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‟元THECOO”がステータスになる日まで──インサイドセールスでインフルエンサー事業部を牽引

中山からバトンがつながったリレーインタビュー企画第七弾。今回登場するのは、法人セールス事業のインフルエンサー事業部でインサイドセールスの責任者として活躍する上甲 和志です。インドネシアの民族衣装で商談に出て、契約を勝ち取ったこともある上甲が語る、THECOOの環境や今後のキャリアの話をお楽しみ下さい。

大阪、東京、インドネシア──多様な価値観に触れ、THECOOへ

学生時代の半分は海外で過ごし、特にインドネシアには約2年ほど滞在した上甲。海外志向の発端は、地元大阪での高校時代にありました。

上甲 「高校では、東京や全国の学生と絡む機会が多く、『大学では大阪の外に出ないと』って思っていました。それで東京の大学に進学して、入学後は学校の研修プログラムでベトナムに10日間くらいの超短期留学をしたんです。

そしたら今度は、『世界にはこんなにもおもしろい人たちがいるのか。東京だけでもいけない。異文化に触れて自分の価値観を広げたい』と、留学を考え始めました」

留学するにしても「アメリカや欧州では他の人と同じ選択だし、日本と似た生活が想像できておもしろくない」と考えた上甲。生活水準も価値観も考え方も、全く想像できないところを探した末に決めた場所こそ、インドネシアでした。

上甲 「留学中はイスラム教の金曜礼拝に日常的に参加したり、インドネシア独立派の政治家にインタビューをしたり、地方言語の一つアチェ語を学んだり……。日本では到底できない生活を送りました。

そんな異文化なインドネシアでも信頼しあえるたくさんの友人ができました。どれだけ文化や言語、肌の色が違っても、心は通じあうことができるし、そのことで自分の知見を広げることができる。様々な人の多様な考えに触れ、新しい価値観を手に入れられる環境が僕をワクワクさせ、突き動かしていると確信しました」

帰国後に就職活動を始めた上甲。「仕事の幅が広く、新しい事業やサービスも生まれやすい」「会社も社員も成長スピードが速い」という理由から、「成長産業」に的を絞って企業を探します。そして、就活サイトで見つけたのがTHECOOでした。

上甲 「選考で印象的だったのは、國分さん(メンバーサクセス本部 人事採用部長:國分 隆毅)との面接ですね。『将来的には‟元Google”とか‟元〇〇”のように、‟元THECOO”がウリになるような会社にしたい』と言っていて、THECOOを経由して羽ばたいていくことを良しとする社風がすてきだなと思いました。それに自分でも、『おっ、元々THECOOにおったんや』と一目置かれる会社にできたらおもしろいなって思ったんです。

また、平良さん(代表取締役CEO:平良 真人)との最終面接で、自分の考えを素直にぶっちゃけたにも関わらず内定をもらったので、懐が深い会社だと思い、入社を決めました(笑)」

オリジナルを作り上げるおもしろさ。THECOOのインサイドセールスとは

2020年に入社後、上甲はインドネシアでの経験から、インフルエンサーマーケティング事業部を志望しました。

上甲 「インドネシアでは、インフルエンサーによってInstagramなどのSNSが盛り上がる様子を間近で見ていたんです。だからインフルエンサーマーケティングが、これからのグローバルスタンダードになるし、日本でも流行ると思っていました。

市場の成長性も感じていたので、THECOOに入社したら絶対にインフルエンサーマーケティング事業部で働くって決めていましたね。最終的には希望通りに配属されて、1年目は、いわゆるインフルエンサー広告プランナーの業務をしていました。

ところが、1年目の後半から仕事へのウキウキ感がなくなってしまったんです」

仕事の意義を見出せず悶々としていた上甲ですが、インフルエンサー事業部長を務める中山 顕作から、インサイドセールス部門を立て直す話を聞いたことで、異動を決意します。

上甲 「当時インサイドセールスは立て直しのフェーズで、組織もルールも座組みも、ある意味ゼロからのスタートでした。そんな部署に移り、自分の裁量で主体的に仕組みを作れることにおもしろみを感じました」

そうして2年目にインサイドセールスへ異動すると、上甲は以来そのポジションで、インフルエンサーマーケティングに興味があるクライアントの発掘・売り込みを担う業務を担当しています。

上甲 「事業部内では、僕はマーケティングと広告プランナーの間に入るポジション。なので、マーケティングチームとはいろんなことに連携して取り組んでいますし、広告プランナーチーム(セールス)のマネージャーである修二郎さん(太田 修二郎)・由莉さん(杉山 由莉)とは毎週1on1をしています。そこで各チームの数字を見て、パスの出し方やインサイドセールスとしてどう動くかを話し合っています。

また、THECOOのインサイドセールスは、プロダクトを持っている場合とは違い、相手の話を聞いた上で提案するインフルエンサーやプラットフォームが変わります。

広告プランナーが芯を食った提案をするために、インサイドセールスの段階でしっかりとヒアリングをして、今やるべきか否かもしっかりフィルターをかけることを大事にしています」

広告代理店やインフルエンサーマーケティング業界では、インサイドセールスの概念がまだ浸透していないため、前例や知見も多くありません。上甲は、そんな未知の領域を自ら開拓し、独自のものを作り上げることにも、楽しさを感じています。

プロフェッショナルなメンバーが集まる組織。それがインフルエンサー事業部

2022年で新卒3年目を迎えた上甲。「自由と責任の会社」と言われるTHECOOの風土に対し、「自由にやりたいし、それなりに責任も持ちたい自分には合っている」と感じています。

上甲 「たとえば、2022年3月1日に実施した『THECOO事業戦略発表会 The Insight 2022 〜Right here, Right now〜』も、平良さんから僕とまみたけ(メンバーサクセス本部 人事採用部:竹内 まみ)が急遽アサインされ、『あとは任せた』って感じでした(笑)。

2022年の上半期の運命を握るにしては、すごく雑なアサインだと思いましたが(笑)、予算も出してプロジェクトも任せる、という責任の与え方をしてくれる会社だと強く感じた経験ですね」

他にも、各チームと相談をしながら予算を確認して、目指すべき予算目標を自分で決めている上甲。責任を持てることに充実感を持つ一方で、自由さについては良し悪しの両方を感じています。

上甲 「コアタイム等はありますが、基本的にどう働くかは自分で決められますし、服装も自由です。あとは、結構言いたいことを言えますし、業務の組み立て方も自由です。だから、そういうことで無駄なストレスを感じないですね。

ただ、今のインサイドセールスチームは自由すぎるので、ルールを作らないといけないフェーズだと思っています。また、インサイドセールスの専任が僕一人なので、属人的にならない仕組みも必要だと感じます」

法人セールス事業を率いる下川 弘樹(取締役COO)や、中山ともいい関係性を築いているという上甲。彼らとインフルエンサー事業部にはどんな印象を持っているのでしょうか。

上甲 「顕作さんはデキるビジネスマンって感じですが、普段はどうでもいいことばかり話してきます(笑)。でも、『顕作さん、ちょっと相談乗ってくれませんか』と伝えると、業務外の時間でも相談に乗ってくれて、レスもすごく早いし、かなり頼っています。

下川さんは、仕事の話をよく聞いてくれますし、業務外にも美味しいラーメン屋さんや飲食店を教えてくれる方です。もちろん、仕事についてもたくさん質問しますが、一番よく話すのはラーメン屋についてですね(笑)。

インフルエンサー事業部は、『自分を持っている人たちの集まり』です。個人事業主の方みたいに、最初から最後まで一人で完結できる力を持っているけど、相談して助け合うことを良しとする。そういう人たちが集まっています」

社会課題への挑戦。掴めるチャンスは取りこぼしたくない

上甲は今後のキャリアとして、「中学生の頃から関心を持っている、社会課題や社会問題に携わる仕事をしたい」と、考えています。

上甲 「そのために、まず自分でお金を稼げるようになりたいです。社会課題の解決に向けて持続的に活動するためには、自分たちで活動資金や、生きていくための生活費を調達できることが必要不可欠です。

ファーストキャリアも、『成長著しい産業であれば、お金の稼ぎ方やビジネスの流れを理解できる』という考えがあって、THECOOを選んでいます。ですから、ここでそれらを覚えてから、社会課題解決に力を注いでいきたいです」

上甲が特に強い関心を持つのは、児童売買に関する社会課題です。学生時代にインドネシアで児童売買を防ぐ組織に半年ほど携わっていたことがあり、犯罪に巻き込まれる子どもたちや、反対に子どもたちがお小遣い稼ぎのためにネットで自ら犯罪に手を出してしまう課題を目の当たりにしました。

上甲 「社会課題に関する仕事を、THECOOで取り組むかどうかはまだわからないです。ただ、どこで取り組むとしても『元THECOOです』とちゃんと言えるように、ここではいろんなビジネスや事象に関わりたいなと思っています。

THECOOは、言われたことをただやるだけではなく、自分で助けを求めたり聞きに行ったりできれば、チャンスが巡ってくる環境。だからこそ余計に、チャレンジできる機会は取りこぼしたくありません」

最後に上甲が、次のインタビュイーに指名したのは、彼の“盟友”です。

上甲 「まみたけを紹介します。彼女とは、3月1日のイベントのために長時間Zoomで打ち合わせをしたり、毎日最後まで残って準備したりと、しんどいことも嬉しいこともずっと一緒にやってきました。自分の中では盟友です。

それにFanicon事業部でも活躍していた中で、人事に異動してしまう思い切りの良さもあるので、話を聞けたらおもしろそうだなって思います(笑)」

採用候補者に向けては、「自分を持っている人なら、THECOOでの仕事は楽しめると思いますよ」と語る上甲。彼のように、自由と責任のある環境下で、成長したいと思っている方の応募をお待ちしております。

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