なにをやっているのか
安心 ゆったり 笑顔がいちばん
苑内の様子
岐阜県は飛騨の最北端、富山県との県境に飛騨市神岡町はあります。
かつては鉱山町として栄えましたが、今やニュートリノの観測でノーベル賞をとったことでも有名なスーパーカミオカンデがある昭和の雰囲気を色濃く残す町。
北アルプスや立山、そして白山へも、それぞれの登山口まで1時間程で行けてしまえる、そんな、山や川など大自然に囲まれた小さな町です。
そんな神岡町にある社会福祉法人神東会(しんとうかい)たんぽぽ苑は、地域にとけ込んだ福祉サービスの提供を理念に、平成4年法人を設立し平成6年特別養護老人ホームを建設しました。
現在、特別養護老人ホーム(暮らす)、ショートステイ(泊まる)、デイサービスセンター(通う)、ホームヘルプサービス(ご自宅へ伺う)や居宅介護支援事業(ご相談)といったサービスを行い、お年寄りや介護を必要とされる方を支えています。
なぜやるのか
ふ だんの
く らしを
し あわせに
福祉という言葉はいろんなところで良く聞きますし使ったりしますが、じゃあ福祉って何?と聞かれると、すぐ答えられないということがありませんか?
実は、福祉という言葉は、「福」も「祉」も、「幸せ」という意味なのです!!!
戦後70年間、日本の高度成長期を支えてきた方々がいてこそ、日本は世界でも稀にみる幸せな国になりました。
医療も飛躍的に進歩し、平均寿命も延び、健康でいられる期間がとても長くなってきましたが、それでも残念ながら介護が必要となる方がいらっしゃいます。
介護が必要となっても、楽しく笑って暮らしてほしい。それができるのは、今の世の幸せを享受している、私たち若い世代なのではないでしょうか?
「地域にたくさんの幸せ(笑顔)を増やしていきたい!」 社会福祉法人神東会は、そんな、みんなが楽しくワクワクするような地域を目指します。
社会福祉法人神東会の基本理念。
1.人間としての尊厳と社会連帯の思想を基本に、公平公正な運営を目指します。
2.常に健全で活力ある経営を念頭に、施設機能の充実に努めます。
3.地域にとけこみ、住民の理解を得ながら、地域福祉の推進に努めます。
4.利用者の基本的人権を尊重し、個々の能力に応じ日常生活に必要な福祉サービスの提供に努めます。
5.職員の資質向上を図ると共に、勤務環境の改善に努めます。
どうやっているのか
育児休業中の職員が子どもを連れて!
出雲大社旅行中、鳥取砂丘にて
人が人を介護するということにおいては、当然、職員の質が非常に重要になりますので、いくつかの社内制度を設けています。
●働きながら資格がとれる!
介護福祉士や介護職員実務者研修、初任者研修など、全て資格取得にかかる費用については当法人が負担し、さらには研修スクーリングについても賃金を支援しています。
これは、地域に福祉の人材が増えることは、その地域の福祉力のアップにつながっていることから、「福祉の人材育成は、地域の人材育成である」という当法人の考え方に基づいています。
よって、当法人を仮に退職することになったとしても、それによって費用の返還を求めるといったことは一切ありません。
つまり福祉の人材が育ったということは、地域に人材が育ったということであり、当法人だけが質の高いサービスを提供すれば良いのではなく、地域全体で質を高めていくことが大事だと考えているからです。
ちなみに、介護職員の多くが介護福祉士資格を持っていますが、最初から資格を持って入ってきた人ばかりではありません。当法人に勤め、働きながら資格を取った職員もたくさんいます。
介護が未経験でも先輩がついて指導してくれますし、管理者も介護スタッフ出身なので何でも気軽に相談することができます!
●子育て支援
当法人は、業界の平均や地域の平均を大きく超え、育児休業が3年間とれますし、実際、多くの職員が3年間を希望し、中には連続して2人目を出産し6年近く育児休業をとった職員もいます。
職員が生まれた子どもを連れて来てくれた時のお年寄りたちの笑顔ったらもう!
そして、今年、土日の勤務に負担がないよう土日営業の託児所も併設しました!さらには、飛騨市自体が子育てに大変力を入れているので、子育てをするにはとても良い環境だと思います。
職員の研修を充実し質を上げることと同時に職員間のコミュニケーションが円滑にできるということはとても大事だと考えています。
当法人には職員の互助会組織があり、みんなで懇親会をしたりスポーツをしたり、旅行に行ったり、地域のイベントに参加したり。
近年はサークル活動も増えてきており、ヨガサークルができたり、登山サークルがあったり。
また、4人以上の職員で出かけると、補助が出るといった法人独自の制度もあり、今年何人かの職員は映画「君の名は。」を観にも行きました。
当法人は、神岡町の東町地区と旭ヶ丘地区の2つの拠点に、それぞれ施設を持っていますが、東町は平成6年に建設、旭ヶ丘には平成15年と平成27年に建設を行っています。どちらも地域に必要となる施設を地域の理解の元、建設してきました。
そのようなことから、当法人に対する地域の方の理解も深く、ボランティアで協力していただける方々もたくさんいらっしゃいます。
町内で使えるボランティアポイント制度を作ったり、FacebookやTwitterなどSNSはもちろんLINE@でも情報を発信したり、飛騨市神岡図書館にたんぽぽ苑文庫コーナーを作ってもらったり。
地域との結びつきはとても大事だと考えています。