みなさんこんにちは!
「週刊センセイプレイス」も、今回で第3回目。
今回は、センセイプレイスでインターンをしている篠原がお届けします。
ぼくは去年の11月からセンセイプレイスでインターンとして働いています。センプレで働きはじめて、約半年の時が過ぎました。
そんなぼくが今回お話ししたいことは、以下の3つです。
・センセイプレイスに共感するきっかけとなった、仮面浪人時代の話
・ぼくがどのような想いで、センセイプレイスで働いているのか
・センセイプレイスで働く前の自分と現在の自分とで変化した部分
この記事を通して、センセイプレイスがどんな会社なのか、センセイプレイスで働くことで自分がどう変わっていったか、少しでも知っていただけたら幸いです。
教育に対する熱い思いをもっての大学受験。仮面浪人を通じて、はじめて自分と向き合えた。
まずは、ぼくの受験生の時を振り返ってみたいと思います。
元々教員を目指していたこともあり、教育には興味がありました。大学で教育について勉強したい・将来教員になるために大学に行きたい、そんな思いから受験勉強を始めました。
高校時代はとりあえずがむしゃらに勉強しました。しかし、現役時は思うように結果が出ず、自分にとって不本意な大学、かつあまり興味のない学部に進学しました。
しかし、進学先で自分のやりたいことができないことに対して不満がたまり、仮面浪人を決意。
この時はかなり迷いました。親にもう一度受験したいということを伝えること。入学金・前期の授業料も払ってしまったという状況。なにより自分の家族としては初の大学進学ということもあり、家族みんなはすごく喜んで、ぼくに期待をしてくれていました。そんな期待を打ち壊してしまうことが本当に怖かった。
今でもその気持ちを伝えるために、スマホの通話ボタンを押すか押さないか、葛藤していた時の気持ちを良く覚えています。しかし、しっかり話してみると応援をしてくれたので、吹っ切れた思いで、2回目の受験勉強をスタートさせることができました。
仮面浪人を決意した最初の1か月は、大学の勉強と両立しながら受験勉強をしていました。しかし、大学との勉強の両立に限界を感じるようになっていくようになりました。ですので、大学を休学し、6月頃からは大手予備校に通い始めました。
けれども、「大手予備校に通ったら何かが変わる」という自分の幻想は打ち砕かれました。
最初はもちろん先生の指導力の高さ、わかりやすさに感動していました。「このままこの授業を受けていればどんどん自分の学力は絶対に伸びていく」と、本気でそう思っていました。
でも、現実は違いました。いくら予備校の先生の授業のレベルが高くても、一番大事なのは自分がその知識をどのように自分のものにするかという部分。実際試験に行くのも自分自身。予備校に入ってしばらくしてこのことに気づきました。
解決策が見つからない中、とりあえずぼくは勉強しました。なにをしたら良いかよくわからないし、なにをどうしたら学力が上がるのか。このような答えをネットや予備校の先生、友達に求めながら勉強していました。
今思えば常に見つかるはずのない答えをずっと探し求めていました。正直、現役の時と同じことを繰り返していると薄々自分でも感じていました。この期間は本当に辛かったし、苦しんでいました。
でも、現役の時と仮面浪人の時の大きな違いがありました。それは、「受験を通して苦しんでいたこの期間は、人生で一番自分自身と本気で向き合った時間だった」ということです。
自分と向き合ったあの時間は、今の自分にとって一つの自信になっていますし、あの期間を経たからこそ、今の自分がいると思っています。
そんな仮面浪人を経て、ぼくは最終的に法政大学に合格しました。浪人時に目標にしていた早稲田大学には届きませんでしたが、自分としてはとても満足のいく結果でした。
センセイプレイスに強く共感するきっかけは間違いなく仮面浪人の経験にあります。
大手予備校に通い、一方的に与えられていく授業。どれが自分に必要で、どれが自分に不要なものかが全く分からないまま、勉強をつづけてきた。そして、苦しんだことで自分とはじめて向き合うことができた。
そんな仮面浪人の経験があるからこそ、「生徒が主体的に学び、お互いが学び合う」ということを実践しているセンセイプレイスに強く共感できている、ぼくはそう思っています。
自分のように、苦しみながら勉強している人を1人でも多く救いたい。そんな想いでセンセイプレイスに。
浪人生活が終わった時には「この自分の経験を活かしたい、何かを伝えたい」というかなり熱い想いがありました。しかし、センセイプレイスはもちろんのこと、他の塾・予備校で働くこともなく、一般的な大学生のように、居酒屋でアルバイトをしていました。
そんなある日、センセイプレイスの卒業生で、現在はインターンとして働いている友人から、「一緒に働かないか?」と声をかけてもらいました。もともと教育に興味があったし、浪人時代の経験が活かせるかもしれないということもあり、代表の庄司さんからセンセイプレイスについて、お話を聞くことにしました。
そのときに庄司さんが話していたことに非常に共感しました。
「今までのような、先生が生徒に一方的に何かを教える・与えるだけの『教育』というものを、生徒が主体的に学び、お互いが学び合うという『共育』に変えていきたい。世の中を本気で変えていきたい。」
そんな庄司さんのお話を聞いたとき、「自分も受験生の時にこのサービスに出会いたかった」と心から思いました。そして、ここならかけがえのないものを得られると思い、センセイプレイスにジョインしました。
現在はセンセイプレイスでコンサルタントとして働いています。
コンサルタントとは、センセイプレイスのことを気になってくれている人・受験勉強を通して悩んでいる人に体験指導という形で、相談に乗るという人たちのことを指します。
コンサルタントとして日々働いていると、自分の受験生活の時と同じように苦しんでいる人がたくさん問い合わせてきてくれます。そんな受験生に対してぼくは、
・自分のような苦しい思いをして受験勉強をして欲しくない。
・自分のような苦しい思いをする人を一人でも減らしたい。
・大学受験という時間を通して、有意義な、そして人生が変わるような体験をして欲しい。
このような想いで一人一人の生徒に向けて指導をしています。
ぼくの想いは一人一人の生徒に届いていると思いますし、一人の人生が変わるきっかけを与えることができていると自信を持って言えます。
実際、体験指導を通してセンセイプレイスに入会した生徒たちは非常に充実した受験生活を送っていて、生徒の様子を見ながら、毎日感動を発見することができています。
悩んでいる受験生1人1人に対して真剣に向き合ってきたからこそ、人生を変えるレベルの感動体験を届けることができる。そんなコンサルタントという仕事に、ぼくは強い誇りを持っています。
何も考えずに大学生活を過ごしていたぼくが、はじめて本気で物事に打ち込めた。
大学二年生の秋からセンセイプレイスにジョインすることことになったのですが、それまでは何をしていたのか。結論からいうと、ただただ毎日をなんとなく過ごしていました。
アルバイトをして、お金をためて、遊んで、飲み会をして・・・の繰り返し。もちろんその日々が無意味だったとは思いません。楽しかったですし、大学生っぽいことができて、そこの部分は満足しています。しかし、その大学生っぽいことをしている期間には違和感を抱いていました。
・大学受験の時のような本気で勉強に取り組んでいた自分はどこに行ったのだろう
・教育について興味がありながら何もできていない自分ってなんなのだろう
何かを頑張りたくても頑張れないという状態。「ぼくが仮面浪人をしてまで過ごしたかったのは、こんな大学生活だったのか」という気持ちを抱えながら、日々過ごしていました。
しかし、センセイプレイスにジョインをしてから、「一つのことに対して本気で向き合う」ということをするようになりました。コンサルタントとして働く中で、課題を見つけて解決し、いいところはさらにのばしていく。そんなサイクルをとても楽しんでいる自分がいます。
もちろん、自分が興味のある教育分野に携わることができたことも要因の一つかもしれません。しかし、いまぼくが没頭できている一番の要因は「センセイプレイスで働いている一人一人が目の前のことに本気で取り組んでいる」という環境に身をおいたからなのかもしれません。
センセイプレイスで働いている一人一人が、
・本気でこの子の人生を変えたい
・本気でこの子にセンセイプレイスで変わって欲しい、人生が変わるような体験をして欲しい
という思いをもって、一人一人の生徒に接しています。
そんな熱い仲間がセンセイプレイスにはたくさんいます。ぼく自身もそうですが、センセイプレイスにいる仲間たちは、悩める受験生に本気で向き合っています。生徒と本気で向き合う日々に、ぼくはとても充実感を感じています。
受験を通して、生徒一人ひとりと本気で向き合い、感動体験を届ける。センセイプレイスはそんな場所だと思っています。センセイプレイスを創っている一人として誇りを持ってこれからも働いていきます。