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【シナマケはココが違う!】ビジネスモデルを180度転換!お客様自身が課題解決できるように支援すれば、もっとたくさんの価値を提供できる!

8月から始まった新企画「シナマケはココが違う!」。事業や仕事の進め方などさまざまな軸で、他社さんとの「違い」についてフォーカスした内容をお届けしています。

第2回目は、2021年に立ち上げたばかりの新規事業DX BOOSTERについて、事業責任者の杉山さんからお話をお聞きします。

*聞き手は、新卒入社3年目の山本が担当します

▼DX BOOSTERでは現在、Webマーケティングトレーナー職を募集しています。詳しい仕事内容は、募集記事をご覧ください
https://www.wantedly.com/projects/695938

ココが違う!① 育成・教育事業だけど研修サービスではない。ありそうでなかった新サービス

山本:
DX BOOSTERの一番の魅力は、どんなところですか?

杉山さん(以下、杉山):
デジタル人材育成系のサービスがあまりないので、独自性というところですね。数年前からデジタル人材の重要性が言われ始めていて、コロナ禍になって加速しましたよね。でも、デジタル人材は市場にもまだ数が少ないので採用はかなりむずかしい。となると自社で育成するしかないのだけど、何からやっていいのかわからないという課題が増えてくるんじゃないかと。

一方でシナジーマーケティングは、20年以上に渡って培ってきたデジタルマーケティングのノウハウがあります。そのノウハウを活用すれば人材育成の支援ができるのではないかと考え、DX BOOSTERを立ち上げました。

▼DX BOOSTER開発秘話
https://www.wantedly.com/companies/synergy-marketing/post_articles/338786

山本:
DX BOOSTERは、研修サービスのようなものですか?

杉山:
近いのですが、ちょっと違うんです。研修サービスだと、eラーニングシステムを提供する会社は増えてきているのですが、学ぶだけだとなかなか実際の業務での成果につながらないんですよね。理由として多いのは、学んだ知識を実務にどう活かしていいのかわからない、自社の課題に合った内容になっていない、業務が優先で受講が少ない、といったところです。

こういった点をクリアして、課題解決や成果につなげることを目指したのがDX BOOSTERです。DX BOOSTERでは、個々の会社の課題や状況、フェーズに合わせたプログラムを作成した上で、実務に即して手順も含めたコーチングやアドバイスをします。そのため、すぐに自社の業務に当てはめて進められるんです。

ココが違う!② お客様自身で成果を出せる方法を考えられるよう導く

山本:
DX BOOSTERは、お客様自身にデジタルマーケティング活動をしてもらうサービスなんですよね。

杉山:
そうですね。これまでシナジーマーケティングが得意としていたのは、お客様の課題解決につながることを自分たちから提案して、自分たちで作る、いわゆる受託でした。新規事業ではそれをひっくり返して、あくまでもお客様が実行し、お客様自身ができるように僕たちが教えていくというサービスモデルにしました。

具体的には、まずWebコンサルタントがデジタルマーケティングにおける課題をヒアリングして、たとえば「半年後に、アクセス解析ができるようにしましょう」という感じでゴール設定をします。その後はトレーナーが支援を行います。月1回の定例会のほか、当社独自のフォーマットに数字を入れてみてください、その数字をもとにボトルネックを考えてみましょう、という感じで、お客様自身に考えてもらう、実行してもらうことを繰り返します。

山本:
宿題みたいですね!

杉山:
まさに! 実際に、毎月、トレーナーから出される課題をクリアしていくという形で運用するケースもあります。宿題という期限があるので否が応でも学びに取り組めるというのも、お客様自身で成果が出せるようになるポイントのひとつですね。

支援したお客様からは、自社だけで実行したマーケティング施策、サイト制作で、PVや問い合わせが増えたなど、数字での成果につながっているという声をよくいただいています。

ココが違う!③ 脱・属人化! 質を担保しつつ効率的にサービスを提供する

山本:
独自のフォーマットというお話がありましたが、サービスの提供方法でも何か工夫をしているのでしょうか?

杉山:
受託案件ではプロジェクトごとに個別で提案・対応をすることが多く、属人化してしまうのが課題だったんです。なので、脱・属人化は最初から構想に入っていました。

その中でも特に注力したのが、プログラムづくりです。ある課題に対して何もないところから考えてもらうのではなく、「ここを考えましょう」と示した上で、必要なツールやフォーマットを提供する。このすべてを含んだものが、プログラムになります。さきほどの独自のフォーマットもここに含まれています。たとえば、サイトを作りたいのであれば、SEOにおけるキーワードの見つけ方やカスタマージャーニーなど、僕たちが案件で使っているものを提供しています。もちろん使い方もしっかりレクチャーしますよ。

こうしたプログラムをいくつか用意しておけば、誰が担当しても一定以上のクオリティを担保できますし、属人化も防げるというわけです。

また、コロナ禍もDX BOOSTERには追い風になりましたね。4〜5年前であれば、コンサルティングやトレーニングは対面でやるのが前提でしたが、今ならオンラインですべて完結できますから。

山本:
クオリティを高い状態でキープした上で、効率化もできるなんて、すごいです! ちなみにプログラムはひとつだけなんですか?

杉山:
すでにサイト改善、サイト制作、集客などのプログラムがありますし、他にもCRMなど設計中のものもあります。プログラムが複数あればさまざまな課題に対応できるので、ここがDX BOOSTERの強みのひとつにもなっています。

山本:
もしもの話なのですが、競合が出てきた場合はどのような部分で差別化できると考えていますか?

杉山:
もっとライトな内容がいい、デジタルマーケティングのはじめの一歩から取り組みたいというお客様には、そのニーズに応えられるような集合研修的なサービスを考えています。実はもうひとつ、デジタル人材の紹介事業も構想していまして。ここが実現できると、デジタル人材育成軸でのカバーできる範囲が広く&強くなり、差別化できるのではと思っています。

DX BOOSTER単体だと、プログラムを繋げていくことでリスキリング(※)とアップスキリングを実現していくことを考えています。デジタルマーケティングのインハウス化(代理店ではなく自社で内製すること)というニーズに対して、データの考察方法、CRMを使ったマーケティング、施策立案のフレームワークなど、ニーズに合わせたプログラムを受講してもらうことで、どんどんスキルをあげ対応領域をひろげ、デジタル人材として立ち上がっていくイメージです。

※リスキリング:仕事で必要となるスキルの大幅な変化に適応するために、スキルを獲得すること

ココが違う!④ 事業も自分自身もレベルアップ!

山本:
サービスを提供するトレーナーは、どのような成長、スキルアップを目指せますか?

杉山:
2つありまして、ひとつは新規事業なので任せる範囲がとても広いこと。トレーナーとしてお客様とコミュニケーションを取る中で、「こういうプログラムがあれば、〇〇の課題を解決できそう」と思ったなら、自分でプログラムを考えて提供することもできます。どうやって課題解決をしていくのかという根本の部分を考えられるようになり、提供できる価値もぐっと高くなると思います。

山本:
プログラムにすることで、より多くの人に価値を届けられるのも、すごく魅力的ですね。

杉山:
そのとおりだと思います。もうひとつは、包括的なマーケティングスキルを身につけられること。アクセス解析しか経験がなければ、転職した先でも同じことをやるケースが多いと思うんですね。DX BOOSTERのトレーナーであれば、経験を活かしていただけるのはもちろん、経験のない施策や業務に関しては、まずはサブのトレーナーとして実際のプロジェクトに入ってもらいます。実践の場で学びを重ねるることで、デジタルマーケターとしてのスキルやキャリアが広がっていくわけです。

ココが違う!⑤ マネジメントで大事にしていることは「意志」と「行動」

山本:
マネジメントで意識していたり、工夫していることはありますか?

杉山:
ベースに人を活かしたいという想いがあるんです。得意なことでパフォーマンスを出せれば本人のモチベーションが上がって、自然といいサイクルが生まれるんじゃないかなと。無理に、不得意なことをやる必要性は重要ではないと思っています。一方で、得意なことをやっていても、すぐに結果につながらないこともありますよね。そこを伸ばしていくためのサポートをするのが、マネジメントの役割だと思ってます。

山本:
具体的に、どんなサポートをしているのですか?

杉山:
話すのは不得意だけど、テキストで書いてもらうと内容はしっかりしてるし構成がよくできている、かつおもしろい、というメンバーがいるとしますよね。この場合、言語化する能力は高いけど、対面でのコミュニケーションが得意ではないだけだと思うんです。であれば、本人にはテキストでのアウトプットにまずは重きをおいてもらいつつ、周りのメンバーにも本人のコミュニケーションのスタンスを理解してもらう、という感じですね。

山本:
なるほど! メンバーそれぞれがお互いの得意、不得意を理解できていれば、仕事を進める上でまったく支障ないですものね。
評価については、どんなスタンスでされているんですか?

杉山:
結果だけでなく、プロセスも含めて評価するようにしています。ポイントは、「やろうとする意志」と「行動量」の2つ。ここがちゃんとできていれば、結果はきっとついてきますから。たとえ結果が出なかったとしても、何が足りなかったのか、じゃあ次はこれをやらなくちゃいけないよね、というのがわかるというのは、大きな前進ですよね。

ココが違う!⑥ 日本一を目指して一致団結!

山本:
DX BOOSTERを事業として成長させるには、どんなことに取り組む必要があるとお考えですか?

杉山:
国の施策に乗っかろうかなと思ってるところです。

山本:
国!? いきなりすぎてびっくりしました(笑)

杉山:
ちょっと大きすぎですね(笑)。でも、けっこう真面目に考えていまして。経済産業省が推し進めているデジタル人材育成の国策に参画できたらいいなと。やっぱり、国のお墨付きがあるって、大きいと思うんですよね。

ここを目指しつつ、足元ではサービス導入100社を目指しています。そのためには、マーケティング、フロント、Webコンサルタントが連携し、リード獲得から契約、成果につなげるというサイクルをしっかり回していくことが必要だと思っています。

<マーケティング、フロント、Webコンサルタントの役割>
・マーケティング:ポジショニング+DX BOOSTERがお客様の選択肢のひとつになる
・フロント(営業):お客様にサービスをコーディネートする
・Webコンサルタント:課題のヒアリング+ゴール設定

山本:
まだ2年目のサービスで100社導入が実現したら、すごいですね。

杉山:
そうですね。今、話をしてて思ったのですが、うち的には101社がいいんでしょうね。101点のサービス(*)になぞらえて。

*101点のサービス:
シナジーマーケティングでは、お客様からのご期待を超える「+1点の驚きや喜び」を提供することを大切にしています。
https://corp.synergy-marketing.co.jp/aboutus

目標というところだと、黒岩くん(DX BOOSTERのマーケター)が面接のときに言ってくれた、「DX BOOSTERを日本一のサービスにしたい」が、すごく心に刺さったんですよね。今では他のメンバーも「日本一のサービスにするために」という志のもと、いろんなことに積極的に取り組んでくれています。

▼黒岩さんへのインタビューも、ぜひご覧ください!
https://www.wantedly.com/companies/synergy-marketing/post_articles/421662

山本:
私も、聞いていてワクワクしてきました!
ちなみに、杉山さんはサービスを通して社会にどのような価値を提供したいと考えていますか?

杉山:
実は最近、よく考えているんですよね。シナジーマーケティングが掲げている企業理念の中にある「幸せな情報社会の実現に貢献する」という文章のとおり、DX BOOSTERでデジタル人材を増やしていくことで、ビジョンの実現に貢献していきたいなと。ひいては、日本のデジタル課題を少しでも解決できたら嬉しいですね。

…なんて、また大きなことを言ってしまいましたが、まずは、今のチームのメンバーが、DX BOOSTERという事業を通してやりがいをもって伸び伸びと活躍して、仕事もプライベートも充実できるのが一番なんです。なので、優先順位でいうと、いいチームにするのが最上位。そうすると必然的に、質の高いサービスが提供できるようになり、お客様の課題解決につながります。そしてその先に、ビジョンの実現や社会への貢献ができたらいいなと思ってます。

山本:
DX BOOSTER、そして、杉山さんのチームのみなさんなら、世の中に大きなインパクトを与えられると期待してます! そのときにはまた、お話を聞かせてくださいね。今日はありがとうございました。

▶シナジーマーケティングの事業やカルチャーについてもっと知りたい方は、企業サイトのオウンドメディアをご覧ください。
https://corp.synergy-marketing.co.jp/story

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