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僕がクックパッドを退職してリスタを立ち上げた理由

技術部長の池田(@mikeda)です。リスタを立ち上げる前は、クックパッドに勤めていました。

やめたのはもう1年半も前のことですが、「なんでクックパッドやめたの?もったいない!」とたまに聞かれるので、書いておきます。

クックパッドでやっていたこと

自分はクックパッドに1年ほど在籍しました。
前半の半年はインフラ部に所属し、後半は『クックパッド・ジョブ』という子会社の立ち上げに、一人目のエンジニアとして参加していました。

クックパッド・ジョブは、クックパッドの求人領域への事業拡大のために2016年11月に活動をスタートし、アルバイト領域をターゲットにした求人サイトを立ち上げることになりました。
代表は元グッドウィル代表の神野(現リスタ代表)が着任し、当時、求人広告を獲得するための営業とサービスの開発とが同時並行で、急ピッチで進められました。
リリース日にむけて人員も増員され、準備は順調に進んでいましたが・・・

サービスリリース数日前のどんでん返し

ご存知の方も多いかもしれませんが、その頃クックパッドでは料理事業への原点回帰を求めたお家騒動がありました。料理以外のサービスであるという理由で、クックパッド・ジョブは、リリースにいきなりストップがかかってしまったのです。
それがなんとリリース3日前!
いやー、人生ホントなにがあるかわかんないですね。

再開のメドが立たずにプロジェクトは停止し、増席が間に合わなくて6席に10人座ってワイワイとサービスを作っていたのが、ほんの数日で自分1人になってしまいました(´・ω・`)

結局、クックパッド・ジョブはサービスをリリースすることなく、クックパッドを出て行くことになりました。

でも、自分含めて関わってきたメンバーは『じゃあこのサービスは終わり!次!』という気持ちには、どうしてもなれなかったんです。そこで…

社名通り、リスタート!

『株式会社リスタ』はそういった経緯で、クックパッドを離れた『株式会社クックパッド・ジョブ』が社名を変えて再スタートしたものです。
社名の由来は『リスタート』です。

自分はクックパッドを退職してリスタについていくことにしました。

会社がいろいろドタバタしていた時期なので、へんに同情されたり余計な火種にならないように、周りには「スマホ版のロマサガ2が出たので退職します」と言って退職しました。
意外と本気に思われて「mikedaさんもあの年でニートとか大丈夫か」とか、心配されたりもしましたね。(笑)

リスタを選んだ2つの理由

『大きな市場で勝負できる』『社会的な意義がある』といった理由もありますが、やはり大きかったのは次の2つです。

  • 実績のある経営者と一緒に事業ができる
  • クックパッド時代にスタートの素地ができていた

実績のある経営者と一緒に事業ができる

代表にグッドウィル元代表の神野さん、取締役に価格コム・クックパッド元代表の穐田さん。
これだけ実績のある経営者とこれだけ近い距離でいっしょに仕事が出来る環境は得難いものだなと思います。
すごくいい経験だし、いろいろ前提が崩れたけどこのメンバーなら事業はどうとでも立て直せるだろうと感じました。

クックパッド時代にスタートの素地ができていた

もし自分がゼロから求人サービスを立ち上げたとして、初期の顧客獲得はかなり厳しいだろうなと思います。
クックパッド時代に獲得した数十社、7000件の求人広告が既にある状態でゼロスタート出来るというのは、すごくチャンスだと感じました。

これからのチャレンジについて

リスタとしてリスタートして、JOBLISTという名前でサービスをリリースして、求人広告数も5万件を超えました。

街の求人貼り紙を投稿するiOS・Androidアプリもリリースしました。
投稿数は3万件を超えて、『今WEB上にないものも含めてすべての求人を網羅する』という目標にも少しづつ近づいてきました。

自分も、事業と組織も少しづつ成長してきています。
今後は特にユーザーにどう使ってもらうかということについて、いろいろチャレンジしていくつもりです。

組織としては今は社員10名程度の規模です。これから中長期的にいろんなスキル・考え方をもった人に入ってもらって、やれることをどんどん拡大していきたいと思っています。興味がある人はぜひご連絡下さい!

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