株式会社Sun Asterisk(以下「Sun*」)で活躍する2人のエンジニア、半田さんと増田さんに、学生時代のエピソードから、入社後のプロジェクト経験、そして今後のキャリアプランについてお話を聞きました。
登場人物
- 半田 侑宜(はんだ ゆうき):2021年新卒入社。2025年現在5年目。バックエンドエンジニアとして入社後、現在はエンジニア組織のマネージャーも務める。メンバーの稼働管理やメンタリング、クライアントとの商談提案なども担当。
- 増田 飛斗(ますだ あすと):2024年新卒入社。2025年現在2年目。主にバックエンドエンジニアとして働きつつ、モバイル、フロントエンド、インフラなど幅広くプロジェクトに携わる。
目次
登場人物
入社の決め手:「人」と「社風」のインパクト
プロジェクト経験:「1人高速PDCA」から「100人規模の伴走」まで、未体験の成長機会
キャリアパス:自ら道を切り開く「圧倒的な成長環境」
どんな人と一緒に働きたいか:ともに「面白さ」を追求できる仲間
メッセージ:自分の「好き」を発信すれば、成長は加速する
学生時代:文系からエンジニアへ
-学生時代はそれぞれどんな研究をしていたのでしょうか?
半田: 僕は大学院まで6年間通いました。大学院では、三人称視点ゲームのプレイヤーとカメラの間を通る障害物について研究していました。プレイヤーが操作するキャラクターが見えなくなる問題に対して、「障害物を半透明にすることでプレイしやすくなる」という仮定を検証するため、Unityでゲームを自作して実際にプレイしてもらった人にアンケートを取ってデータ分析していたんです。
増田: 僕は元々文系の大学に通っていたので、エンジニアとは関係のない研究をしていました。ゼミでは地域の文化、たとえば戦後の闇市などの研究ですね。
-文系からエンジニアを志望したきっかけは何だったんですか?
増田: 大学3年生の夏に就職活動を始めたのですが、「この会社に入って一体何をするんだろう」という疑問が拭えませんでした。その頃、先輩が休学してプログラミングを勉強するという話を聞いて、僕も真似してみることにしたんです。自分が作ったものが画面に反映されるのがすごく楽しくて、休学して独学でプログラミングを学ぶ道を選ぶことを決めました。
半田: 大学に入る前は別の職業を目指していましたが、僕もプログラミングに触れる機会があり、触ってみたらすごく面白いなと。ロジックを考えて文字に起こして動かすという点に魅力を感じたことと、物作りができるという点で夢のある仕事だと思ったことから、エンジニアを志しました。
入社の決め手:「人」と「社風」のインパクト
―エンジニアとして就職活動をする中で、Sun*に入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
増田: 僕は最初の面接ですごく楽しくお話できたのが印象的でした。面接を担当してくれた皆さんが本当に楽しそうで、雰囲気が僕の中で一番しっくりきたというのが決め手です。
半田: わかります。僕は当時、採用イベントに参加していたのですが、Sun*の会社プレゼンで流れた動画が、躍動的なアニメーションでとても印象深かったんです。動画を見ただけで「会社を盛り上げていこう」という雰囲気を感じました。紹介の仕方も他の会社と違っていて、インパクトがすごかった。実際に話を聞きに行ったら担当者の人柄も良いなと感じたし、面白そうだったのが一番の決め手でした。
増田: そうですよね。「これって本当に面接なの?」って思うくらい楽しく話せました。
―実際に入社してみて、ギャップはありませんでしたか?
増田: ギャップはないですね。僕は人間観察が好きなのですが、Sun*にいる多種多様な人々の行動を見ることができて楽しいです。
半田: 様々な業種・業界のクライアントから相談が来るので、他の会社のエンジニアでは体験できないくらい仕事が幅広いと感じています。入社前から期待していた通りで、特にギャップはありませんでした。多様な案件を経験できて、エンジニアとしての経験を豊富に積めるので、良い環境だと思います。
増田: 僕も同じです。新卒で就活をしていた時は「この業界でこういうものを作りたい」という希望がなかったので、色々な業界に触れられるのが楽しいです。
プロジェクト経験:「1人高速PDCA」から「100人規模の伴走」まで、未体験の成長機会
―入社してから現在まで、どんなプロジェクトに携わっていますか?
増田: 僕は今、主にフロントエンド(React)を使って1週間単位でプロトタイプを作るという、超高速プロジェクトに入っています。 クライアントの課題をヒアリングし、「どういうサービスを作ったら課題解決できるか」を考えるという、最上流の設計から参加しています。エンジニアは僕一人で、AIを活用してコーディングしながら、設計やUI/UXを自分で考えて進めています。
半田: 増田くんの案件は「超高速・少数精鋭」という面白さがありますが、僕が経験したプロジェクトには、開発体制が100人規模という大型案件もありました。日用品雑貨を取り扱う会社のスマホアプリ開発(女性の健康管理アプリ)でした。
― 大規模プロジェクトではどのような体制で、どんなことが大変でしたか?
半田: 日本拠点のメンバーがクライアントと会話しながら仕様を決め、その仕様をベトナムチームへ連携し一緒に開発を進める体制でした。詳細設計や実装の多くは人数の多いベトナムチームが行うことで、クライアントが期待する開発速度を出しました。日本側は円滑なコミュニケーションによって仕様を整理したり、システム全体の品質担保のための基本設計まで整えたりしていました。
大変だったのは、関係者が多いため、コミュニケーションにおける認識齟齬の調整が必要なことです。また、プロジェクトが大きくなると機能の実装量が多く、それに伴って仕様書も増えるので、キャッチアップするのも大変でした。ただ、クライアントと一緒にワンチームで進めていくのは、やりがいがあると感じています 。
増田: 実は僕も、入社後最初のプロジェクトとして関わらせてもらっていました。すごく楽しかったのですが、やはり難しかった記憶があります。技術もインフラも複雑で、最初は何がどこに書いてあるかわからない状態でした。ですが、紐解きながら進めるところがまるで謎解きのようにも感じられて、楽しみながら成長させてもらえたなと感じています。
また、僕が今やっているような小規模案件でも、クライアントと直接コミュニケーションを取りながら進めています。エンジニアであれば誰でも思うであろう「上流に携わりたい」という希望を、まさに今叶えられていると感じています。
キャリアパス:自ら道を切り開く「圧倒的な成長環境」
-半田さんは現在、エンジニア組織のユニットマネージャーも務めていますが、どのような経緯で挑戦することになったのですか?
半田:きっかけは、上司から「挑戦してみないか」と打診されたことです。当時4年目、これから5年目というタイミングでのオファーで、他の会社では体験できなさそうな速さがあると感じました 。いつかはマネージャーにチャレンジしたいと思っていたので承諾したんです。
-実際にマネージャーになってみてどうでしたか?
半田:組織全体のことを考えた上で、各メンバーのことも考えて仕事を進める必要がある 。そこに責任を持たないといけないところが一番難しいのですが、やりがいでもあります 。メンバーの時には全く意識しなかったことの連続で、新しいことに気づき、視座が高くなったとを実感しています 。
―マネジメントをする上で心がけていることはありますか?
半田: メンバーひとりひとりの思いや、描いているキャリアパスを優先してマネジメントしたいので、本人が気づいていないことを引き出すため、定期的な1on1を行っています。メンバーそれぞれのやりたいことをベースに、キャリアパスやロードマップを幅広く見られるようになったので、自分自身のキャリアを見つめ直す機会にもなりました。
―お二人の今後の目標を聞かせてください。
半田: 当面は、このままマネージャーとしてキャリアを重ねるつもりです。ただ、エンジニアとしての勘も薄れないように、プレイングマネージャーとして案件にも携わりながら進んでいきたいと思っています。
増田: 僕は、一から自分で作ったプロジェクトを運用してどんどん大きくしてみたいと思っています 。初期フェーズから案件に入って、長期的に開発プロセスを回して、大きくしていければなと思っています。
―自分の意思が、プロジェクトの選択やキャリアに反映される環境ですか?
増田: 自分のマネージャーには、しつこいぐらいに意思を伝えています(笑)。
そして、それをしっかり叶えてくれる環境だと思います。今後入る予定のプロジェクトも、まさに初期フェーズから入れるものを選んでくれました。
半田: 増田くんの特性をマネージャーがよく理解しているからだと思います。理解してもらうまでしっかり言葉にして伝えていたからこそ、今があるのかなと。自分の意思をはっきり表明したり、やりたいことのために行動したりすることは、Sun*では特に重要になってくると思います。
どんな人と一緒に働きたいか:ともに「面白さ」を追求できる仲間
―今後、お二人がどんな人と一緒に働きたいか聞かせてください。
増田: 技術力の高い人と一緒に働きたいです。Sun*は、日本にもベトナムにもエキスパートがたくさんいるので、一緒に働きながらバックエンドの知識を盗みたいと思っています。また、たとえ現状の能力や経験値が高くなくても、「自走力」や「主体性」のある方はとても魅力的に感じるので、一緒に働いてみたいです。
半田: 僕は、今いるマネージャー職の同僚のように、組織運営や自分の組織のことに加え、メンバーのこともちゃんと考えて、裁量を発揮できる方々と一緒に仕事したいです 。彼らから吸収しながら、メンバーにとって働きやすい環境を作ること、メンバーのキャリアを指し示すことができるマネージャーを目指していきたいと思っています。
メッセージ:自分の「好き」を発信すれば、成長は加速する
ー最後に、この動画を見ている皆さんに一言ずつメッセージをお願いします。
増田: 今後色々なことを経験すると思いますが、その中で自分が今したいこと、好きなことをとことんやってほしいなと思っています。そしてそれを積極的に発信すると、自分の好きなことややりたいことに共感した方が自然と集まってきて、すごく楽しい環境になると思うので、ぜひやっていただきたいです。
半田: この記事を見て少しでも興味を持った方はぜひ応募していただいて、カジュアル面談からでも一緒に話しましょう。話して初めてわかることもあると思うので、一度お話したいです。ぜひ応募お待ちしてます。
編集後記
半田さん、増田さん、ありがとうございました! 社員のキャリアへの挑戦を尊重する環境と、多様なプロジェクトを通じて技術だけでなくマインドも成長できる、Sun*の魅力が伝わる時間でした。