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【社員インタビューvol.3】博報堂から転身。「もっと早くキャンプに出会えていたら」の言葉が意味することとは

採用担当の小野です。社員インタビュー第3弾は、博報堂から弊社「経営企画」にジョインした奥山大地さん。第一線で活躍してきた奥山さんが、なぜスペースキーにジョインしたのか。アウトドアに期待することとは。胸の内に秘めた想いをインタビューしました。


日本と中国。両者を見て育った青春時代。

3~12歳までを京都で、13~22歳までを上海で過ごしました。日本と中国のそれぞれで暮らしていたため、日本がいかに特殊な文化を持った国なのかと思った記憶があります。中国も大きな国のため、民族による違いもあれば首都と地方で暮らし方も違います。様々な暮らしや文化を身近に経験したことで、もっと色々な国や文化を見たいと思い、バックパッカーをしていた時期もあります。南米や東南アジア、北アフリカなどを中心に、45カ国ほど世界を見て回りました。共通するのは、古代文明や自然遺産など固有の自然が残る国々。気づいたら、そのような「不変的なもの」に惹かれていました。当時、暮らしていた中国は経済成長がすごいスピードで進んでいた時期。日本のGDPも抜き、経済力で国同士の関係性も変わってしまうようなその勢いに、何か恐ろしさのようなものも感じていました。一方で、世界を見て周っているとお金がなくてもとても幸せそうな人々にも多く出会いました。そのような地域の人々はとてもあたたかく、オープンマインド。旅人の僕にもとても優しく接してくれたのを、今でも覚えています。

世界を見て周り自分ができることは何か考えた結果、これまでの価値観を活かせる場として博報堂に入社。グローバルチームに配属(新卒でグローバルチームの配属は初だと聞いています)、日系企業が中国へ進出する際のマーケティング戦略などを担当しました。日用品メーカーや飲料メーカー、自動車など、幅広い業種のクライアントのマーケティングを担当し、とてもやりがいに感じていました。

「もっと早くにキャンプに行っていればよかったな」

日本で働いている間も海外でのバックパッカー時代を思い出すため、疑似体験のつもりでキャンプをよくやっていました。博報堂時代にも、同僚とキャンプに何度か行きました。その中で今もはっきりと覚えている経験があります。すでに退職してしまった元同僚とキャンプに行ったときのこと。みんなでたわいなくワイワイと話していたとき、元同僚が「もっと早くにキャンプに行っていればよかったな」とポツリ。もっと早くに出会っていれば状況が違っていたかもしれない。そう思うと、キャンプにはレジャーという枠に収まらない特別なチカラがあるように感じました。都市生活から抜け他人と比べられない世界に行くことができる。そのようなソリューションであるキャンプに大きな可能性を感じた原点となる経験でした。

それからというもの、アウトドアレジャーを追求したい気持ちが強まりました。博報堂での仕事もとても刺激的で楽しかったのですが、自分のサービスも手がけてみたいという気持ちもありました。アウトドアは体験すればその良さがわかる。「もっと早くにキャンプに出会えていたら」という友達の一言が後押しとなり、アウトドアを通じて面白いことができる環境を探しました。そこで発見したのがスペースキーです。アウトドアを「ソリューション」として提案できたらと考えていたので、『もっと自由なアウトドアを、全ての人へ』というビジョンが心にぐっと刺さりました。また、いろいろな事業があり、できることも幅広くありそうなところにも面白さを感じました。

自分にしかできない経営企画をやりたい

現在は、経営企画というポジションで会社を組織の面から強くする活動をしています。バックオフィスのプロではないものの、前職で培った「全体を戦略的に考える力」「本質から課題を解決する力」を発揮して、試行錯誤しながらやっています。具体的に今着手していることは、全体会議の運営見直しや社内ルールの運営、また経営理念の刷新など。入社前は「経営企画って何やる人?」というレベルだったのですが、会社の課題を解決するため、課題意識と責任感をもって取り組んでいます。決まった概念もないので、自分ならではの経営企画をやっていきたいですね。最終的には「変わった経営企画がいる会社」と言われるようになりたいです!

経営企画という枠にとらわれず、幅広い事業に関わっていきたいと考えています。事業部や企業をも越境して事業にコミットしてみたり、新規事業を立ち上げてみたり…。育成にもトライしてみたいですね。前職との最も大きな違いのひとつが育成であり、入社から退職まで一連のプロセスの中で、唯一弊社で着手できていない部分でもあります。アウトドアが好きであり、且つスペースキーが好きという人材の育成を、中長期的にやってみたいと考えています。

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