こんにちは! 株式会社7garden、HR/PR担当のヒロセです🌏
今回は、Hotel Vintage 目黒不動前で支配人を務める今井さんにインタビューをしてきました🎤
前職はウェディングフォトカメラマン。ホテル業界は完全未経験で入社して、半年も経たないうちに支配人に。さらにゲストの7〜8割が海外の方なのに、英語はほとんど話せない。
そんな今井さんがなぜ7gardenを選んで、出勤日にはどんな1日を過ごしているのか、じっくりお話しを聞いてきました。
「ホテルで働くことに興味がある」「異業種からの転職を考えている」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください✨
▍転職のきっかけと、7gardenを選んだ理由
7gardenに入社する前は、どんなお仕事をされていたんですか?
新卒からウェディングフォトカメラマンをしていました。結婚式は、一生に一度と言われるようなイベントなので、お客様との関係は基本的に「結婚式の当日まで」で完結してしまいます。もちろんすごく大切な瞬間に立ち会わせてもらえるのはやりがいがあったんですけど、よっぽど仲良くなったなどない限り、もう2度と会えない、というのが寂しいなと感じていました。
転職を考えたとき、なぜホテルだったんですか?
接客業を続けたいという思いはあったのですが、カメラマンって、どんな業種についてもできる仕事だと気づいて。SNS用の写真を撮るとか、広報に絡めるとか、やろうと思えば続けられる。だからカメラの仕事にこだわるより、自分が本当にやりたい接客の仕事をやろうと。
ホテル以外にも販売とか営業とかも選択肢にあったんですけど、ホテルを選んだのは、お客さまに「行ってらっしゃい」と「お帰りなさい」が言える仕事だから、というのが一番の理由でした。
ブライダルって、お客様と2度とほとんど会えないんですよね。
でもホテルだったら、また帰ってきてもらえる可能性がある。
それだけで、ずっとやりがいを持って働けると思ったんです。
7gardenを選んだ決め手はなんでしたか?
面接のときに、ゲストの7〜8割が海外の方と聞いていたんですけど、不動前っていう場所にそんなに海外の方が来るのかなって、正直あんまりリアルに想像できなくて。「まあまあいけるでしょ」くらいの感覚で飛び込んでしまいました。
実際入ってみたら、英語が使えないスタッフは自分だけという状況だったんですけど(笑)。
それはそれとして、ここで働き始めて、「まちに出会う、まちをつなぐホテル」というサービスコンセプトがすごくしっくりきています。
単に泊まる場所を提供するんじゃなくて、ゲストと不動前というまちをつないでいくっていう感覚。ゲストに近隣のお店を紹介したり、まちの雰囲気を伝えたりするのが自分は好きで、それがそのままホテルの仕事の一部になっているのが、ここの面白さだと思っています。
🌿 Hotel Vintage 目黒不動前 サービスコンセプト
「まちに出会う、まちをつなぐホテル」
不動前というまちを拠点に、地域の人・お店・文化とのつながりを大切にする。
ホテルをきっかけにまちに出会い、その魅力を届けていく。
そんな循環のなかで、お客様にも、地域にも、そして私たち自身にも笑顔が広がる宿を目指します。
▍支配人として、日々やっていること
支配人として、普段どんな仕事をしていますか?
フロントに立って、チェックインとチェックアウトの対応をしながら、清掃スタッフの段取りを組んで、最終チェックもやって..という感じで、全部やります。
今日は10部屋のチェックアウトの予定だったんですが、1部屋、チェックアウト時間になってもお客様が出ていらっしゃらない。ノックをしても返答なし。結果レイトチェックアウトになって清掃のペースが乱れつつ、なんとかチェックイン開始の15時までには全室終わらせました。こういうことが日常的にあります(笑)。
清掃も支配人自ら入られるんですか?
清掃のメンバーは別にいるんですけど、フォローには入りますね。入社して最初の1ヶ月くらいは清掃研修がメインで、体力的に腰も痛いし、爪も割れるしって感じで、けっこうきつかったです。
でも、自分たちで清掃をやるからこそ、ゲストから何かご要望やご不満が出たときに、すぐ自分たちで動けるんですよね。そこはすごくいいなと思っています。
最終チェックで特に気をつけていることはありますか?
スタッフには「オープン初日に泊まったようなお部屋を作ってほしい」と伝えています。髪の毛とか、ほこり、指紋、タオルの枚数、そういうところを特に気をつけて見ています。
以前、チェックイン直後に「洗面台が汚い」という指摘を受けて、すぐ清掃対応をしたのですが、その数時間後に「今度は部屋に髪の毛が落ちている」という連絡があり。。
私はもう退勤してしまっていたので、現場のスタッフに部屋替えで対応をしてもらいました。そして翌朝、チェックアウトの際にお詫びとしてカフェのドリンクとパンをプレゼントしたいとお伝えしたのですが、受け取ってもらえなかったんです。2回も嫌な思いをさせてしまっていたから。
1回目に指摘を受けた時点で、部屋全体を自分でもう一度確認すべきでした。それが一番の反省です。
今でもこのときのことは鮮明に覚えていて、自分の中で一番大きな学びになっています。それ以来、何かひとつ気になることがあったら、その場で全部確認する。「これくらい大丈夫だろう」は絶対に思わない、というのが自分の中でのルールになりました。「オープン初日のお部屋」という基準も、このときの経験があるからこそ、スタッフに何度も伝え続けているんだと思います。
(📷 自分で作った部屋に対しても、厳しい目でチェックします)
▍英語が話せないのに、ゲストの8割が外国人
英語がほとんど話せない状態で、海外のゲストが多い現場はきつくないですか?
きついといえばきついんですけど(笑)。「英語が話せないスタッフがいて不便だった」っていうコメントは絶対もらいたくなくて。英語は話せないけど、すごく親切にしてくれたな、って思ってもらえるように意識しています。
もちろん絶対にご案内すべきことは、英語がスムーズに出てくるように事前に予習してから出勤するようにしているんですが、でもやっぱり難しいのは、細かいニュアンスを伝えるときで。
たとえばゴミの分別をお願いする紙をお部屋に置いているんですが、「できる範囲で大丈夫ですよ」っていう柔らかいニュアンスを英語でどう伝えるか、中国語だとどうなのか。中国のお客様から「ゴミの分別が嫌だった」という口コミをいただいたこともあって、細かいところまでちゃんと伝えられていないなって、まだまだ課題です。
(📷 まだまだやること、覚えることばかり、客室にこもり頭を抱えている時間もあります)
▍忘れられないゲストとの話
これまでで印象に残っているゲストとのエピソードを教えてください。
カリフォルニアから来たご家族が10日間滞在されていたのですが、お母さまがもうめちゃくちゃ陽気な方で。
最初のきっかけは、お部屋の空気清浄機の使い方がわからないっていうのをお手伝いしたことでした。それ以来、毎日声をかけてくれるようになったんです。「タクシーに乗りたいんだけどアプリに住所を入れてほしい」とか、「ここからここまで何分かかる?」とか、調べればすぐわかることも全部私に聞きにきてくれたり、毎日今日はどこに行くとか、今日はここに行ってきて超楽しかった!みたいな話も報告してくれて。
最終日、もう会えなくなっちゃうんだなって思ったら気づいたら悲しくなってしまって。そしたら「絶対帰ってくるから、あんた頑張んなさいよ」みたいなことをハグをしながら言ってくれたんです。
「スイーティー」って呼んでくれて、カリフォルニアに来るときは絶対連絡してって、そう言ってタクシーで去っていきました。
ホテルのスタッフとしてじゃなくて、また会おうね、っていう感じのお別れができたのがとても嬉しかったです。
この仕事やっていてよかったな、って思った瞬間でした。
誕生日や記念日のゲストへの対応もされている?
予約のときに旅行の目的を記載できるサイトだと、誕生日って書いてくれていることがあって。あと、事前に全員に「旅前のご案内」っていうメールを送っているんですけど、その返信で「誕生日で行くよ」とか「ハネムーンです」とか教えてくれる方も多いんです。
そういう日はバースデーカードを用意して、一言添えてお部屋に置いています。海外のゲストには「1年に一度の大切な日を、日本で、しかもこのホテルで過ごしてくれてありがとう」ということを伝えて。カップルだったら、コーヒーのドリップバッグを添えて「お部屋でゆっくり楽しんでね」みたいな一文を書いたりもします。
あとはたまに、ケーキや飾り付けグッズをいっぱい持ってチェックインされるカップルの方がいらっしゃるので、その時は「もしかしてサプライズですか?」とお声がけをして、「よかったらお相手へのお手紙も一緒に書きませんか?」とご提案することもあります。
(📷 ホテル見学ご案内中の姿を隠し撮りしようと思ったら見つかってしまいました)
▍不動前という街と、チームのこと
不動前という街で働いてみて、どんな印象ですか?
入社前は存在すら知らなかったんですよね(笑)。でも働いてみて、都内でもなかなか見られないような、すごく穏やかな街だなって。ボランティアの方が手入れをしている花壇があって、犬の散歩のおじいちゃんおばあちゃんと子ども連れの家族が挨拶してて、古き良き日本みたいな感じです。
目黒不動尊の門前町として栄えてきた歴史があって、今でも商店街に参道の名残が感じられるんですよね。毎月28日の縁日には屋台も出て、すごく活気があるんです。渋谷とか新宿を楽しんでから来る海外のゲストも多いんですけど、観光地じゃない東京も感じていただけるのが不動前の良さだと思います。
この街の空気に溶け込んでもらえたら、それが一番のおもてなしだと思っていて。チェックインをして、ふっと肩の力が抜ける場所でありたいんですよね。走らなくていい、背伸びしなくていい、そういう街だと思うので。
ゲストへの飲食店案内も、徒歩10〜15分圏内の不動前・武蔵小山エリアが中心なんですけど、「おすすめはどこですか?」という質問には一方的に答えないようにしています。
「今、何の気分? 天ぷらと寿司、どっち派?」を、まず聞いてから、案内するようにしているんです。この街の日常に、ちょっとだけゲストをつないでいけたらいいな、という感覚です。
今井支配人 手書きの近隣MAP(わかりやすくて、可愛いです👏)
チームの雰囲気はどうですか?
私が入社して4ヶ月で先輩社員の方が退職してしまったので、アルバイトスタッフさんの方がみんなよっぽど先輩という状態からの支配人としてのスタートでした。だから年下の子でも、ホテルでの経験という意味では先輩として接するようにしています。言葉遣いとか接し方がフランクになりすぎないように。
入社してすぐ感じた職場の空気が、前職と異なりとても新鮮で、印象的だったのを覚えています。
穏やかで、みんな仲が良くて、誰かと誰かがぶつかるみたいなこともないという。同じようにのびのびと楽しく仕事してもらえたら、というのが支配人として、一番大事にしていることです。
26新卒と(📷 ぶれてしまったのですが、楽しそうなので載せちゃいます)
▍これからやりたいこと
入社してから自分が変わったと思うことはありますか?
前の職場は業務量がすごく多くて、常に脳みそをフル回転させてて、ちょっとトラブルが起きたらすぐイライラして、ピリピリしていたんですよね。
ここに来てからは、なんかそんなにピリピリする必要もなくなって。カフェを楽しんでいるゲストをフロントから眺めながら「気持ちいいな」って思えるくらい、穏やかになった気がします(笑)。
これから挑戦したいことや、身につけたいことはありますか?
まず英語です!これは1番。
それと、お部屋のアメニティとか香りとか、客室まわりの企画提案ができるようになりたいですね。うちのお部屋ってすごく可愛くて、私自身も大好きで。その良さをもっと高めていきたいな、と思っています。
魅力の1つとして、客室が可愛いっていうのはもちろんなんですけど、
「スタッフの対応が良かった」、という理由でもう一度来てもらえるホテルにしたいです。
ゲストに「五感でほぐれる場所だった」って思ってもらえるような体験を届けていきたい。香りとか、音とか、空間、スタッフの雰囲気...そういうところにもちゃんと手が届けられるチームになりたいですね。
🌿 Hotel Vintage 目黒不動前 上期アクションプラン
「不動前で、ほぐれる」
ゆったりと、五感でほぐすホテルとして記憶に残りたい。
ここは急がなくていい街。走らなくていい。背伸びしなくていい。
チェックインしたら、ふっと肩の力が抜ける。
旅人がこの街の空気にそっと溶け込める場所。
街の住人がちょっと特別な時間を過ごせる場所。
日常からほんの少し離れながらも、どこか安心できる空間を提供するそれが不動前であり、vintage 目黒不動前です。
観光地ではない東京を見て、聞いて、嗅いで、味わい、感じてほしい
私たちはゲストの気持ちを読み取り、飾らずにおもてなしをします。
🏨 Hotel Vintage 目黒不動前について
2025年4月に開業したHotel Vintageのブランドとしては初めてのカフェ併設型のホテル。
デザインコンセプトは、機能的でありながら曲線や明るい色を取り入れた「ミッドセンチュリーモダン」。
地域の伝統とスタイリッシュさを融合させ、落ち着きと開放感を両立しました。
客室は、大きな窓から自然光が差し込み、ハンドメイドの家具と調和する心地よい空間を演出。
ホテルステイだけにとどまらない、街がホッとあたたまる新しいここちよさをホテル&カフェを通してお届けします。
公式サイト: https://vintagemeguro.seven-garden.com/
Instagram: https://www.instagram.com/hotel_vintage_megurofudomae/
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