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【プロフェッショナル PM/PLの流儀vol.10】社内外で発信し続けるITアーキテクトとしての道

大学卒業後、エンジニアになった理由を教えてください。

小さい頃の夢が、父の職業「システムエンジニア」だったんです。
成長するにつれて忘れていた時期もあったんですが、いざ大学卒業を前に就職活動を始めて
IT業界以外の会社の選考を受けてみたときにあまりにもピンと来なくて。
自分の中でもっと勉強を続けたい、という気持ちがあったので、
仕事をしながら学び続けることができて、なおかつそれが評価されてお給料をもらえる
というエンジニア職に非常に魅力を感じました。
その結果、文系出身、プログラミングも未経験の状態から前職のIT企業へ入社しました。

そこでのお仕事内容と、シアトルへの転職理由は?

その会社ではシステム導入からの問い合わせ対応やヘルプデスクを担当した後に
開発をしたいと希望を出して、ウォーターフォール型開発で金融系の開発に携わっていました。
担当領域としてはマネジメント、要件定義や設計など上流工程を担当していたのですが、
当時悩んでいたポイントとしては、

・上流工程から下流工程まで一貫して対応できるエンジニアになりたいのに、下流工程に携われない
・会社にアジャイル開発で小規模かつリリースサイクルの早いプロジェクトがない

という2点でした。
エンジニアとして早く経験を積みたい私と、設計からリリースまで約2年かかるような現場のギャップが
大きくなり続けた結果、
上流工程から下流工程まで、スピード感を持って一貫して携われる開発環境を求めて転職活動を行い、
2018年にシアトルへ入社しました。

入社時のシアトルのイメージは?

正直なところ、入社当時は「若手が多い会社」が自分にとってプラスなのかマイナスなのか、
少なからず不安に思う気持ちがありました。
それでも挑戦したい思いがあり入社して、2,3年目の子が1年目の子のOJTを担当していたり、
社内チームリーダーとして活躍しているのを目の当たりにし、
若い力があるからこその会社全体の成長スピードを肌で感じました。
もちろんベテラン層も在籍しているので、グループマネージャーが上に立って方針を決めたり、
全体を見てあげながらチームリーダーがメンバーと1on1をしたりしているような環境ですね。
私自身も今年はOJTとして新卒の教育担当をしましたが、
「時間がかかってもクオリティが低くてもいいから、まずは自分で考える力をつけよう」を
モットーに教えていました。

社内外への技術発信について教えてください。

前職時代に周りに開発に携わっている方が少なかったこともあり、
「世の中の女性エンジニアってどんなふうに活躍しているんだろう」ということを知りたくて
Javaに関する勉強会を開催しているコミュニティを訪れ、今は運営メンバーとして在籍しています。
活動としてはJavaの最新リリース内容をまとめて時には主催側として発表したり、
現場で得た知識をコミュニティ内の方に伝えたりして社外での繋がりを広げています。

社内ではJavaをメインに技術の知見を深めるチームに所属しているので、
そこでメンバーに対して基礎の基礎から教えています。
チーム会は月1開催なので、それまでに「自分自身でもこれを勉強しないと」と、
いいタイムリミットになっていますね。

今後のキャリアビジョンは?

シアトルではどちらかというとマネジメント側に進む人の割合が多いですが、
私はアーキテクトを目指して勉強を続けていきたいと思っています。
もちろん新卒のOJTや後輩の教育担当は今後もしていきたいですが、
プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを目指すというよりは
技術を突き詰めていきたいですね。

シアトルは会社として急拡大しているがゆえに、これまで社内で培ってきた知見だけでなく
社外で経験を積んできた人の知見と併せてリーダー層が成長していくことが必要になってくるので、
私はアーキテクトとして現場で活躍しつつ、社外のコミュニティからの知見を得て
それをチームメンバーや後輩に伝えることでシアトルに貢献していきたいなと思っています。
特に今期は中堅層の方がたくさん入社してきてくれているので、
それぞれの経験をシアトルの強みにしていきながら、会社を一緒に成長させていきたいですね。

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