なにをやっているのか
ReProadは、
橋やコンクリート構造物(建築物)の「ドクター」をしています。
何気なく通っている橋や構造物にも人と同じように寿命があり、治療を必要とする場合があります。
また、健康体で寿命が来なくても今回の熊本地震のような自然災害に遭い、大きな被害を受け治療が必要になる可能性があります。
私たち人も診察を受け、顔色を確認され、患部を触診されるように、人工の構造物も現在の状況を表面的に観察します。これを点検と呼びます。
そして、MRIや心電図などの医療器械を用いて目で確認できない病気を調べるように、点検した箇所でどこが特に悪いのか、何が原因で悪くなったのか、今後どのように劣化していくのかを技術者の経験と最新の機械とを取り入れながら調べ分析します。これを調査・診断と呼びます。
調査診断の結果、人で言う手術が必要になることを補修補強工事と言います。補修補強工事をするのはゼネコン会社になります。私たちは、工事が必要となると詳細な精密検査が必要となり、このときに様々な解析や試験を行います。
それを踏まえて工事に必要な設計が行われます。
劣化や損傷箇所が作用し、構造物や橋の崩壊といった大きな被害にならないよう定期的に点検・調査・診断・試験を行い、人々が安心して暮らせるよう安全性を保っています。
これまで、毎年450橋もの橋を点検・調査・診断し、実績づくりをしてきました。これからは、3D(3次元)レーザースキャナーや3Dプリンター、ドローン等の最新機器を活用し、増え続ける老朽化した橋や構造物・文化財的資産・自然遺産にも対応できるよう力を入れています。
また、そのために必要な技術と検査機器の研究・開発等を含めたものづくりを提供するメーカーを目指しています。
なぜやるのか
現在、古くなったら取り壊す、また壊れた後で修理をするといった考えから、壊れる前に橋や構造物の保守・補強・補修を行いながら長く使用するといった価値観に変わってきています。
このような橋や構造物に対する「予防保全」意識の高まりから、将来の危険を見逃さないための技術が必要とされています。その技術がReProadが行っている点検・調査・診断の仕事なのです。
私たちに「健康診断」があるように、私たちの安全・安心な「暮らし」を支えるため、橋や構造物の「ドクター」が必要なのです。
どうやっているのか
現在老朽化した橋は増え続け、2022年には全国で約16万橋、全体の40%もの橋が建設されてから50年を経過してしまいます。
既存の保守対策の考え方では、点検・調査・診断、補強や補修が間に合わなくなっていきます。
そこで私たちReProadは、
2015年4月30日 中小企業事業活動促進法 経営革新計画の承認
2015年8月24日 平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金の交付決定
2016年7月12日 平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金の交付決定
を経て、ハイスペックカメラや3D(3次元)レーザースキャナー、3Dプリンター、ドローンなど最新機器を取り入れながら、技術者による品質の格差を減らし、高品質で高精度なデータをこれまでより短時間で採取できるよう技術と機器の研究・開発を進めながら増え続ける老朽化した橋や構造物にも対応できるような事業展開を行っています。
また、その経験を他分野や他業種に応用できる事業活動に取り組み、人々が安心し便利に暮らしていける世の中に必要な技術とものづくりを提供するメーカーへと成長するため、特許や他メーカーとのアライアンスも結び事業をおこなっています。
本来、技術の熟練には経験年数を要しますが、その既成概念を覆し未経験者の女性や若年者が活躍できるよう、新技術や道具・機械の導入、教育、職場の環境づくりを創業から一貫して大事に取り組んでいます。
『こうしたほうが面白い』の力で便利さを生み出していくを信念に、現実の課題を解決し未来に役立つことを使命とした理念のもと、経営を行っています。