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【社員インタビュー・エンジニア】社会を支えるインフラ産業の課題を、私たちの技術で変えていく。成長を続ける彼が目指す未来とは?

(※2020年11月より、株式会社レゴリスはスパイダープラス株式会社に社名を変更いたしました。所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点のものです。)

こんにちは!業務効率化アプリ『SPIDERPLUS』を開発・販売する建設Tech企業、レゴリスの採用広報担当です。

レゴリスで働く社員たちは、どんな思いを持って、どんな業務に取り組んでいるのでしょう?

今回は、技術開発部に所属する大栗健一さんのインタビューです。大栗さんは、前職でBtoCのアプリ開発を経験し、自社サービスを成長させる面白さに魅せられたといいます。

さらにステップアップできる環境を求めて2017年12月、レゴリスにジョイン。意欲的に新しいことに取り組む姿勢から、次々とプロダクト改善を任されてきた大栗さんに、レゴリスの開発の特色や、開発を通じて実現したいことを聞いてみました!

アプリ開発者としてスキルを高め、もっと活躍したい!

ーーこれまでのキャリアについて教えてください。

実は、キャリアのスタートはエンジニアじゃないんです。新卒では通信系の企業に入社し、営業をしていたのですが、もともと情報学部出身だったこともあり、技術系の仕事に挑戦してみようとキャリアチェンジしました。

最初の転職先は、未経験者も採用しているシステムインテグレーターでした。5年ほど在籍し、様々なお客様のプロジェクトを経験して技術スキルも身についてきた頃「今度は作って終わりではなく、自分の手でサービスを成長させてみたい」と思うように。

そこで、自社サービスを作るIT企業に入社しました。直後に、モバイルアプリ開発のメンバーを募っていたので、「新しいことをやってみたい」と手を挙げ、BtoCのネット広告系サービスの開発担当になったんです。

初期の開発メンバーは、前任者から引き継いだばかりの自分1人。大変なこともありましたが、自社サービスを育てていく経験ができたのはすごく良かったですね。

ーーそこから、レゴリスに入社することになった経緯を聞かせてください。

4年ほど経って、経営体制が変わったのを機に、担当していたサービスがストップすることに。ちょうどアプリ開発が面白くなっていた頃だったので、もっとこの分野を極めたくて新しい環境を探すことにしたんです。

レゴリスとの最初の接点は、転職者向けの合同企業説明会でした。自分が培ってきたPHPのスキルを活かせる環境である上に、自社プロダクトで急成長しているのが魅力に映りましたね。

また、社員の皆さんが穏やかで話しやすく、社内の風通しが良さそうな印象を受けました。「この雰囲気の中でなら、じっくり腰を据えて長期的に自社サービス開発に取り組めそうだ」とイメージが持てたので、入社を決めました。

使い心地に直結する重要な改善を担当。苦労した作業が実を結ぶ

ーー現在の業務内容について教えてください。

iOSエンジニアとして、『SPIDERPLUS』とユーザーの機器を連携する機能の開発や、オプション機能の改修を担当しています。現在は、工事の最終状況をチェックする機能の改修作業を進めているところです。

この改修は、ユーザーの1社である設備会社との共同開発です。「各箇所のチェックだけでなく、マクロな視点で全体をチェックできるようにしたい」と要望をいただいたことからプロジェクトがスタートしました。毎週、打ち合わせを重ねながら、仕様の調整を行っています。

ーーこれまで携わった仕事で、特に印象深いものはありますか?

入社半年後に、図面や情報をアプリに取り込む速度を上げる改善を担当したのですが、改善に入る前の準備段階がかなり大変でした。その分、達成感もあって印象に残っています。

『SPIDERPLUS』は、リリースされた2010年から何度も改善を経て現在の形になっているので、歴代の仕様書がすべて残っているわけではないんです。

なので、一部はリバースエンジニアリングのような形で仕様を洗い出す作業を行い、設計書を起こす必要がありました。プロダクトの特性上、企業によって使い方が異なっていたり、古いバージョンのサーバーを引き継いでいるために、幅広い範囲で改めて仕様を確認する必要があり、そこには苦労しましたね。

何とかクリアして準備を整え、開発自体はスムーズに行うことができました。ただ、その後もまだ課題はあって。大量のデータを取り込むテストで、お客様側の環境によってはPCやモバイル機器がクラッシュしかねないことが判明したときは焦りました(笑)。

条件を変えながらありとあらゆるテストを繰り返し、地道に積み重ねた修正の甲斐あって、リリース後に大きな問題が発生することはありませんでした。「読み込みが速くなり、使い心地が良くなった」とユーザーからポジティブなフィードバックを得られたので、安堵しましたね。

未経験の分野を含め、様々なジャンルの開発にチャレンジ

ーーレゴリスの開発では、どんなところが面白いと感じていますか?

色々なジャンルの開発に挑戦できるところが何よりも面白いです。前職で開発したアプリでは、使う技術が限定されていましたが、『SPIDERPLUS』の開発では、1つのプロダクト内で、様々な技術要素が関わってきます。

未経験の分野に携わることも多く、新しい知識を吸収しながら成長していけるのが楽しいですね。これまでの例で言うと、画像に手書きを加えるレイヤーの処理や、機器と無線で連携するネットワーク技術などが初めて取り組むもので、ワクワクしました!

レゴリスのエンジニア職の魅力は、1つの分野だけに限られることなく、幅広い分野に対して、柔軟に関わっていける点だと感じています。

ーー自社プロダクトの開発を通して、やりがいを感じるのはどんなときですか?

以前、ユーザー企業の工場で『SPIDERPLUS』を使っている現場を見せてもらう機会があり、自分が開発に関わった機能が役に立っているのを目にしたときは、とても感動しました。

開発者って、どうしても作ることそのものが目的になってしまうことがあると思うんです。でも、『SPIDERPLUS』の目的は、あくまでユーザーの課題解決。開発を通して、お客様に貢献できることに、大きなやりがいを感じています。

正解が用意されていない問いに頭を使い、上流工程の仕様作成からじっくり関われて。さらに「リリースしたら終わり」ではなく、自分の作ったものが、実際に現場でどう使われて、どんな効果が出ているかまで見届けることができるんですよね。

社会課題を解決するサービスの担い手として成長したい!

ーー最後に、これからの目標を教えてください!

まず私個人としてはプロジェクト進行のスキルを高め、開発者としてより一層、成長していきたいです。加えて、「より働きやすく、より楽しく」というレゴリスのミッションを実現できるように、組織づくりの仕事にも挑戦していきたいですね。

さらに、大きな目標として、仕事を通して、「もっと社会貢献したい」と思っています。レゴリスに入社して本当に良かったと思うのは、社会のインフラとして必要不可欠な建設業の業務効率化をサポートすることで「世の中をより良く変えていける」「ものづくりで社会に貢献している」という実感が持てるようになったことなんです。

今後も『SPIDERPLUS』を社会課題を解決するサービスとしてさらに発展させて、社会全体をより良い方向に変えていきたいですね。

ーー大栗さん、ありがとうございました!

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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