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誰かの人生の楽しみを作る仕事がしたい──未経験からエンタメ業界に飛び込んだ元井の挑戦

リレーインタビュー企画第十一弾は、カスタマーサクセスチームで活躍する元井 夏子が登場。エンタメ業界、ベンチャー、カスタマーサクセス、すべて未経験から身一つでTHECOOに飛び込んだ元井が、『Fanicon』の魅力とこれまでに乗り越えてきた壁を語ります。

ファーストインプレッションを頼りに転職活動。THECOOとの出会い

大学卒業後、出版社に入社した元井。営業としてさまざまな経験をしました。

元井 「もともと本や漫画など人の財産になるものを扱いたい想いがあり、出版業界を志しました。業務では広告営業のほか、販路を持っている取次大手に対して新刊の部数の交渉をする取次営業も担当していました。主に漫画を扱うことが多かったです」

約3年後、元井は転職を決意し、外資系メーカーに転職しました。

元井 「別の業界も見たい気持ちと、大学時代にイギリスとアイルランドに留学していたので、語学を活かせる環境で働いてみたくなりました。

入社したのは時計を扱うメーカーで、時計やスマートウォッチを製造・販売していました。営業として、全国の時計店・雑貨店・百貨店などを出張で回りました。売ったものを街中で見かけたり、スマートウォッチなど時代の最先端のものを扱ったりすることにやりがいを感じましたね」

さらに3年後、元井は結婚を機に退職します。

元井がTHECOOと出会ったのは、退職から1年後のことでした。

元井 「そろそろ働きたいなと思い、就職活動を開始しました。ワクワクしそうな仕事をしようとファーストインプレッションを大事にして、企業を選ぶことにしたんです。そこでちょうどタイミング良く、エージェント経由でTHECOOを紹介されました」

いきなり任された大規模コミュニティ。まずは「知ること」に努めた

THECOOの面接に訪れた元井。入社の決め手になったのは、THECOOのプロダクトでした。

元井 「『Fanicon』の説明を受けてワクワクしました。時代の変化に柔軟なサービスを扱ってみたいと思ったんです。

また面接の印象も良く、風通しの良さそうな会社だなと思いました。オンボーディングでの応募でしたが、面接の途中で『カスタマーサクセスはどう?』と勧められ、了承しました。当時は業務の違いもよくわかってなかったです(笑)」

こうして2021年11月、THECOOに入社した元井。配属されたカスタマーサクセスチームでの業務が始まりました。

元井 「最初は『Fanicon』の機能を覚えるのが大変でした。何ができて何ができないのか、これからどんな機能が増えていくのかなど、同期入社の中根さん(Fanicon事業本部/カスタマーサクセス統括 第二カスタマーサクセス部:中根 幸真)と一緒に先輩方に聞きながら学んでいきました。

また実際にいろいろなファンコミュニティに入って『Fanicon』を触ってみたり、先輩の担当アイコン(Faniconでコミュニティ開設をしているアーティストやタレントなど)のイベントや配信に同行し、現場の手伝いをしたりして雰囲気を掴んでいきました」

2カ月後、2022年に入ると、元井も担当アイコンを持つようになりました。

元井 「当時は大規模/中小規模でカスタマーサクセス部署が分かれていて、私は大規模担当チームに配属されました。担当は6組と少なかったですが、いきなりファン数1,000人を超える大規模なコミュニティを運営することになったので不安はありました」

初めてのカスタマーサクセスの仕事。元井はまず“知ること”に努めました。

元井 「担当アイコンを理解することが大事なので、前任からのインプットに加え、コミュニティに入ってどういう活動をしているのか、ファンがどんな反応をしているのかなど情報収集に努めました。

担当によって、まったく同じ世界観で『Fanicon』を運営したい、ライブとは別の世界観で運営したいなど要望はありますが、まずは知らないと施策も打てないので、アーティストのライブに実際に足を運び、空気感に触れるようにしました」

THECOOのフロント部隊として壁を乗り越えてきた

大規模コミュニティを運営して半年、元井は2つの壁にぶち当たりました。

元井 「日々アップデートされるシステムや機能のキャッチアップです。既存のアイコンにとってカスタマーサクセスは『Fanicon』の窓口なので、新機能はすぐにインプットして、尋ねられたときに、しっかりと説明できるようにしておかないといけません。

クライアントから尋ねられたときは私の説明が会社の見解として受け取られるので、求められている情報を的確に答えられるように努力しています」

もう1つはアイコンとのコミュニケーションでした。

元井 「前提として、アイコンの所属事務所やマネージャーさんとは、頻繁に連絡を取るようにしています。また、ご連絡があった場合にはなるべく早い返信を心がけています。何かあったときに、お互いが言い出しやすい関係性を作っておく方が、円滑なコミュニケーションにつながるからです。

その上で、ファンからの要望をアイコンが実現できなかったり、考えが違ったり、またアイコンからの要望を『Fanicon』では実現できなかったりすることがあります。そういった場合は、チームのメンバーに相談して過去の事例なども紹介してもらいながら、最適解になるような落とし所を探るようにしています」

誰かの人生の楽しみを作る仕事がしたい──その想いをTHECOOで叶える

元井はTHECOOで働く上で、その環境を活かして、積極的に相談しアドバイスを求めてきました。

元井 「THECOOの風通しの良さと相談しやすい環境に助けられてきました。社内の知見や成功体験を聞くと悩みが解決することも多いので、積極的に頼っています。トレンドに敏感な方々のファンコミュニティを支える仕事は、柔軟な考えが視野を広げることがあるので、社内コミュニケーションは大切にしています。

さらに『Fanicon』のコミュニティ内やSNSからファンの声を拾い、アイコンの所属事務所に情報共有したりしながら、日々提案を考えています」

入社して半年が過ぎ、元井はカスタマーサクセスとしてやりがいを感じる出来事に遭遇しました。

元井 「あるアイコンのファンクラブ限定イベントをやったときのことです。普段はコミュニティ内でしか見られないファンの反応を直接目の当たりにしたんです。アイコンがファンを大切にし、ファンの皆さんは本当に幸せそうな顔をしていて、『この人たちが楽しみを感じる瞬間を作るお手伝いができているんだ!』と実感しました。

振り返れば、新卒では人の財産になるものを扱いたいという理由で出版社を志したので、自分の軸に“誰かの人生の楽しみを作る仕事がしたい”気持ちがあるのかもしれません」

最後に元井は、『Fanicon』の魅力とこれからの目標をこう語ります。

元井 「『Fanicon』は従来の一方通行のファンクラブとは違い、アイコンとファンの距離が近いことが魅力。その長所を活かしながら、アイコンにもファンにも『Fanicon』を選んで良かったなと思ってもらえるようなコミュニティ作りをしていきたいです」

最後に、元井がリレー企画の次回インタビュイーとして、21卒で新卒入社した奥村(Fanicon事業本部/カスタマーサクセス統括 第三カスタマーサクセス部:奥村 杏佳)を紹介します。

元井 「奥村さんはまだ新卒2年目ですが、『Fanicon』を熟知していて、カスタマーサクセス配属当時、同じチームでいろいろと教えてくれました。また、物怖じしないコミュニケーションでアイコンとも信頼を築いていて、明るくて頼もしい女性です」
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