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第1回 社長が訊いてみた レイ・フロンティア株式会社/データアナリスト佐藤さん

代表の田村がメンバーが普段どのように業務をしているかを詳しく知りたいがために、スタートしたインタビュー企画。好評ならこれからシリーズ化をしていきたいと思います。第一回は、データアナリストの佐藤さんです。

1.多角的な視点でデータを分析する

田村:本日は弊社の社員であるデータアナリストの佐藤さんにお話を伺いたいと思います。まずは普段の仕事内容を教えてください。

佐藤:私はお客様からご依頼いただいたデータの分析を行ったり、会社で運営しているブログ「Rei Frontier Tech Blog(※1)」の執筆などを担当しています。

(※1) Rei Frontier Tech Blog :https://tech-blog.rei-frontier.jp
レイ・フロンティアのエンジニアが運営するブログ

田村:依頼を受けたデータ分析はどのような流れで進めていますか?

佐藤:お客様からのいただいたデータ分析案件は、「このデータを出してください」と言われる場合もあれば、「どんなデータを出したらいいですか」という相談から入る場合もあります。分析結果をそのまま数字でお伝えすることもあれば、グラフなどを用いて可視化することもありますね。

田村:なるほど。どのようにグラフの作成はしているのですか?

佐藤:SQL言語を用いてデータを出した後、ExploratoryというBIツールを主に使用しています。Exploratory内にSQL言語を記載しデータベースから必要なデータを抽出しています。その後グラフ化したり、地図に軌跡を描画することも多いですね。例えば、これはディズニーランドにいる人を可視化したものです。


Exploratoryで表示したディズニーランドの人流データ

佐藤:こういったデータから何が読み取れるのかを考えるのが1番難しいところですね。

田村:どんなところが難しいですか?

佐藤:最初に迷ったのは、当たり前の結果が出たときですね。どのように分析しようか迷って、リーダーに相談してみたんです。そうしたら「当たり前のことは悪いことではないから、わざわざすごそうに見せる必要はない。データから読み取れることを書けばいいんだよ」と言われて。それからはありのままの事実を書くようにしています。ただ、細かいちょっとした変化には常に気付けるように意識していますね。

田村:データを出すときに、佐藤さんが工夫していることはありますか?

佐藤:どんな結果でも、多角的な視点で見るようにしています。例えば新宿にいる人の人数を調べたときに、ただ人数だけを数えるのではなくて、どこから来ているのかも調べてみたり。性別や年齢別に見てみるなど、ちょっとした工夫を交えながら分析するようにしています。

田村:その多角的な視点はどうやって学んでいますか?

佐藤:まずはテーマに興味を持つことが大事だと思います。渋谷のスクランブル交差点にいる人のデータ分析なら、「どういう年代の人が歩いてるんだろう?」とか。自分が素直に疑問に思ったことはまず調べてみるようにしています。

田村:分析と聞くと数学や統計的な能力が必要だと思いがちですが、そこはある程度機械化できたり、意外と調べればすぐ出てくることで。物事に興味を持って多角的に見ることが本質的には大事なのかもしれないですね。真実のデータと多角的な視点で掛け算していくのがいいのかも。

佐藤:そうですね。自分が疑問に思っていることは他の人も疑問に思っているはずなので。

仕事に直接関係ないことだとしても、気になったことに対して執着心が強い人はデータアナリストに向いてると思います。

田村:確かにそうですね。僕も気になったことはすぐに調べちゃいます。

佐藤:私の場合はガトーショコラ作りにハマったときに、お給料いらないので作り方教えてくださいって言ってカフェに修行しに行ったことがあります(笑)。


佐藤さんの作業PC(Win)。レイ・フロンティアでは入社時にWinかMacは本人の好きなPCを選ぶことができます。

2.目的を意識して深掘りしていく

田村:他にもデータを見るときに意識していることはありますか?

佐藤:最初は都道府県単位と広く見て、次に市区町村、道路とだんだん範囲を狭めていきます。どんどん深掘りしていくことで、点と点が繋がって特徴や課題が見えてくるんです。

田村:深掘りする点ってたくさんあると思うんですけど、どのように見極めているんですか?

佐藤:「そもそもなぜこのデータを調べる必要があるんだろう?」とか「なぜこのデータがほしいんだろう?」といった目的を意識するようにしています。最終的にデータを用いてどうしたいかがすごく大事だと思いますね。

田村:求めているものを意識した上で深掘りをしていくんですね。

佐藤:あとはお客様自身が「使えそうなデータを持っているけど、どうすればいいかわからない」と悩んでいる場合も多いので、一緒に課題を見つけ出すことも注意深く行っています。結局そこがぶれてしまうと、結局出したデータも意味のないものになってしまう可能性があるので。

田村:データを見る上で大事なポイントって何だと思いますか?ニーズによっても変わると思いますが…。

佐藤:データから読み取った情報をどのように活用できるかが大事ですよね。「お昼くらいに人が多いので、カフェを増やしてみたらどうですか」とか「このエリアは迷っている様子の人が多いので、案内板を設置してみましょう」などの提案をして、最終目標に結びつくようにすることを意識しています。

3.一手間加えてグラフの見やすさも重視

田村:ブログ「Rei Frontier Tech Blog」のネタはどこから仕入れてるんですか?

佐藤:データを出すエリアや時間帯はニュースを見ながら決めていますね。

田村:ブログに使用するデータの抽出や執筆にはどれくらいの時間がかけていますか?

佐藤:早い場合だとデータの抽出は1時間以内、執筆も含めると半日ほどで終わります。でも実際にデータを抽出しても必要なユーザー数を獲得できなかったり、結果的にいまいちだったりするときもあるので、時間がかかる時は3日間くらいずっと探索してますね。

田村:ブログの執筆で気をつけている点はありますか?

佐藤:私は見やすさや分かりやすさにもこだわっているので、グラフもPhotoshopを使用して加工したりしています。

4.今後はデータの見方も指導できるように

田村:社内の様子や働き方についても聞ければと思います。1日の作業時間や出勤頻度はどれくらいですか?

佐藤:基本的には9時から18時までの時間帯に業務を行っています。入社したばかりの昨年10月頃は毎日出社していましたが、徐々に週2〜3日出社になっていきました。今はほとんど出勤せずに自宅勤務が多いですね。

田村:チーム間ではどんなコミュニケーションが行われていますか?

佐藤:分析チームはいい意味で硬くない雰囲気なので、ちょっとしたことでも気になったところがあればSlackに書き込んでいます。「このデータからこういうことが読み取れると思うんですけど、どうですか?」とか。気軽に発言できる雰囲気ですね。上司が物知りなので、「ここのエリアってこうなんだよ」と豆知識をくれることもありますね(笑)。

田村:佐藤さんは中途入社ですが、レイ・フロンティアに入る前は何をされてたんでしたっけ?

佐藤:前職はWebマーケティング会社のデータ分析チームに所属していました。ただ、そこではSQLを使わずにデータ抽出をしていたので、コードを書くようになったのはレイ・フロンティアに入社してからですね。

田村:SQLはどのように勉強されたんですか?

佐藤:本格的にSQLの勉強を始めたのは内定をいただいてからですね。入社してからはリーダーが書いた簡単なコードを真似して、慣れてきたら自分でも書いて。チーム内でそれぞれが書いたコードが見られるようになっているので、誰かが書いたのを真似できるし、逆にアドバイスももらえるので、すごく勉強になってありがたかったです。よく使うコードはノートにまとめたりもしていました。

佐藤さんのSQLノート。

田村:では最後に、これからやりたいことを教えてください。

佐藤:お客様から「出してもらったデータをどう活用したらいいかわからない」という声をよく聞くので、データの見方の指導もできるようになりたいと思っています。ちょっとコンサルに近い感じかもしれないですね。

田村:データを出すだけではなく、見方や活用法も提案できることをもっと伝えていきたいですね。本日はありがとうございました。


レイ・フロンティア社内の本棚の前で、SilentLogのポスターを持つ佐藤さん

ライティング協力:伊藤美咲さん / ステキな人やモノを広めるフリーライター。1996年東京生まれ、東京育ち。関心のあるジャンルは働き方・ライフスタイル・美容・邦ロックなど。

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