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テンポイノベーションの強みは“やり抜く力”。営業本部のTOPが語る、強い組織づくりの秘訣とは

私たちテンポイノベーションは、飲食店激戦区の東京において、飲食店賃貸の新たな仕組みづくりに挑戦中。店舗物件を不動産オーナー様から賃借し、飲食店テナント様に転貸する『店舗専門の転貸借事業』を展開しています。

今回は営業本部長の近藤さんにインタビューを実施。営業本部が目指す姿や、求める人材像などを伺いました!

 

【プロフィール】

近藤 裕二(こんどう ゆうじ):取締役 店舗転貸借事業統括本部 営業本部 本部長。アパレルの卸業を経て、2009年にテンポイノベーションへ入社。

マネジメントの肝は仕事を楽しんでもらえる環境を作ること

――近藤さんがテンポイノベーションに入社した経緯を教えてください。

前職はアパレルの卸業務に従事。事業の将来性と今後のキャリアを考え、転職を決めました。

テンポイノベーションに入社したのは、飲食に携わる仕事がしたいと思ったから。実家が飲食業を営んでいて、また自分自身も食べることが好きだったため、世の中の飲食店を支える仕事ができる点に魅力を感じました。

 

――入社後はどのようなキャリアを築いてきたのですか?

入社当時の当社は、社員数30名程度の小さな会社でした。私は営業担当として入社しましたが、現在と異なり、仕入れも客付けいずれも1人の営業担当が行うスタイルで仕事を進めていました。私自身は客付けを強みとしていましたが、徐々に仕入れにおいても成果をあげることができ、それに伴い次長、部長と昇格。2019年からは取締役および営業本部長の役割を任せていただいています。

元々、自分自身でいろいろやってみたいという志向が強く、「裁量を持ってできることを増やしたい」と思って取り組んできた結果、ポジションも上がっていったイメージですね。

 

――近藤さんが組織をマネジメントするうえで、特に大切にしていることは?

私のポリシーが、「仕事は楽しく」ということ。約40年間、仕事人生が続くなかで、苦行として仕事を行うのは、人生にとってもプラスにならないですよね。だからこそ、上に立つ人間は「メンバーに仕事を楽しいと思える環境」を作ることが大切だと思うんです。もちろん成果を生み出す過程で、苦労や困難を味わうことも多々あるでしょう。ただ、大変な状況のなかでも、一人ひとりが「仕事の楽しさ」を見つけられれば、自律したとても強い組織ができると考えています。

そのような環境づくりのために、私自身は各メンバーと「“人対人”で向き合う」ことを心がけつづけてきました。たとえば“ダメなものはダメ”、“認めるべきことは認める”といったように、メリハリを重視したコミュニケーションを行いながら、信頼関係を築くことを意識しています。


人材のプロフェッショナル化を推進し、さらに強固な組織を目指していく

――現在の組織体制を教えてください。

営業本部は現在約45名の組織です。私の配下に部長が2名おり、その下にマネジャー陣がいて、さらに仕入れ部隊と客付け部隊などに分かれています。

営業本部としてのミッションは、人材のプロフェッショナル化を進めること。店舗専門の転貸借事業は特殊なビジネスですから、仕入れなら仕入れ、客付けなら客付けの専門性を高めることを目指しています。

 

――人材のプロフェッショナル化を進めるために、具体的に取り組んでいる事柄は?

大きく2つあります。1つ目が、「教育体制の整備」です。たとえば仕入れに関しては“物件のこと”、すなわち設備の内容やエリア特性を深く知ること。また客付けに関しては“飲食店のこと”、つまり客層や価格帯、ターゲットやコンセプトなどをきちんと知ること、店舗のプロフェッショナルとして聞かれたことに何にでも答えられる教育を行っています。当たり前のことを理解し、徹底的に行動しつづけることで、プロフェッショナルになれると考えているからです。

実際に当社で高い業績をあげているメンバーは、基礎を徹底しているメンバーばかりです。基礎がなければ応用もできません。うわべだけやる人は長く続かないんですよね。仮に土台づくりに時間がかかったとしても、素地があればどのような事柄にも対応できるようになりますし、お客様からも信頼され、その結果受注にもつながっていきます。

2つ目が、「仕組みの構築」です。当社では特に、「誰でも成果をあげられるような仕組みづくり」を重点的に行っています。また教育の仕組みもブラッシュアップしている最中で、現在はDXを活用して、いつでもどこでも勉強できる仕組みづくりを強化しています。

 

凡事徹底から生まれる「やり抜く力」

――近藤さんが考える組織の強みを教えてください。

物事をやると決めたら、「やり抜く力」が強い点が私たちの強みです。特に仕入れの仕事は、地場の不動産会社などとすぐに関係構築ができるわけではありません。実際に私が懇意にしていただいているとある不動産会社さんも、3年かかってようやく1件の物件を契約できました。3年間、当たり前のことをやりつづけた結果、信頼を勝ち取ることができ、今では当社内で最も多い契約をいただいています。

当社では以前から「凡事徹底」という言葉を掲げてきました。各自がそのような心がまえで取り組みつづけた結果、高い「やり抜く力」を持った組織を実現できているのではないかと思います。

 

――一方で、組織全体の課題や今後強化すべきことについてはどのように考えていますか?

持続的成長を行う組織に向けて、人材の採用と育成をさらに強化していくことが課題です。そのために、主体性を持ち、自ら考えて動けるような自律した人材を採用し、育てていくこと。また、各自が成果を求めながら、一丸となって取り組んでいけるような状態を作っていく必要があると考えています。

 

――今後の目標を教えてください。

事業部として、2029年3月期に5,500件の転貸借物件数を獲得することを目標に、2026年3月期時点で100名体制のチームを築くことを目指しています。先ほども専門性を高めるというお話をしましたが、今後もより分業化したチームづくりを基本とした組織の構築を考えています。

この事業において、どの会社よりも専門性の高いプロフェッショナルな営業組織の構築を行いたいです。関係する貸主様不動産業者様飲食企業様から店舗の事に関してはテンポイノベーションの営業に聞けば問題がわかり、解決する等、店舗のことならテンポイノベーションに相談すれば解決でき、皆様のお役に立てる。その結果、当社を選んで頂けるような営業組織を構築していきたいと思っております。


どこの世界でも通用するビジネスパーソンを育てたい

――近藤さんは営業職採用の最終面接も担当されていますが、面接ではどのようなポイントを見ていますか?

「自分自身を素直に出せるかどうか」を見ています。面接では、ご自身の弱みや失敗経験も含め、ありのままの姿を出してもらいたいと考えています。その理由は、私たちの仕事において求められるマインドの1つに「素直さ」が挙げられるから。営業の仕事にゴールはありません。目標に向けて走りつづけていくためには、当たり前のことを地道に、実直にできるかどうかが最も大切です。

もちろん、元々の営業センスが高く、すぐに器用に成果を出せる人もいるでしょう。そのような方もすばらしいと思いますが、一方で自分の力を過信して見栄を張ったり、強がってしまう傾向もあります。つまり、素直さという点で疑問が残ります。

当社では成果と共に、その成果に至るまでのプロセスも重視しています。結果を出すために自分で考えながら計画を立てて実行した人は、きちんとそのプロセスを語れるんですよ。たまたまラッキーパンチだったとしても、その事実を客観的に認識している人は、しっかりと自分の行動を分析して次のアクションにつなげることができています。だからこそ面接の際は、応募者の方がこれまでにあげてきた成果や、その背景にある考えや取り組み方などを深掘りしてお聞きするようにしています。

 

――テンポイノベーションの営業職だからこそ経験できることや、身に付けられるスキルを教えてください。

私自身の育成方針として、「どこの世界でも通用するビジネスパーソンを育てたい」という思いがあります。そして当社では、まさにどこに行っても活かせるノウハウやマインドを獲得することができると考えています。なぜなら、営業の「やり方」だけでなく、営業職としての「あり方」を身に付けてもらうことを教育の柱としているからです。

成果は「やり方」×「あり方」の相乗効果で生まれるものです。当社に入社されるみなさんには、ビジネスの世界でプロフェッショナルを目指すための取り組み姿勢についてもお伝えしていきたいですね。


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