なにをやっているのか
鉄工所というくくりの会社ですが、ボーボーと炎が噴き出すバーナーを持って日々、熔接をしているわけではありません。私たちははその熔接をされる方たちに向けて、モノづくりに必要な材料や部品を提供しています。
もう少し具体的に言うと、シャーリングという金属板を裁断する機械や、レーザー加工機というレーザービームで金属板を切断する機械を使って切ったものをお渡ししたり、あるいはプレス機やロール機でさらにそれを曲げたり巻いたりしているお仕事をしています。
その曲げたり巻いたりしたものが時には空調のダクトになったりだとか、
また別の場所では砂糖を作るためのタンクになったりだとか、
はたまたビルの骨組みの補強になったりだとかしています。
なぜやるのか
私たちの取引先の方々は様々なメーカー様からいろんな様式で描かれた様々な装置の設計図面を受け取って日々、製作にあたられています。
もちろん、取引先様は組み立てる前にまず図面を見て、必要な素材や加工品を調達するわけですが、それほど難しいとは思えない構造のものでも、各パーツに分解して、それぞれの大きさや形を書き出すとなると大変な労力になります。また、当初はその分解の仕様でよいと思えても、実際の組み立てにはもっと別のアプローチでもって分けた方が良かった場合もあったりします。
私たちはその分解の時点からお話しをお聞きしたりもします。
取引先様と設計図面を囲んで、
「こんな風に分けた方が良いのでは?」
であるとか、
「このままでは熔接の負担が大きいので
ここまでプレスで作ってしまいましょう」
とかご提案をした上で、こちらで分解を行います。
実際に組み立てにあたる方の初動時の負担を減らしつつ、
なるべく組み立てやすいような仕様で部品を作っているんです。
そんなものづくりにあたっている方たちの手助けができればと思って日々、製作にあたっています。
どうやっているのか
社員全員が全くの未経験からスタートしています。
それまで工作機械を触ったことはおろか見たことさえない。
前職は営業だったので、作業服に袖を通したことがない。
文系卒でCADは単語としてなら見覚えがあるくらい。
全員がそんな状態から始めています。
基本的にはペアを組んで、指導や指示を受けながら共に加工をこなしていきます。メンバーは20代~40代とこの業界では比較的若い人間が多いです。
加工の段取りだとか、素材のやり取りは各部署それぞれの判断で決めていきます。
基本的には先方の納期を勘案しながら、自分たちの裁量で仕事を動かして行きます。
トップダウンで指示が出されて、それに従って動くスタイルではないです。
20人にも満たない小さな会社なので、
ときおり工程のあちこちで仕事の渋滞みたいなことが起こります。
(ボトルネックというやつです)
そんな時は他の部署からヘルプに来てもらって解消したりもします。
ひとつところで延々とやるのではなく、効率的に仕事が流れることを意識して動く感じです。