Techouseでビジネスインターンの採用担当をしている竹本です。
「営業やマーケティングはなんとなくしっくりこない」「自分がどんな仕事をしたいのかわからない」「どこでも通用するようなスキルがほしい」—そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回のインターンストーリー第六弾では、インターンとしては珍しい採用担当として活躍中の中村さんにインタビューしました。
この記事では、2度ゼミの面接に落ちて将来に不安を抱えていた中村さんが、複数のプロジェクトに仲間と挑戦する中で、ビジネスパーソンとして成長してきたストーリーをお届けします。
仲間と挑戦するインターンの魅力を知りたい方にとって、必ず参考になります。
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
将来への不安からTechouseへ
長期インターン採用の計画と運用を丸ごと担当
前例ゼロの仕事で正解をつくる、入社2か月の挑戦
仕事を通じて身についた「目的から逆算する」習慣
裁量×教育の両輪が機能する、圧倒的に育つ環境
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
将来への不安からTechouseへ
ー 本日はよろしくお願いします。簡単に自己紹介をお願いします!
慶應義塾大学商学部3年生の中村友香です。2025年の4月からTechouseのインターン採用担当をしていて、現在8か月目です。よろしくお願いします。
ー 早速なのですが、どうして長期インターンを始めようと思ったのですか?
大学2年の2月に就職活動を意識し始めた頃、これまでの大学生活を振り返ったときに 胸を張ってがんばったと言えるものがないと感じたのが始まりでした。
ちょうど同じ時期に3年次に所属するゼミの試験があり、第1希望のゼミが不合格で、受かるだろうと思っていた第2希望のゼミも落ちてしまったことも影響しています。このままでは就活の面接も通らないし、社会に出てから苦労するだろうなと思って「長期インターンを始めよう」と決意しました。
ー たくさんの企業がインターン生を募集している中でTechouseを選んだ決め手はなんでしたか?
私がインターン先を決めるときに大切にしていたポイントは、「本気で仕事に向き合える環境か」「濃いコミュニティに所属できるか」の2点です。
高校まではバスケットボール部に所属し、同じ目標に向かう仲間と切磋琢磨する生活を送っていましたが、大学に入学してからはサークルに所属していなかったので、インターンを通じて仲間と活動したいという思いがありました。
また、インターンを始める前の自分は、大学で何かに没頭できていないことに漠然とした焦りはあったので、本気で取り組めるものがいいと思っていました。
Techouseは、インターンの面談で対応してくれた方が会話のしやすい空気を作ってくれて、圧迫感がなく、自然体で働けると直感で思いました。また、会社について説明をしてもらう中で、学生インターンのうちから裁量のある大きな仕事を任せられるという特徴があると知って、ここでなら妥協せず働けると感じ、入社を決めました。
長期インターン採用の計画と運用を丸ごと担当
ー 今はどんな業務を行っているのですか
メインで進めているのは28卒長期インターン生の採用活動です。採用計画に沿って、採用媒体の運用や各事業部との連携をしています。
この採用計画は四半期ごとにある「オフサイトミーティング」という社内イベントで、採用チームの長期インターン生だけで策定しました。
オフサイトミーティング…社員・インターン生全員を参加対象とした社内イベント。2日間にわたって開催され、チームメンバー全員でテーマに沿って徹底的に議論をする。テーマは各回や事業部によって異なる。
採用計画を立てるにあたってまず取り組んだのは、昨年度の採用実績を細かく洗い出し、歩留まりや応募経路ごとの数値を徹底的に分析することでした。その上で、1年間の採用人数・予算・媒体配分を論理的に組み立て、数百万円規模の計画としてまとめました。長期での採用計画を描くのは想像以上に難しかったです。
今年は会社としてさらなる増員を目指しています。しかし、現状の施策だけでは数値的に目標達成ができないことが分析の中で明らかになりました。そこで複数の採用媒体を比較・検討し、新しい媒体の利用も決めました。どの媒体が最も効率的に目標達成へ寄与するのか、数字と向き合いながら何度も議論を重ねていきました。
インターンの採用活動も費用をかけて行うという側面では、会社全体の利益に影響があるため、新しい媒体の利用開始も判断材料が揃うまで慎重に進めたい気持ちと、早く新しい活動も含めて取り組まないと採用計画が達成できないという焦りがありました。
約2日間議論をチームメンバーと行って、これからどうやって活動していくのかの道筋がたったときは、不安よりも「これで採用を前進させられる」という手応えと覚悟が持てましたね。
現在は、オフサイトミーティングで立てた採用計画に沿って日々の採用活動を進めています。自分たちで立てた計画であり、チーム全員で合意した目標だからこそ、絶対に達成したいという思いが強くあります。
ー 社員と関わる機会はありますか?
非常に多いです。
特に採用チームは採用に関わる業務を一気通貫で担当していて、「入ってくるインターン生と配属先の橋渡し」 のような立ち位置なので、事業部の社員とも頻繁にミーティングや、メッセージのやり取りを行います。
社員と関わる機会が多い分、フィードバックもたくさんいただけるので、報連相などのビジネスの基礎や、ビジネスコミュニケーション力は自然と身についてきました。
私は特に簡潔に話すことが苦手だったのですが、Techouseで働く中で常に目的を考えるようになり、就活の面接でも整理しながら話せるようになりました。今後の人生で一生役立つスキルを学べていると感じていて、Techouseで働く皆さんには感謝しかないです。
前例ゼロの仕事で正解をつくる、入社2か月の挑戦
ー これまでで一番大変だったことはなんですか?
インタビュー記事のプロジェクトです。私が入社して2か月もたたないうちに担当することになったプロジェクトで、右も左もわからない状態だったので、とにかく大変でした。
インタビューというと、メンバーから話を聞いて書き起こすような簡単な仕事に聞こえますが、いざプロジェクトに取り組むと、会社を代表して発信する仕事であり、責任の重さは想像以上でした。どんな目的でなにを伝えたいかを考案する部分から、関わったことのないメンバーに連絡をしてインタビューをし、記事を書くところまで、すべて自分の裁量で企画をし、進めていく必要がありました。
当時の私はまだ「指導される側」の意識が抜けきっておらず、裁量の大きさに戸惑いました。企画、構成、取材、執筆までを自分で行うというのは理解していましたが、そもそも何から手をつければいいのかも分からない状態でした。毎日プロジェクトのことばかり考えていたのを覚えています。
特に難しかったのは、インタビュープロジェクトの前例がなく、自分で正解を定義しなければいけなかったことです。ターゲット設定はTechouseが採用したい人物像と合致しているのか、適切な訴求ができる文章構成になっているのか、メンバーの魅力を引き出すにはこの質問で良いだろうか、と毎回意思決定に迷いが生まれて、前に進めることの難易度が高いプロジェクトでした。
ー どのようにしてインタビュー記事プロジェクトはやりきったのですか?
ひたすら周囲に相談していました。とにかく自分だけで抱え込まないことを意識して、メンバーや上司に助けてもらっていたという感じです。
ただ、当時の私は効率の良い相談の仕方すら分からず、課題を整理して伝えることもできませんでした。正直、相談というより 「困っているから助けてください」と言っているのに近い状態だったとおもいます。
それでも、誰に相談しても真剣に話を聞いてくれて、一緒にホワイトボードを前に議論したり、インタビューの意図を深掘りしてくれたり、時には「ここは迷って当然だよ」と言葉を返してくれたり。相談が不格好でも前に進める環境が本当に心強かったです。
私が言語化しきれなかった部分まで汲み取り、自分で気づけるように導いてくれました。
完成した記事は現在も多くの学生読んでもらえていて、「この記事を見て応募しました」と話してくれる方が実際に入社もしてくれています。
さらに、その中の一人と今は同じチームで働いています。自分が悩みながら作ったものが誰かの背中を押し、未来の仲間につながったことは、今でも大きな達成感と自信になっています。
仕事を通じて身についた「目的から逆算する」習慣
ー Techouseの長期インターンに参加して変わったことはなんですか?
Techouseで働き始めて最も大きく変わったのは、目的意識を持つようになったことです。
以前は深く考えずに行動してしまうタイプでしたが、複数業務を同時並行で進める中で「今、何のためにやっているのか」を理解しないと成果につながらないことを痛感しました。5W1H、特にWhyを意識して仕事をすることの重要性に触れたことで、物事の本質を考える習慣が身につきました。
また、成功体験を重ねるなかで自信がつき、消極的だった自分も、やりたいことを進んで行う主体性が育ってきていると感じています。インターンを始める前には想像できなかったけど、仕事をする中で人生が充実していく感覚です。
裁量×教育の両輪が機能する、圧倒的に育つ環境
ー 採用担当をしている中村さんから見て、Techouseはどんな会社ですか?
一言で表すなら、「挑戦させて終わりではなく、ちゃんと育てきる会社」 だと思います。
Techouseはインターン生でも裁量が大きく、入社直後から実践的な業務を任せてもらえる環境があります。一方で、任せて放置ということはなく、困ったときには必ず誰かが手を差し伸べてくれる。裁量と教育のバランスが、どちらかに偏らず両輪で機能している会社です。
採用チームは、業務上多くの社員やインターン生と関わるため、自然とコミュニケーション力や相手の意図を汲み取る力が磨かれます。相談すれば誰もが真剣に向き合ってくれる文化があるので、安心して挑戦できるし、失敗しても学びに変えられる。自分の成長を後押ししてくれた環境だと思います。
また、インターン生の成長を本気で信じて任せるという価値観が組織全体に浸透していて、学生でも会社の中核となるプロジェクトに携われることもあります。その経験を通じて、仕事の意味づけや目的思考が自然と身につき、自分自身の成長実感も強く得られます。
【インターン生の活躍を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。】
インターンが仕掛ける数億円規模のBtoBマーケティングとは?
【インターンストーリー #1】
ー 中村さんはどんな人と一緒に働きたいですか?
一番は「チームで働くことを大事にできる人」です。
採用チームの仕事はひとりで完結しません。日々の相談ややりとりの中で進んでいく業務が多いです。だからこそ、相手の話をちゃんと聞いたり、お互いに頼り合ったりできる人と一緒に働けたら嬉しいなと思います。
私自身、チームで楽しく働きたいという思いが強いので、やりがいを感じながら、充実した時間を一緒に作っていける人だとすごく嬉しいです。
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
ー 最後に、これからチャレンジする方にメッセージをお願いします!
学生時代の限られた時間を使って「長期インターンやろう」と決断するのは素敵なことだと思うので、せっかくやるならその時の自分だけではなくて、今後の自分にも活きる中身のある活動をしてほしいです!そのためには環境はもちろん、自分自身が頑張りたいという気持ちを持つことが大切だと思います。
Techouseでは成長できる環境が整っているし、周りのメンバーからも刺激を受けて前向きな気持ちになれる場所なので、迷っている方にはTechouseをおすすめします。
この記事を読んで少しでも興味をもっていただけたらぜひ一度お話しましょう!
お会いできることを楽しみにしております!