ティーオーエイチのミッション・ビジョン・バリューについてのインタビュー、第四弾をご紹介させていただきます。
Mission:TOUCH ONE’S HEART お客様やともに働く仲間のココロを揺さぶる・感動を与える
Vision:人とITの力で組織の未来を創る唯一無二のパートナー
Value:顧客志向・進化・誠実・当事者意識・創造性・スピード・情熱
■ティーオーエイチで仕事をしてきて、誰かのココロを揺さぶったエピソードはありますか?
現在私が担当している企業様について、はじめからすんなり受注できたわけではなく、当初アプローチをしてから2ヶ月間は何も頂けずにいました。
そこで「お客様のココロを揺さぶるにはどうすればいいのか?」と考え、まずは自社の利益は考えずにお客様の立場に立って採用の課題解決をするため、「何か欲しいデータはありますか?」「御社の採用活動で問題をかかえていることはありますか?」などとヒアリングを重ねました。
先方が当時取引していた代理店に資料作成などを依頼しても、要望通りのものがあがって来なかったらしいんです。
サンプル数が極端に少なくデータとして信用できなかったり、資料が送られてくるだけで逆にお客様が調べなくてはいけなくなるなど、欲しいものからずれたものを出してきていたらしくて。
私は当時受注をもらえていない状態でしたが「僕がやります!」と引き受け、市場調査をして先方の望むものを作り納品していました。
それから、今やっているプランを聞いて「その媒体でしたらこういうプランもあるはずですが、代理店から提案はありませんでしたか?」「もったいないですし、やらないにしても提案がないのはおかしいと思います」など助言したり。
その企業の課題解決を第一に、まずは利益のことは考えずに動いたんです。
そういったことを積み重ねていくうちに、少しずつ受注を頂けるようになりました。
以降も、何をすればその人のココロを揺さぶることができるかを徹底的に考え続けて今に至ります。
『TOUCH ONE’S HEART』というミッションを常に意識してやった結果かなと思っています。
■バリューの一つに『進化』がありますが、ご自身が進化するために取り組んでいることはありますか。
進化を止めないために意識しているのは、常に1つ上の視座を目指す事です。
マネージャーである私の役割としては事業部の目標達成等がありますが、1つ上の視座であれば経営陣としての目線が必要になってきます。
事業部の目標は当然として、経営からの視点も持ち合わせた行動を心がけています。
そしてこのことは常々事業部の営業メンバーにも伝えています。
グループリーダーであれば、グループにとどまらず事業部の目標達成に向けてどのようにしていくのか。
メンバーであれば、個人だけではなくグループの目標達成をするためには何をしたらいいのか。
主語が「自分が」「自分のグループが」ではなく、「事業部では」など広く持てるといいと思います。
ずっと自分の立場の目線のままでいると成長しないので、意識することが大事です。それが進化であり、成長であると考えています。
■ビジョン「人とITの力で組織の未来を創る唯一無二のパートナー」とはどんな状態を指しているのでしょうか?
現在HRソリューション事業部では求人媒体を提案しお客様の採用活動をサポートしていますが、今後は単に採用だけの話ではなく、「採用した人を定着させるために面接のレクチャーをしたりOJTの研修にも携わる」「採用を減らすことで人件費を削減し、会社の利益を増やす」など、経営コンサルタントのような提案ができる組織に近づけられたらと思っています。
また、今の時代どの会社もITとは切っても切れない関係にあります。
求人事業を行っていて、ITの知見も深いという会社はあまりありません。
HRソリューション事業部ではITの知見はまだまだ浅いですが、これからIT事業部と協業してお客様の経営課題を解決していきたいと思っています。
1社1社お客様の経営課題を知り着実に解決していく事で、よりお客様からの信頼を得て、「事業をしていく上でティーオーエイチなしではいられない」「ティーオーエイチに頼れば会社に利益を出すことができる!」とお客様に思って頂くことが理想。
逆にそのくらいお客様と深い関係を築けるようでないと”唯一無二”とは言えないと思っています。
■ご自身は普段からバリューを意識して行動されていますか?
顧客志向・進化・誠実・当事者意識・創造性・スピード・情熱、これら7つのバリューは全て必要不可欠ですが、私は顧客志向・当事者意識・スピードを特に意識して行動しています。
もちろん営業という職種は売上を上げる事が重要で、一般的にそれが会社での役割と言えるでしょう。だから「より粗利の高いものを…」と会社の利益に目を向けてしまいがちです。
しかしそれでは本当にお客様のことを考えているとは言えません。
それ以上にお客様の立場に立って解決策を考え、一緒に伴走していくことが真の「顧客志向」だと思っています。
そして、自社利益だけを求めているとお客様の信頼は勝ち取れません。
多少一時的に利益が減る事があっても、本当にお客様の為を思った提案をすることで、結果的に売上も上がります。そして自身の成長にも繋がってきます。
スピードに関してでいえば、お客様から頂いた課題に対して、時間を掛けてゆっくり丁寧にやって行くのは決して難しいことではありません。ゆっくり時間を掛けていった結果お客様の満足度が120%であればまだ良いのですが、80%ではビジネスパートナーとして信頼して頂けません。
お客様の事を常に考え、素早く対応する事。そして他責思考をしないこと。
お客様に対してはもちろんですが、社内の業務でも心がけています。
■今期バリューを新しく策定してから、ご自身やメンバーに何か変化はありましたか?
7つのバリューがありますが、特に感じるのはメンバー達がより顧客志向になってきているということです。1人1人が変化しているのが嬉しいですね。
こういった心構えは以前からこまめに発信していましたが、会社のバリューとして掲げてからは改めて考える機会が増えました。
振り返るいい指針になっていると思います。
以上がインタビューの内容でした!
2024年5月からティーオーエイチは11期目に突入し、先日は10周年を祝う記念パーティーを社内で行いました。
当日はお楽しみコンテンツで「ティーオーエイチクイズ大会」を実施したのですが、その際にMVV浸透の施策としてMVVに関するクイズを出題。
設立当初より掲げているミッションはもちろん、1年前に策定したビジョン・バリューについても段々と浸透してきたと感じました!
更に染み込んでいくように、さらなる施策を模索中です。
また続報が出ましたら投稿致します!