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まさか自分が銀行で働くとは。キャリア採用組が実感するSMBCのリアル

SMBCに中途入社された人の多くが「自分は金融業界には縁がないと思っていた」と話します。いまや事業会社が、金融サービスを手掛けることが珍しくなくなったように、銀行が手掛けるビジネスは預金や融資、金融商品の販売だけに限らず、ヘルスケアや広告など多様なサービスに広がっており、ここで働く人たちも多様です。今回は業界の垣根を跳び越え、SMBCに新たなキャリアの可能性を見出したふたりが体感するSMBCのリアルをご紹介します。デジタルマーケティングとサステナビリティの専門家として経験を積んだ彼らは、なぜSMBCを選んだのでしょうか?


沢田 祐
リテールマーケティング部 商品企画グループ
2012年大学卒業後、株式会社NTTドコモに新卒で入社。モバイルサービスのWebプロモーションおよびマーケティングを担当する。2020年SMBCに転職しリテールマーケティング部に配属。現在はクレジットカードやVポイントなどキャッシュレス商品におけるマーケティング施策の企画立案と推進を担っている。


井田 瑞
サステナビリティ企画部 企画グループ
2013年大学院修了後、外務省に入省。気候変動担当として在ドイツ日本国大使館に赴任。その後、国連におけるSDGs関連の国際交渉、アフリカ外交担当、G20大阪サミットに携わる。2019年ESG評価機関のCDP Worldwide-Japanを経て、2022年SMBCに転職。現在はサステナビリティに関する情報開示や推進業務などを担っている。


なぜ、私たちはSMBCを選んだのか?

——現在の仕事内容を教えてください。

沢田 リテールマーケティング部の商品企画グループで、キャッシュレスサービスのマーケティング施策の立案とその推進に携わっています。三井住友カードとVポイントの認知度向上、ユーザーの獲得、ご利用頻度を上げるための施策を考え、実施をリードするのが私の仕事です。

井田 私はSMBCおよびSMBCグループ全体におけるサステナビリティへの取り組み、つまり持続可能な社会に貢献するために何ができるかを検討し、指針や具体的な施策にまとめ、推進するサステナビリティ企画部で、SMBCグループ内の取り組みを発信する情報開示業務を中心に行っています。

——おふたりとも金融業界の出身ではありません。銀行を転職先に選ぶのはハードルが高かったのでは?

沢田 銀行と言うと、どうしてもお堅いイメージが頭に浮かんでしまうため、そういった意味ではハードルが高かったかもしれません。ただ、そもそも自分が銀行で働くことになるとは思ってもいませんでしたから、とくに意識していなかったというのが正直なところです。

井田 私も同じです。銀行は新卒採用した優秀な若手を大事に育てるイメージがありましたから、2回目の転職になる私にはチャンスがないだろうなと。そんな思い込みもあり縁がない世界だと感じていました。


——そんなおふたりは、なぜSMBCに?

沢田 事業会社でデジタルマーケティングに携わりたいと思って情報を検索していたとき、たまたまSMBCが募集しているのを知りました。そのときは「銀行がなぜデジタルマーケティング?」と思ってしまったんですが、よくよく考えてみれば銀行もインターネット上にたくさんの顧客接点を持っていますし、キャッシュレス決済も一大トレンドです。転職先として想定していませんでしたが、改めて考えてみるとこれほどマーケティングの専門性を高めるのにいい環境はないかもしれないと思ったのが、SMBCに興味を持ったきっかけになりました。

井田 私は外務省とESG評価機関で環境問題や企業統治のあり方に関連する仕事に携わるなかで、もっと現場に近い場所で働きたいと思って転職活動をはじめ、偶然SMBCの求人に目が留まりました。募集要項にはサステナビリティに関わる仕事に携わる業務と書かれていましたが、金融に関する知識や経験が必要とは書かれていません。それなら、と思って応募してみたところ、面談でやりたいことができそうだとわかり、入社を決めました。私も沢田さんと同じように、まさか自分が銀行に入るなんて思いもせず入社したひとりなんです。


銀行のイメージを覆された開かれた組織文化

——入社後、銀行のイメージは変わりましたか?

井田 変わりましたね。入社するまでは、決められた業務フローを改善したり、新しい取り組みを上申したりすると、検討に何日も費やすようなイメージがあったのですが、まったくそんなことはありませんでした。私が所属するサステナビリティ企画部は、2022年4月にできたばかりの部署なので、検討すべき課題やこれからの取り組みがたくさんあります。でもそれを差し引いたとしても、個人に与えられる裁量の大きさ、個人を尊重する姿勢、判断の速さは想像以上でした。

沢田 リテールマーケティング部も同じです。デジタルマーケティングの世界は変化のスピードが速い世界ですから、意志決定の速さが求められますし、昨日までの「正解」が、明日には別の選択が「正解」に変わることもあるので、小さな失敗を受け入れることは避けられません。実は前職の先輩が何人か同じ部署で働いているので、入社前から失敗を許容する文化があるとは聞いていました。実際に働いているいまもその認識に間違いはなかったと感じています。

井田 リモート面接を受けたときから、在宅勤務OKで服装もカジュアルでいいという話は聞いていたのですが、実際に目にすると、本当に私は銀行に入ったのかと思ったことが何度もありました(笑)。あとは20代、30代のメンバーが多いのも意外な点でしたね。

沢田 そうですね。確かに若い世代が多いのは意外でした。プロパー社員のほかにも、私たちのような中途入社した社員や外部から出向で来られている人もいます。専門性もバックグラウンドもさまざまな人が集まっています。職種柄もあるでしょうが、テレビドラマに出てくるような銀行員然とした人はおらず非常に多彩です。多様性のある組織というのもステレオタイプな銀行のイメージとは違うところでしょうね。

井田 確かにそうですね。それ以外の面で感じるところがあるとすると、コミュニケーションのしやすさを感じます。銀行に限らず大きな組織に入ると、社内にどんな人がいて、どのルートを辿ればほしい情報に辿り着けるのか、勘所を押さえるまでに時間がかかるものですが、部内には支店や他部署にネットワーク持っている同僚がいます。顔見知りでなくてもフランクにコミュニケーションできる場があると思っていなかったのでとても意外でした。

沢田 そうですね。互いに教え合うのが当たり前だし皆さん丁寧に接してくれます。そうした組織文化が根付いているからこそ、困っている人から質問されたり、助けを求められたりしたら自分も同じように振る舞おうと思えるんでしょうね。実際、SMBCには優しい人が多いなと感じるのですが、そう思えるのも、多くの社員同士、気軽にコミュニケーションできる環境があり、助け合う文化があるからなのだと思います。


先入観を捨てたことで広がったキャリアの選択肢

——おふたりとも前職の経験を活かして転職されました。働く環境としてのSMBCはどんな組織だと思いますか?

沢田 先ほど井田さんも裁量が大きく、個人を尊重する姿勢があるとおっしゃっていましたが、それに加えて前例のないチャレンジが奨励されていますし、ボトムアップで物事が決まることが少なくありません。やりたいことがある人にとってはとても働きやすい環境だと感じます。

井田 沢田さんの言うようにボトムアップで物事が決まっていくというのはまさにその通りで、よく上司から「あなたはどう思うの?」とよく尋ねられるのも、きっとその表れなんでしょうね。自主性を持って仕事に取り組めるので、自然と責任感も湧きますし、仕事の達成感も得やすい環境だと思います。

——どんなときに仕事のやりがいを感じますか?

沢田 私たちの部署では「風穴を開けよう」とよく言い合うんです。既存のルールや既成概念を疑うことから新しい発想が生まれると信じているからです。ですからリスクを恐れず挑戦し結果が出たときに、大きなやりがいを感じます。決められた枠のなかで粛々とルーチンワークをこなすよりも、変えること、より良くすることを好む人が多く集まっているので、なおさらその喜びが大きくなるんでしょうね。

井田 私の場合、作成に携わったレポートを読んでくださった方から「◯ページに書かれた情報について詳しく聞きたい」といった依頼が来ると、身が引き締まる思いがするとともに、届けたい人に情報が届いた達成感と仕事のやりがいを感じます。仮に想定通りに事が運ばなかったとしても、次に何をすればいいか考えられるのは、常に当事者意識を刺激されているから。それがあるからこそ前向きな気持ちで仕事ができるんだと思います。

——SMBCはどんな人が活躍できる企業だと思いますか?

井田 周囲を見ても、自分の頭で考えて行動することが好きな人は活躍できると感じます。あれはダメ、これはダメと頭ごなしに否定されることもありませんし、チャレンジしたい人、変革期にある銀行のダイナミズムを感じたい人が活躍しやすい環境だと思います。

沢田 同感です。私たちの部署で言うと、本当にお客さんにとっていいと思うことを提案し、やり切る人が尊敬されるので、井田さんの言うように、志や信念を持って行動できる人は活躍できると思います。

——最後にメッセージをお願いします。

井田 時代の変化とともに銀行にも豊かな発想力、ユニークなアイデアが求められるようになっています。金融業には自分は無縁だと思わず、自分の専門性と募集内容をフラットに照らし合わせて見てほしいというのが、私からのメッセージです。銀行には、経済やビジネス、社会課題と向き合うのに最適な環境があります。それを知らずにいるのはとてももったいないこと。もしかすると、私たちのように思いもよらないキャリアが開かれるかもしれません。ぜひ先入観を捨てて、ご自身の可能性を広げてください。

沢田 本当にそう思います。金融業界にも銀行にも興味のなかった私が転職して良かったと思っているくらいなので、ぜひキャリア採用ページをご覧になって、もし何か心に引っかかるものがあったらカジュアル面談を受けてみていただきたいですね。敷居の高さや先入観は一旦脇に置いていただけたら、キャリアの選択肢が広がったと感じてもらえると思います。


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SMBCは「最高の信頼を通じて、お客さま・社会とともに発展するグローバルソリューションプロバイダー」を目指し、今日もビジネスモデルの変革に取り組んでいます。あなたがSMBCで実現してみたいアイデアを聞かせてください。SMBCは金融業界の経験を問わず、さまざまなバックグラウンドを持つ方々に成長機会を提供します。

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