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幼いころから憧れていた新幹線の車掌から、ITコンサルタントへ転身したその理由とは

RITのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第5弾は、コンサルタントの松本大輝です。RITにジョインした経緯や会社への想い、組織の特徴などを語ります。

プロフィール
松本大輝
明治大学経営学部卒業後、東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)で東海道新幹線の車掌職を経験。もっと挑戦したい、将来の可能性を広げたいと思い、2019年4月よりRITに参画。


自分のキャリアを見直すきっかけになったのは、大学時代の友人達の姿だった。


ー前職について教えていただけますか?

前職は新幹線の車掌です。もともと小さい頃から鉄道というか新幹線が大好きだったというのと、就職活動をしているときの自己分析をきっかけに、社会公共性が高いものに携わりたいなっていうのもあって、鉄道会社を中心に就職活動をしていました。大手の私鉄の会社からも内定もらったんですけれども、やっぱり新幹線への憧れと、より社会公共性の高い会社で働きたいと考えて最終的にJR東海を選び、東海道新幹線の車掌として乗務していました。


ーいわゆる車掌の仕事というのは、具体的にはどんな内容なのでしょうか。

車掌の業務は専門用語で言うと“運転取り扱い”って言うんですけれど、車両のドアの開け閉めとか発車時のホームに危険がないかっていう確認などが一番重要な業務です。それに加えて駅到着前の車内放送であったり、車内を巡回して何か異常はないかどうかの点検、お客様の切符を拝見したり必要に応じて切符の販売などもしていました。お客様とコミュニケーションとるのが好きだったので、車内放送や接客は得意でしたね。そして何よりも車掌としての誇りがありました。手袋とかバッチとか今でも大事に持っています。


お気に入りの車両の一つ、283系オーシャンアロー


ー憧れの仕事に就いたけれども転職決めた、その理由を教えてください。

一言でいうと、不安になってしまったんです。大学では経営学を勉強していたんですが、大学時代の友人たちは学んだことを活かして活躍していたんです。きっかけになったのは、社会人になって久しぶりに友人達と飲みに行った時です。「仕事何やってるの」って聞いたら、営業やってます、マーケティングやってます、企画やってますとか、いわゆる“ビジネス”をやっていて。僕は、確かに憧れの職業には就いたんですけれど、鉄道業界って専門性がとても高いじゃないですか。ということは、他の会社では通用しないかも……というところに不安を感じるようになってしまい、転職したほうがいいかなって思うようになりました。


多くの会社を見ていく中で、自分の感覚と一番フィットしたのがRITだった。


ー転職活動をしていた時、自身の中で会社選びの指針はありましたか?

前職が社長なんて入社式でしか見たことないっていう、全社員をカウントすると2万人もいるようなめちゃくちゃ大きい会社だったので、その反動か、フラットな組織で経営層とのコミュニケーションもとれるような会社を考えていました(笑)。それとずっと会社務めは嫌だなと思っているので、将来独立できる可能性があってそのためのスキルが身に着けられるような会社ということも重視していました。まずは何かしらの職で、最低限のビジネススキルを身に着けたい思っていたので、業界や職種、領域を特定は特定せずに活動していましたね。


ーなぜRITを選んだのでしょうか、選んだポイントを教えてください。

転職活動を通じて多くの会社を見たり採用担当者と話をしましたが、その中で一番自分の感覚とフィットしたのがRITだったんです。なんて言えばいいんだろう、うまく言葉で表現できないんですけれど、「肌感覚が合う」っていうのがあって。なんか、ベンチャーでコンサルってゴリゴリガツガツした人が多いっていう印象だったんです。転職活動していて、実際にそういう印象を受けた会社もありました。だけどRITはなんか穏やかだなぁという雰囲気を感じて、心身ともに健康に働けそうだなって思ったんで選びました。


ー今携わっている仕事の内容を教えてください。

主にプロジェクトが円滑に回るようにサポートする仕事をしています。具体的な僕のロールとしては、QA管理やタスクの進捗状況の管理、会議の調整、議事録作成などがあります。今だったらシステムのテストのフェーズにあるので、テストの進捗状況の報告書作成もありますね。とにかく資料作成が多いです(笑)。最初はわからないことだらけでしたね。専門用語もわからないし、聞き逃すと推測もできないので、とにかくわからないことはすぐに調べました。今のプロジェクトには2019年から参加していますが人間関係にも恵まれていて、とても仕事がしやすいです。

1日のスケジュールをご紹介!こちらはクライアントのオフィスで仕事をするときの例です。

RITは人を想ってやりたい事を後押しして応援してくれる、心理的安全性が高い場所。


ーRITという会社の最大の魅力って何だと思いますか?

RITの魅力は自分がこれをやりたいっていうと、「いいね、やろうよ」みたいな感じで背中を押してくれる環境、そこが魅力なんじゃないかなって思います。僕はまだ「これをやってみたい」と手を挙げたことはないんですけど、やりたいことをどういう形態であれ応援してくれるっていう安心感がありますよね。やってみたいことはあるので、これにもうちょっと磨きがかかったら、手を挙げてみようかなって思っています。


ー最近会社の制度を利用して良かったことや変わったことなどはありますか?

会社がフルリモートを導入したので引っ越しました。週に何日かはクライアントのオフィスで仕事をしているのですが、前よりも近くなりましたね。引っ越した先のご近所さんとも仲がよく、何も予定のない土曜日にご近所さんを誘って途中コンビニでビール買ってみんなで稲村ケ崎でビール飲みながら浜辺でぼーっと過ごすなんていうこともあります(笑)。あと、リフレッシュ休暇を利用して9日間で日本一周してきました。スタートは九州の枕崎で、ゴールは北海道の稚内です。在来線のみの利用などといった縛りは一切設けず、自分の乗りたい行きたいルートを気ままにめぐる旅でした。おすすめの路線は3つあって、紀勢本線、五能線、釧網本線です!

日本一周旅行で堪能した絶景(五能線より)


ー自分の将来像っていうのはありますか?

短中期的なイメージとしては、もうちょっと自分の力を高めたいっていうのがありますね。地方創生に興味があって今でもプロボノ(※1)で他のベンチャー企業に参画していたりするんですけれども、将来的には地方に移住して、そこで自分の事業を興したいなって思っています。ざっくりですけど。まだ具体的なビジネスモデルも作っていないので、本当にざっくりで(笑)これから仕事を通じてあれこれ策を練っていくような感じですね。
(※1 スキルや専門知識を活かしたボランティア活動のこと)

プロボノ先のサービスで、熊本の洋蘭農家さんにお手伝いに行ってきました

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