なにをやっているのか
私たちは2020年創業の、製造業の利益構造そのものを変えることに挑むバーティカルSaaSスタートアップです。
日本の製造業は、高い技術力や現場力を持ちながらも、
・原価や利益構造がブラックボックス化している
・属人化した見積・原価管理に依存している
・良いモノを作っても、利益が残らない
といった構造的な課題を長年抱えています。
その結果、現場が疲弊し、次の投資や挑戦ができず、
本来誇れるはずのモノづくりが「持続できない」状態に陥っている企業も少なくありません。
私たちは、こうした課題に対して
「フェアで持続可能な、誇れるモノづくりを。」
というミッションを掲げ、テクノロジーの力で真正面から向き合っています。
プロダクト:製造業向けSaaS「匠フォース」
第一弾サービスとして提供しているのが、**国内メーカーの利益改善・高付加価値化を支援するSaaS「匠フォース」**です。
匠フォースは、製造業の現場に深く入り込みながら、
・原価・見積・利益構造の可視化
・現場データに基づく意思決定の高度化
・経験や勘に依存しない、再現性のある利益改善
を実現し、「どこで・なぜ・どれだけ利益が出ている(いない)のか」を
誰もが共通言語で語れる状態をつくります。
単なる業務効率化ツールではなく、経営と現場をつなぎ、企業の意思決定の質そのものを引き上げる基盤として、多くの製造業に導入が進んでいます。
現在地とこれから
2024年12月には、累計5億円の資金調達を実施。
プロダクト開発・組織づくりの両面を一気に加速させるフェーズに入りました。
私たちが目指しているのは、「匠フォースを入れれば利益が改善する」ことに留まりません。
製造業の“当たり前”をアップデートする、正当に利益が残る構造を業界標準にする、
次の世代が胸を張ってモノづくりに向き合える世界をつくる
そのために、製造業×SaaS×現場起点という難易度の高い領域に、チーム一丸で挑戦しています。
なぜやるのか
日本の製造業は、かつて世界を代表する数々の製品を生み出し、
日本経済と社会を力強く支えてきました。
その価値の源泉は、現場に根付く高度な技術力、改善文化、そして誇り高い職人精神にあります。
一方で今、その製造業は大きな転換点に立たされています。
・深刻化する人材不足と高齢化
・技術やノウハウの属人化、技術承継の限界
・原材料高騰や価格競争による利益率の低下
・データ活用が進まず、経験と勘に依存した経営判断
・国際競争の激化による競争力の低下
こうした構造的な課題が重なり、
「良いモノを作っているのに、報われない」
「次の世代にバトンを渡せない」
という状況が、今まさに現場で起きています。
このまま何も変わらなければ、日本の製造業は静かに縮小し、
世界に誇ってきた技術や知見が、次の世代に継承されないまま失われていくかもしれません。
私たちは、この未来を「仕方がない」とは思えませんでした。
製造業の現場には、まだ圧倒的な価値と可能性が眠っている。
にもかかわらず、それが構造や仕組みの問題によって正当に評価・還元されていない。
この歪みこそが、解くべき本質的な課題だと考えています。
だからこそ私たちは、
「フェアで持続可能な、誇れるモノづくりを。」
というミッションを掲げました。
産学官、そして現場。
あらゆる知見とリソースを掛け合わせ、
テクノロジーの力で製造業の意思決定と利益構造をアップデートする。
単なる効率化でも、部分最適でもなく、
業界全体がもう一度、胸を張って挑戦できる土台をつくること。
それが、私たちがこの事業に挑み続ける理由です。
どうやっているのか
匠フィロソフィー(バリュー/行動指針)
① 視座高く
ミッションや業界全体を俯瞰した視点を持ち、トップランナーとして挑戦し続ける姿勢。
製造業全体の構造課題解決を目指すからこそ、目先の成果だけでなく長期視点で価値創出を捉えることが求められる。
② カスタマーサクセス
顧客に圧倒的な価値を提供し、顧客成功が業界全体の最適化につながるという考え。
単なる導入後フォローではなく、顧客の成功体験がイノベーションにつながるという伴走型の姿勢を意味する。
③ One Team
部署・役割を越えてチーム一丸となり最大の成果を生み出す協働文化。
異なるバックグラウンドを持つメンバーが互いに補完し合い、全社最適でミッションに向かう価値観を強調する。
④ 爆速
意思決定・リリース・改善のサイクルを高速で回し、価値実現の速度を高める。
市場の変化が激しいDX/AI領域では、スピードが競争力になるという考え。
⑤ 現場・現物・現実
実際の顧客現場に足を運び、リアルな情報を大切にする。
一次情報を重視することで、真の課題発見と高い価値提供につなげるという姿勢。
⑥ オープンかつストレートなコミュニケーション
言いたいことを適切に伝え、理解を深めるクリアな対話文化。
建設的な議論と誠実な対話が、チームの信頼醸成・意思決定の質向上につながるという価値観。
⑦ オーナーシップ
自分ごととして主体的に動き、ミッション達成の責任を持つ。
領域を限定せず、当事者意識をもって能動的に働きかける文化を重視する。
⑧ 楽しんでいこう
挑戦の過程や成長を楽しみ、ポジティブに前進する姿勢。
困難や不確実性を含むスタートアップ/製造DXの挑戦を「価値ある経験」と捉える文化価値。
📌 背景:なぜ8つにしたのか?
従来の5つのバリューは良い指針ではあったものの、
ミッション達成を意図的に逆算した行動原則としては十分でない面があったため、
価値観をより明確かつ具体的な行動指針に再定義し、8つのフィロソフィーとして言語化しました。