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ディレクターの仕事って結局何?って話。

初めまして!サイトエンジン株式でディレクターをしています、梅澤菜未と申します。
私たちの会社では、主にコンテンツ制作を通じて、お客様のデジタルマーケティングをお手伝いさせていただいています。

私たちの仕事を、もう少し噛み砕いて、簡単に説明しますね。
今の世の中、スマホ一つあれば、インターネット上のたくさんの記事を読めます。
例えば、「最近仕事も大変だし、美味しいコーヒーでも飲みたいなあ」と思って、「コーヒー 美味しい」って調べれば、すぐに無数の情報を手に入れることができます。
そのなかには、スタバやタリーズ、のようにいわゆる定番の美味しいお店を紹介する記事もあれば、代官山の穴場のカフェを紹介してくれる記事もあるかもしれません。
場合によっては、カフェで飲むくらい美味しいインスタントコーヒーの紹介をする記事が見つかるかもしれませんね。
こうした記事を読んで、私たちは、休日はあのカフェに行ってみようかとか、あのインスタントコーヒー買ってみようか、などと、記事を読んで色々考えたり、行動してみたりするわけです。
つまり、人はインターネット上の記事を読むことで、購買行動など、企業にとって有益な行動を起こす可能性があるわけです。
私たちは、こうした記事を通じて、マーケティングを行うためのお手伝いをしているわけです。

私は、その会社のなかで、ディレクターという職業についているわけですが、ディレクターというのは、結局のところ何をしているのでしょうか?疑問に思っている方も多いかもしれません。
ディレクターと一口で言っても、様々な種類があるので、今回はあくまで、コンテンツマーケティングを行っているサイトエンジン株式会社のディレクターが、一体どんなことをしているのか、ご紹介していきたいと思います。

ディレクターの業務:全体の進行管理

簡単に言うと、ディレクターがやっているのは、コンテンツ制作の全体の進行管理です。

①記事として対策すべきキーワードがどれか洗い出す
②記事製作のための見出しを作る
③ライティングをする
④納期までにお客様に記事を提出する

などのスケジュール管理を行います。
実際に記事を書いたり、見出しを作成するのは外部の方にお願いをするので、誰にお願いをするのか、また実際に出来上がった記事のクオリティがしっかりしたものかを確認するお仕事をしています。

基本的に、コンテンツ制作の根幹になる「文章を書く」というところは、ディレクターではなく、ライターに任せているので、人によっては、「ディレクターって他の人に仕事振ればいいんだから暇じゃん」って思う方もいるかもしれません。
ですが、結構この仕事、ハードです。その分、やりがいがあります。

見出しや記事の徹底的なチェック

ディレクターは、全体の進行管理はもちろんですが、納品する記事が、一定のクオリティに達するようにコンテンツ制作を進めなくてはいけません。 先程、インターネット上にはたくさんの記事がある…といいましたが、皆さんも、そのすべての記事を面白い!とは、きっと思わないですよね。 そもそも、自分にとって興味のない情報は、皆さんなかなか読まないと思います。 それに加え、正直なところ、全く有益でない情報ばかりが詰め込まれた記事も散見されますよね。 そもそも、多くの人は自分の興味のある記事しか読んでくれないのに、その上有益な情報のない記事を作っても、ユーザーは記事を読んでくれません。 コンテンツマーケティングは、なるべく多くの人に興味を持ってもらい、かつ記事を読んでもらってなんぼです。 だから、クオリティの低い記事を量産しても、意味がないんです。

クオリティの妥協はできない、でも迫ってくる納期

だから、私たちは少しでもクオリティの高い記事をお客様に納品するために、それぞれの記事のテーマに合ったライターをアサインしたり、自分たちで時間をかけてチェックしたりしています。 ただ書けばいい、納品するだけでいいなら、極論、ディレクターが自分で他の記事をコピペして、適当に書けばいいわけです。 でも、絶対にそういうことをしないのは、それじゃコンテンツマーケティングの意味がなくなってしまうから。 だからクオリティには妥協できない…けれど、いくらでも時間をかければいいわけではなく、納期は絶対に迫ってきます。

記事のクオリティは落とせない、でも〇日には納品しないと…
ディレクターは、常に納期厳守とクオリティの担保を頭に入れながら、スケジュールを管理し、調整しています。

スケジュール通りにならないことも多々ある

基本的には、しっかりスケジュールを組んで、その通りに進行していれば、きちんと納期までに間に合わせることができます。 でも、スケジュール通りにいかないこともたくさんあります。 例えば、お願いしていたライター様が体調を崩してしまったり、そもそも納期が遅れてしまったりすることも考えられますよね。 そういうときでも、納期はずらせません。ずらせないけど、着々と迫ってきます。 そうしたとき、私たちディレクターは、何とかしてスケジュールを調整して、クオリティを落とさずに納期を守らないといけません。

たった一つの記事を書いているわけではなく、様々なジャンルやお客様の記事を、それぞれ何十本と管理するのが私たちの仕事ですから、毎日毎日何かしらの調整やチェックには追われています。
だから正直、全然暇で、楽な仕事ではありません。

少し話がそれますが、よく漫画上などの漫画家と編集のやりとりで、締め切りまでに漫画が描けない先生と、それを急かす編集…という図がありますよね。
私はもともとライターをやっていたこともあるので、アイデアが出なくて、締め切りを遅らせたくなる気持ち、よくわかります。
でも、あれは漫画だからコミカルに描かれているだけで、実際に納期遅延ばかりをするクリエイター(ライターや漫画家など含め)は、編集(ディレクター)にとっては困りものです。
とても困りますし、どんなにクオリティの高い記事を書ける人でも、納期を遅延する可能性がある以上、信頼を置くことはできません。

ディレクターの仕事って大変。でもやりがいがある

ここまで書くと、ディレクターの仕事って大変そう…!と思われた方も多いんじゃないかと思います。 実際、とても大変です。先程も書きましたが、決して楽なんかじゃないです。

でも、同じくらい、とてもやりがいがあります。
常に何かを考える必要がありますから脳みそフル回転ですし、同時に色々な案件のスケジュール管理が必要なのでマルチタスクです。
その分、学べることはとても多いし、うまく仕事が回しきれたときは、とても気持ちがいいです。

特に、サイトエンジンって、社内講習会があったり、チャットで誰かにすぐ聞ける環境があったり、とても成長できる環境にあります。
色々なお客様と関わらせていただくなかで、お客様の製品やサービスを勉強しますから、見聞も広がります。
コンテンツマーケティング会社なので、SEOなどの知識は嫌でも増えますし、勉強しないとお客様とのお話についていけないことがあるので、気づいたら日々勉強です。

知識が嫌でも増える、といいましたが、やはりただいるだけで自動的に増えていく知識はありません。
そういうことを思うと、仕事は惰性でしたい、成長なんていらないって人にとっては、サイトエンジンは向かない環境かもしれません。
反対に、やる気があって、成長したいと思っている人には、とても有意義な経験のできる環境だと思います。

ちなみに蛇足ですが、サイトエンジンは意識高い人が多い会社…でありながら、実際会ってみると休憩時間に急に今ハマっている漫画の話をし始めたり、ゲームの話をし始めたりもする会社です。
でも仕事の時は真剣…メリハリがある環境なんだと思います。

ディレクターの仕事って大変だけど、サイトエンジンでディレクターを一生懸命やった経験って、絶対に今後の役に立つと思います。
ディレクターに限らず、サイトエンジンってやる気があればどんどん学べて、かつ仕事の楽しさが感じられる環境ですから、ぜひ一緒に働ける方が増えていくといいなと思っています。

サイトエンジン株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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