織としての成長を感じます。 さらに、平均年齢も下がり若いメンバーが増えたことで、パワフルな雰囲気が強まっています。以前は私以外、平成生まれがいなかったので、この変化はとても印象的です。こうした変化があるからこそ、私自身も「変化を楽しみ、形にする」姿勢でキャリアを築いてきました。
年齢の離れた方とのコミュニケーションで意識されていたことはありますか?
先ほども述べた通り、入社時は私以外に平成生まれがいなかったのですが、世代間のギャップを感じることはほとんどありませんでした。むしろ、フラットな雰囲気で、どの部署でも幅広い年齢の方と自然にコミュニケーションが取れる環境だと思います。
そして、それは今も変わりません。社員数が増えた今でも、年齢やバックグラウンドの違いを超えて、無理なく関係を築ける文化があります。
ーーーすこしプライベートな話になってしまうのですが...
子育てをされながらの働く上で工夫されていることを教えてください。
両立させるためには、家族の理解と会社の理解が欠かせません。ありがたいことに、会社にも家庭にも理解を得られており、私自身とても働きやすく、バランスが取りやすい環境だと思います。第1子出産後もフルタイムで働いていたので、復帰にあたって不安は少なかったですが、時間の使い方を自分で調整できる制度のおかげで、子育てと仕事を無理なく続けられています。
そして、子どもとの時間は私にとって大切なリフレッシュの時間。仕事と家庭の切り替えをしっかりすることで、どちらにも全力で向き合えるようにしています。
工夫していることとしては、リモートでのコミュニケーションです。リモートでの発信は、ただ情報を流すだけだと「丸投げ」に見えてしまうことがあります。だからこそ、伝えるときに背景を添えることを意識しています。具体的には、考えられる選択肢を提示し、自分の中での答えを出したうえで、必要最低限の情報を整理して伝えるようにしています。
●応募を検討されている方へ
応募を迷っている人にメッセージをください!
レコモットで活躍している人は、志や信念を持っている人です。自分の中に軸があり、そのジャンルでプロフェッショナルとして極めたいという思いを持っている人が多いです。 一方で、レコモットにも20年間積み上げたカルチャーがあります。 空気感や雰囲気にフィットできる柔軟さも必要です。 つまり、強い志を持ちながらも、柔軟な考え方ができる人が合うと思います。やる気に満ち溢れ、自分の専門性を活かしながら、会社の方向性に共感し、変化を楽しめる人――そんな方がレコモットで輝けるとおもいます。ぜひ応募してください。
今回のインタビューでは、FY25上期に2度目のCEO賞受賞された小海さんへこれまでのキャリアや、働き方、レコモットの特徴についてじっくりお話を伺いました。
印象的だったのは、小海さんの仕事へのスタンス。挑戦の姿勢はもちろんですが成果を追求するだけでなく、周囲へのリスペクトを忘れない姿勢は、レコモットのカルチャーそのものを体現しているように感じます。
一緒に働く人が気持ちよく力を発揮できる環境をつくる――その考え方は、組織をより強く、よりしなやかにする大切な要素です。今回のインタビューが、レコモットで働く魅力を感じていただけますと幸いです。