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物流界の「AWS」へ-クラウド型の物流プラットフォーム『クラウドロジ』の事業開発ストーリー-

みなさんこんにちは!スタークスで人事インターンをしています、平田と言います。僕は普段AIESECという学生団体でいろんな企業を支援していますが、スタークスでインターンをするようになり、ビジネスの面白さをより実感している毎日を過ごしています。

今日はスタークスのメインビジネスである、物流プラットフォーム事業『クラウドロジ』を立ち上げ、ここまでの事業拡大を担ってきた 事業部長 兼 執行役員である 景利(かげとし)さんに、事業開発のストーリーを語っていただきました。

事業立ち上げの想いから今後の展望まで、しびれる内容になっています。是非皆さん読んで見てください!


こんにちは!スタークス執行役員の景利(かげとし)です。

2018年3月にリリースしたクラウド型の物流プラットフォーム、「クラウドロジ」の事業責任者をしています。おかげさまで「クラウドロジ」は600社以上の企業様にご利用いただき、順調に立ち上がってきています。

今回は、なぜ私たちがこのような事業を立ち上げるに至ったのか、またこの事業を通じてどのような未来を描いているのか、事業責任者としての私の想いをお話ししたいと思います。最後までお読みいただければ幸いです。

物流危機に直面し、自分たちにできることは何か考えた

「物流危機」という言葉は、皆さんも聞いたことがあると思います。

インターネットで注文した品物が当日中に手元に届く。そんな便利なサービスが実現されている裏で、ヤマト運輸や佐川急便といった物流業者の負担が増え、社会問題となっていました。運送業者が価格改定に踏み切り、インターネットで商品を販売していたEC事業者は、降りかかったコスト増に頭を抱えていたのです。

スタークスはもともとEC事業者の販売促進を支援していましたので、ニュースで話題になる前に「物流のコスト増が苦しい」という話をEC事業者から聞いていました。2016年には「クラウドロジ」の前身であるEC事業者向けの発送代行サービスを始めていましたが、会社としてさらに社会に大きく貢献するには、「発送代行」から一歩先へ進む必要があるとも感じていました。そこで、販売業者の物流コストを下げ、配送会社の負担を軽減するプラットフォームをつくることにしたのです。それが「クラウドロジ」です。

「クラウドロジ」では、いつ・どこで・どれくらいの需要が発生するか、AIを使って予測しています。さらに、倉庫拠点を一つではなく複数に分散させることで、購入者に近い拠点から商品を出荷するといったことも可能となり、荷物の管理や配送の最適化を図ることができます。これは、運送業者の長距離運送や販売業者のコスト負担を減らす仕組みです。「クラウドロジ」を通じてコスト増になっているEC事業者に対しても、作業負担が多い物流業者に対しても、人手が足りない配送会社に対しても、価値を発揮し物流のあり方を替えたい と思ったのです。


物流を革新するプラットフォーマーになる

エンジニアの方なら共感していただけると思いますが、システムを運用する会社にとって「AWS」(Amazon Web Service:クラウドサーバーを提供するAmazonのサービス)がもたらしたインパクトは大きく、価値のあるものでした。

AWSが登場するまでは、自社にシステムを導入しようと思ったら、まずは物理的なサーバーを用意しなければならず、必要に応じてサーバーの台数を増やしたりメンテナンスしたりしなければいけなかった。AWSは各企業が持っていたサーバーをクラウド上に移し、ボタン一つで増やしたり減らしたりできるようにしました。これにより、企業がサーバーにかける初期コストは大幅に削減されたといえます。

実は、「クラウドロジ」のコンセプトはAWSに似ています。

これまでは、販売業者が新しい商品を市場に流通させようとすると、まずは倉庫や運送業者といった物流を確保しないといけませんでした。運送業者や倉庫業者によって「冷凍は対応できない」「ラッピングは対応できない」といった特徴があり、それらを把握した上で効率的な物流を実現することに手間がかかっていました。

「クラウドロジ」では、その手間を一手に引き受けて、販売業者が物流機能を迅速に立ち上げられるようにしました。EC事業者は急成長している会社も多く、物流の手配が追いつかないケースもあります。そういった面でも価値を提供できると考えています。


全ての関係者の利益を追求するのが、プラットフォーマーの使命

そうして物流プラットフォームをつくり上げた私たちですが、プラットフォーマーとして心がけていることがあります。それは、全ての関係者に中長期的な利益をもたらすかたちを追求するということです。私たちはこれを「マルチバリュー」と呼んでいます。

販売業者、倉庫業者、運送業者、購買者、そしてスタークスの社員……。たとえ短期的に嫌われたとしても、中長期的には誰も不利益を被ることなく、全ての関係者にメリットを提供している。そういうプラットフォームだからこそ事業を継続できますし、「社会に貢献している」と誇りを持つことができます。

私は、プラットフォームにはある種の「引力」があると思っています。プラットフォーマーとして関係者を巻き込みながらビジネスを展開していくと、その影響範囲はどんどん広がっていき、やがて社会にとって大きな存在になります。だからこそ、全ての関係者に価値を提供することはプラットフォーマーの使命なのではないでしょうか。

「クラウドロジ」も、ゆくゆくは物流だけでなく、調達や生産といった領域をも最適化できるサービスになっていくことを見据えています。「マルチバリュー」は、そんな私たちが全力で追求すべきものなのです。


世の中を変えるものを自分の手でつくるのは、大変で面白い

「クラウドロジ」で物流を革新する。それは、「市場を革新するプラットフォームの創造」というスタークスのビジョンにも通じるものです。このビジョンを実現するためには、優秀なエンジニアの方々をもっと巻き込み、テクノロジーに強い企業にならなければなりません。理想を実現する為には、もっと技術力を高めていくことが必要なのです。例えば、物流ビジネスにおいては需要と供給のバランスがとても重要です。「出荷したい」という「需要」が増えたときに、いかにそれを実現する「供給」を生み出すことができるか。その一つを取っても、さまざまなやり方があり、技術的チャレンジができます。倉庫における人や荷物の動きをトラッキングし、効率の良い移動経路を割り出す。以前は3分かかっていた指示工程を3秒に短縮し、アイドルタイム(荷物が待機している時間)を削減する。無駄が生まれないように、正確な需給予測をおこなう。他にもいくらでもできることがあります。リアルな事業課題をハードウェアの領域も含めて解決していきながら、「AWS」のように革新的なサービスを自らの手でつくり上げていく。これってすごく面白い挑戦だと思いませんか?


理想として掲げたビジョンを「実現」するのが自分の役目

私がスタークスに参画したのも、「何もないところから自らの手でつくり上げる」ことに挑戦してみたかったからでした。私が参画したころのスタークスは創業したばかりで利益が出ておらず、まさにゼロからのスタートでした。

そこから営業として既存事業を軌道に乗せ、その後は新たな事業の柱となるビジネスの創造に取り組んできました。撤退したサービスだっていくつもあります。ましてや、物流のような昔からある業界を変革するというのは、並大抵のことではありません。何もないところから試行錯誤して価値を生み出していく。それは本当に大変なことだけれども、同時に面白くもあります。

スタークスには、理想的で素晴らしいビジョンがあります。私は、それを実現していくのは自分の役目です。「クラウドロジ」の事業は始まったばかり、これからの方が面白くなるに間違いありません。その想いに賛同し、これからの「クラウドロジ」に「面白そう」と思った方は、ぜひ一緒にぼくと挑戦してみませんか?

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