今回は、リソースワーカー株式会社でセールスマネージャーを務める高橋 海人さんにインタビュー。
創業期のカオスな環境を選び、インサイドセールス、フィールドセールス、パートナーセールス、そしてプロジェクトマネジメントを横断的に担当する高橋さん。
HR業界で培った長年の経験を活かし、自らが「こうすべき」と感じていた戦略をゼロイチの現場で実践できることの面白さや、圧倒的なスピード感の中で意思決定を繰り返すことで得られた成長機会について伺いました。これからのHR業界のあり方、そしてAIと共存する未来を見据えた挑戦についても、幅広く語っていただきます。
高橋 海人 / セールス事業部
人材業界で約6〜7年のキャリアを持ち、自社サービスを持つ事業会社2社でインサイドセールス、フィールドセールス、パートナーセールスなどを経験。リソースワーカーでは、営業組織の立ち上げメンバーとして参画。現在はセールス全般を担当しつつ、プロジェクトマネージャーや協業先とのパートナーセールスも兼任。
現在の仕事内容を教えてください
現在はインサイドセールスからフィールドセールスまでの営業全般を担っています。それに加えて、プロジェクトマネージャーとして案件全体の管理を行ったり、パートナーセールスとして協業先との条件調整や勉強会、打ち合わせの実施なども担当しています。
かなり幅広い領域を兼任していますが、これこそが今のフェーズの面白さだと思っています。まだ組織の土台作りの真っ最中なので、自ら手を挙げれば、複数の役割を深く担当させてもらうことができます。
入社のきっかけを教えてください
もともと、与えられた業務をきっちりこなすというよりも、カオスな状況を整えたり、新しい道を作っていくことに興味があり、スタートアップ企業を探していました。また、人材業界に6〜7年携わってきた中で、今までは自社サービスを持つ事業会社を2社経験していたため、次は支援系の企業で採用をまるっと支援するような仕事がしたいと考えていました。
そのタイミングで、現役員の方に「これから新しく営業組織の土台を作ってほしい」とお声がけいただいたのが入社のきっかけです。まさに私がやりたかった「0→1に近い環境」で組織作りに挑戦できることに魅力を感じ、最終的に入社する決断に至りました。
今の仕事のやりがいや、会社の魅力を教えてください
やりがいは、本当に日々新しいことにチャレンジできる刺激的な環境であることです。
これまでのキャリアでは「もっとこうした方がいい」「このやり方のほうがうまくいくはず」と感じていた提案が、組織が大きいがゆえに通りづらい経験が何度かありました。しかし、0→1の環境であるリソースワーカーでは、当時不満に感じていたことをすべて実践できるんです。自分でやり方を考え、実行に移し、それが成功したときの達成感は非常に大きくて、一番やりがいを感じるポイントになっています。
会社の魅力としては、やはりレベルの高いメンバーが多いこと。代表や役員の方々と話す中で、勉強になることが非常に多いです。この規模の会社だからこそ、経営層の考え方や会社をどの方向に持っていきたいのか、といった事業や経営についての浸透度合が深く、納得感を持って仕事に取り組めるのも大きな魅力です。タスクベースで「やらされ感」を持って動くことは1つもありません。
そして何より、スピード感が圧倒的に速いことです。試したいことはすぐに試せますし、決定も実行も早い。「ここにこれだけお金をかけたい」と説得できれば、本当に翌日には施策が動き始めています。
仕事を通じて成長したことを教えてください
大きくは2つの点で成長を実感しています。
1つ目は、自分で決断する回数が格段に増えたことです。この規模の会社だと、営業の私でさえ「高橋さんのやりたいようにやっていいよ。どれぐらい変わるか試算して、利益が出るならやっていいよ」という話が頻繁に上がります。
普通の大企業にいると、サービス導入や大きな投資について、自分が決断する機会はほぼありません。しかし当社では日々、サービス導入や予算に関する決断を、現場判断で行う必要があります。その中でお金に対する考え方や、その投資をどう成功に持っていくかの戦略部分について深く思考し、実践する力が身につきました。
2つ目は、無形の商材を扱う思考力が身についたことです。以前は有形商材の事業会社だったので、「これを売りましょう」という形あるものを売ることが中心でした。しかし今は、形のない「採用支援」という無形の商材を扱っています。
そのため「なぜ私たちから買うのか」という問いに対し、お客様にとって本当に良い採用を実現するために、どのような支援が必要かという本質的な部分を追求するようになりました。無形の商材だからこそ、「どういう支援をしたら採用が成功するのか」を深く考え抜き、提案する思考力が成長したと感じています。
これからの夢や目標を教えてください
最終的な目標は、この会社を大きくしていき、「人々が適材適所で一緒に働ける世の中」を作ることです。そしてそれを、AIの力を使いながら実現していきたい。AIがやるべき仕事はAIに任せ、人間がやるべき仕事は人間がやる、という世の中を、私たちがしっかりと作っていきたいと考えています。
今後の人材業界は、AIが絡んでくるのは確実で、すでに多くのところでAIが活用され始めています。そのため日々、「AIを使って採用していくにはどうすべきか」「AIが普及したときに、どのような仕事が人間に残るのか」ということについて思考を巡らせています。
リソースワーカーに向いている人はどんな人でしょうか?
「本当にこうやったほうがいいんじゃないか」という自論や問題意識を持っていて、それに対して能動的に動ける人が向いていると思います。
まだまだ当社の営業組織は立ち上げフェーズであり、上司もまだおらず、基本的に自己判断で進めていくことが多いです。だからこそ、自分のやりたいことがあり、それをちゃんと問題提起し、提案し、実行までできる人が活躍できる環境になっています。
また、探究心が強く、それをアクションまで起こせることも重要だと感じています。「過去こうだったから、こういうことをやってみたらどうだろう?」というように、知識だけで終わらせず、常に新しい可能性を探求し、試行錯誤できる人なら、このカオスな環境をより楽しむことができるはずです。
最後にリソースワーカーに興味を持った皆様へ メッセージをお願いします!
リソースワーカーは今、売上も徐々に伸びており、今後も様々な新規事業を行っていく予定の成長期にあります。
「カオスな環境に飛び込みたい」という方はもちろん、「AIかける人材業界がどう発展していくか」という誰も予測ができない領域で、新しいチャレンジをしていきたい方。「世の中をこんな風にしていきたい」という熱い想いを持った方がいれば、ぜひ一緒にリソースワーカーを大きくしていきましょう。あなたの持つ自論や探究心を、ここで存分に試してみてください!