1
/
5

#02:海外勤務経験を活かし、ゲスト対応のプロからホテル支配人に抜擢されたサクセスストーリー

いつでも笑っててほしいという願いで、両親が名前を付けてくれたという永友千晴さん。その名の通り、笑顔が素敵な普通の26歳・・・ではありません。今やホテル支配人としてリクリエで大活躍することとなった彼女のストーリーをご紹介します。



ウェディングプランナーにあこがれた10代。海外経験を経て変わったこととは?

宮崎県川南町に生まれ育ち、地元の高校は進学校の生活情報科。中学生のころからウェディングにあこがれを持ち、休日には母親と一緒にウェディングフェアを訪れたりするほどだったそう。どのようにしてホテル業界に飛び込むことになったのでしょうか。

インタビュワー(以降:イ):高校の生活情報科ではどういったことを学ばれていたのですか?

永友(以降:永):衣食住について幅広く学ぶ学科で、3年生のときにはドレスのデザインから制作をして、文化祭にて実際にウェディングドレスを着て披露するということもしました。

イ:かなり強い志望だったと思いますが、その後海外にいかれたきっかけは何だったのでしょうか?

永:洋楽や洋画も好きだったので、専門学校は英語の授業の多い中村国際学園を選びました。そこでは、1年間の海外研修があり、英語を極めつつブライダルを学ぼうと思っていました。ニュージーランドに1年間行ったのですが、私生活がとても充実していて楽しかったです。一度日本で就職してしまうと、海外に住むチャンスが減ってしまうと考え、もう一度海外に行こうと決意し、新卒ではオランダのアムステルダムにあるホテルオークラに就職しました。英語を学びたい・海外に住みたいという目的だったため、ブライダルではなく、専門学校に募集が来ていたオークラヘの入社となりました。

イ:とても行動力がありますよね。海外での勤務はどうでしたか?

永:すっごく楽しかったです!もちろん、英語もまだまだ伝わらなかったり、学ぶことが多かったりして、先輩も厳しく大変でしたが、”海外だから”という大変さはなかったですね。国の労基制度が整っていて休みが多く、旅行もたくさんできたので、英語やホスピタリティを学びつつ観光も十分にできました。

イ:そのままオランダに残るという選択肢はなかったのですか?

永:一生住みたいとも思ったんですが、同じホテルで働いていると学ぶことが減ってきているように感じて、キャリアを積みたいと感じるようになりました。現地での転職は、ビザ取得の依頼などが必要で壁を感じ、一度日本でキャリアを積むことを決意し帰国しました。

帰国後に選んだのはブライダルではなくまたもやホテル。その理由とは。

オランダにいるときにWantedlyで日本への転職先を探し始めたという永友さん。選んだのは「ブライダル」ではなく「ホテル業界」でした。

永:なぜかブライダルでの就職先は探さなかったんですよね。どうしてでしょう・・・気づかないうちにホテルが好きになっていたのですかね。ホテルという部門は変えずキャリアアップを図りたいという気持ちもあったので、ホテルオークラと違った形のサービスをしているところで働こうと思いました。

イ:ここでリクリエの入社を決められていますね。どういったところでリクリエへの入社を決めたのでしょうか。

永:自分の経験を活かせて、かつ遠隔でのサービスという新しさであったり、”IT”や”システム”という文言に惹かれ、今までとは違うキャリアを積めると思ったのが一番です。面接も、Wantedlyで見て感じた通り、堅苦しくなく、ラフな感じで面白かったのを覚えています。

ホテルコールセンター・カスタマーサービスとしての採用後、約1年でホテル支配人に抜擢!

イ:採用当初はどういった仕事内容だったのでしょうか?

永:カスタマーサービスとして入社し、ゲスト対応・新人教育・マニュアル整備・パートナー企業とのやり取りをしていました。対面でのゲスト対応ではなく、ずっとパソコンんを触りながら対応をしていく技術を身につけました。

イ:周りのメンバーはどんな感じでしたか?

永:リクリエ自体が、すべてが手探り状態の”ベンチャー企業”という感じだったし、メンバーも距離が近くてコミュニケーションがとりやすく、とても働きやすい環境でした。新しいことも学べて、いいメンバーにも恵まれて、生き生きと働いていました。

イ:リクリエで管理するホテルが熊本にできるということで、その支配人として永友さんが大抜擢されましたね。その時の状況やお気持ちを教えてください。

永:社内推薦をいただき、代表からお声掛けいただきましたね。代表から依頼を受けたときは、正直どうしようか迷いました。というのも、カスタマーサポート部門も他企業との共同営業に向けた動きで、かなり大変な状況だったことと、熊本という場所に住んだことがなかったので漠然とした不安はありました。支配人というポジションに関しては、不安もあったのですが、どちらかというと前向きでした。カスタマーサポートの業務を理解しているということが第一条件としてあったと思いますし、力量があると見込まれて声をかけていただいたのだと思い、やってみようと決意しました。

イ:支配人はどういったお仕事をするのですか?

永:当初は、1日の流れをまとめたオペレーションチェックリストもない状態からのスタートで、だれがいつ何をするかというところを整理することから始まりました。それと、アルバイトの子たちに向けたマニュアルの作成と指導を同時進行で行っていましたね。責任者として、経理面、マンスリーレポートのことなどを半年間で宇都宮さんに指導してもらいました。

イ:実際に支配人になって1年以上たちましたが、いかがですか?

永:マニュアルやチェックリストの作成を終えてからは、かなりスムーズに業務が進められるようになりました。新人のアルバイトスタッフの教育も、楽しみながらやっています。支配人会というのがあって、熊本のホテルの支配人の方々が集まる機会があります。そういったところへ参加をして、大人の方々との情報交換をするというところは、まだまだ緊張しますし、勉強の日々です。

ポジティブで責任感がある人なら、経験がなくても大丈夫!リクリエの魅力を聞きました。

イ:リクリエの「ホテル支配人」というポジションには、どういった方が向いていると思いますか?

永:ポジティブな人じゃないとできないです!小さなことを気にしていたら前に進めないですし、周りにも影響してしまいます。ゲストのこともアルバイトさんのことも、その立場に立って考えて、サポートをしっかりできる責任感のある方がいいですね。

イ:リクリエで勤務してもうすぐ2年。リクリエはどんな会社ですか?

永:一番の魅力は、常に「新しいことが舞い込んできて、手探りでスタートする」ということが定期的に発生することですかね。反対に、それを楽しめない人はしんどいかもしれないですね。(笑)柔軟な人、物おじせずチャレンジ精神がある人にはとってもいい会社だと思います。

イ:海外経験も、活きていそうですよね。現在は熊本のホテルを担当されていますが、どんなメンバーがいるのですか?

永:4名のアルバイトさんがいますが、全員に共通するのは柔軟性です。吸収が早く、もともと外国語が苦手だった子も、物おじせずゲスト対応をしていくことで自信になって、積極的に接客ができています。

イ:ゲストはどういった方が多いのでしょうか?

永:今はゲストの8割くらいが外国人ですね。この価格でグループで泊まれる数少ないホテルで、部屋の広さや設備が連泊に強く、市内の競合ホテルに勝てている要因だと思っています。家族連れや3世代旅行が多く、落ち着いた方が多いですよ。お友達同士だと20~30代の若い子たちも来てくれます。アルバイトの子には、意識してお客様との接点を持つように伝えていて、語学力アップのためもかねて、何気ない話もするようにしています。

いずれはまた海外に?Yesマンではなく、視野を広く持つことが目標。

イ:支配人としての目標を教えてください。

永:to Cに対して、Yesマンではなくきちんと前後や状況で判断をして、断るべきことは理路整然と断ることもできるようになることが次の目標です。みんなに助けられて熊本の稼働が安定してきたので、恩返しとしてもっともっと頑張ります!

イ:頼もしいですね!個人としての目標がどうでしょうか?

永:チャンスがあれば海外転勤なども視野に入れたいです。やっぱり海外の良さは忘れられないですね。

若い支配人のインタビュー、いかがでしたでしょうか。とても行動力があり、ポジティブな彼女ですが、その責任感と向上心が故に涙が出たことも・・・今となっては立派な支配人として、多くのアルバイトスタッフ、他施設の支配人に頼りにされる存在となりました。

今後、新規オープンする予定のホテルへの出向もあるかも・・・?現在は熊本のホテルで活躍していますので、熊本にいかれる際はぜひお声がけくださいね!(※好きな食べ物は”桃”です。)

株式会社リクリエでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
今週のランキング
株式会社リクリエからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?