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【社員紹介】「誰かの役に立つ、感謝される仕事がしたい」こんな漠然とした想いに真剣に寄り添ってくれたのがUGでした

ーーひづめちゃん、本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします。

ーー早速ですが、自己紹介からお願いします。

はい。私は大学では哲学を、大学院では修士課程まで教育学を専攻し、2021年新卒で入社しました。UG入社後は全国で美容室を運営する企業様のご支援をこれまで続けています。2022年1月からはUGの人材採用部を兼務し、新卒採用のスカウトや採用面談などを担当しています。

ーーありがとうございます。就活のことを教えていただけますか?

「誰かの役に立つ、感謝される仕事がしたい」と思っており、それを叶えられそうな企業を受けていました。結果が目に見える形でわかり、「ありがとう」と直接言ってもらえるような仕事をイメージしていました。職種や業種にはこだわりがありませんでした。

ーー「誰かの役に立つ、感謝される仕事がしたい」、素敵ですね。

ただ、正直、UGともう一社以外は私の漠然とした想いをそのまま受け入れてくれるところはなかったように思います。やはり就活ですから、「私はこう考えてこういう仕事がしたい」と言い切れるほうが強いですよね。でもどうしても私は明確に自分の道を定めることはできませんでした。

ーー「好きなことを仕事にしよう」という考え方もあると思いますが、それは考えなかったんですか?

考えたこともありました。ですが、趣味や個人的な興味でやっていることを仕事にして好きでい続けられる人というのは稀だと思います。学生時代から、「好きなことを仕事にしたら好きじゃなくなってしまった」という人の話をいくらか聞いてきたので、プライベートと分けたほうがいいと考えました。

ーー「誰かの役に立つ、感謝される仕事がしたい」という考えはいつから大切にしていたのですか?

大学時代お世話になっていた先生に、内田樹さんの本を勧められたことがきっかけです。当時、熱中できるものが見つからずに「暇だな、なにか変えたいな、でも面倒臭いな」と思いながら生活していた私を先生が気遣い、本で刺激を与えようとしてくれたのかもしれません。(笑)

ーー当時のひづめちゃんにとって影響力のある先生だったのですね。

そうですね。その先生は、大学生の実体談を元に哲学の研究をされていたので、話す言葉がリアルに感じられたし、書物をじっくり読み、解釈の違いを討論したり共有し合う「哲学科」のイメージとは違っていたので派手さがあるように映りました。私のぼんやりとした色彩の生活の中に、「ショッキングピンクが入ってきた!」みたいなイメージです(笑)

ーーおもしろい表現をしますね(笑)

でもおすすめされた内田樹さんの本は、その先生のイメージとはまた違って。そのギャップがおもしろくて、はまってしまったんです。内田樹さんの本は今も好きで読み続けています。それらの本から「誰かに言われた『ありがとう』が今後の自分をつくる」という私が大切にしたい価値観を得ました。

ーーなるほど。そうやってひづめちゃんの価値観ができてきたんですね。それで実際、UGの採用面談はどのような感じだったのでしょうか?

私の想いが漠然としていたことに対して、「なぜ漠然としているのか?」「ただ考えていないだけではないのか?」と深ぼっていただくような採用面談でした。
「だったら違う職種、企業でもできそうじゃない?」とUGの面談を担当してくれた方からも言われました。そこで私が「そうなんですよね〜。でも、実際に働いてみないとわからないし、他の企業さんの面談に行っても同じことを言われています(笑)。ただ、漠然としているからこそ、面談でお会いした人の良さや、面談中に自分がワクワクしたか、私と面談してくれた人もワクワクしているかどうかを大切にしています。」と伝えた記憶があります。その言葉を真摯に受け取ってくれたことに感謝しています。
そして、UGの人材採用に携わる上で、私自身がこれを体現していきたいと思います。

また、1次面談で「変わった人がたくさんいるよ」と言われていたので、「一番変わった人と話したい」とお願いしてベテラン社員2名の方との4次面談が実現しました。不思議な人だなとは思いましたが、話がとても盛り上がりました。面談中はお二人が積極的に話してくれたので、聞いていることが多かった気がします。その空気感を楽しんでいるように見えて、私も楽しくなりました。

不安に感じていても仕方がない

ーー入社後の活動についても教えてください。お客様企業ではどのようなご支援をされてきましたか?

入社後から美容室を全国でフランチャイズ展開しているお客様のご支援を続けてきました。
すでにご支援していたUGの先輩社員から声をかけていただき、お客様と面談をすることになりました。そして、その場で参画することが決まりました。お客様のコーポレートIT担当の方の退職日が迫っており、すぐにご支援を開始する必要があったんです。ご支援が始まり、約1日ほどしか引き継ぎがない状態だったので、少し不安には感じました。ですが、不安に感じていてもどうにもなりませんから、仕方がないことと割り切りましたね。

ーーそこで「仕方がない」と言えるひづめちゃんが頼もしい!(笑)

お客様の他社員の方も、UGの先輩社員も、退職される方の細かな業務は知らなかったんです。誰もわからないなら仕方がないなと(笑)引継ぎですべての業務を知ることはできなかったので、いろいろな人を頼りながら、お互いに助け合って補うしかないですよね。

ーー仕事の内容はどのようなものでしたか?

主にヘルプデスクです。店舗がたくさんあるので、忙しいときは問い合わせが途絶えません。「WiFiがつながりません」「クレジットカード端末が動作しません。」「Teams(業務用コミュニケーションツール)にログインできません」など、店舗業務や、本社、各店舗の連携に必要なIT環境でのトラブルに対応してきました。

基本はテレワークで、週に1度出社するという働き方をしていて、最初はとてもテンパりました。UGの先輩社員は少ない時間でご支援していて、いつも同じ時間で業務をしているわけではないので、まだ何もわからない私が家に一人でいるという状態でした。お問い合わせの電話をいただいても聞ける人が近くにおらず、「どうしよう・・・」となっていたときもありました。

ーーわからないことが多いと大変ですね。そういった状況を打破するために工夫したことはありますか?

店舗は忙しく業務が回っているので、お問い合わせいただく方も急いでいます。でもそこで「へこへこして過ぎてもだめだ。」と思い、冷静に、対等に対応することを心がけました。

ご支援が始まってすぐに、複合機の設定で多くの社員の方と接したことがあり、そのころから徐々にお客様社員の方と積極的にコミュニケーションをとるようになりました。なにか対応をするときに、その人がどういう人か知っていればコミュニケーションの仕方も変えられるので重要ですよね。すっかり馴染んだのか、「ひづめちゃん、うちの社員じゃなかったんだ!?」と声をかけられたり、忘年会などお客様企業の社内イベントに誘っていただいたりと、企業の内部まで入り込めている感覚が増しました。このときに業務も進めやすくなったと感じています。

ーーその他、苦労したことはありますか?

私は意識しないと、筋道立てて話すことが苦手なようです。UGの先輩社員からはアドバイスをいただき、「結論を先に言う」ということを意識するようにしています。ですが、意識していても話し始めてると、いろいろなことが思い浮かんで、なかなかスマートに話をすすめられないんですよね。なので、今練習中です!

ーーお客様でのご支援を通じて気づきや学びはありますか?

特にコーポレートエンジニアの仕事は、「機転が利く」ということが大切だなと気づきました。
たとえば「お店の音楽が切れてしまった」ということがあったときに、音楽再生の機器に不具合があるのか、そもそも配線やその他の設備に問題があるのか、音楽を配信するネットワークに問題があるのか、一つひとつ確認していかないとわかりません。対象の機器以外の問題であった場合、「お店の音楽が切れてしまった以外に影響はないのか」「他の問題は発生していないだろうか」とその他の影響も予想して動けることが、問題を早く解決することにつながると思います。

お客様の社員の方には、そういう勘が働く人がたくさんいらっしゃるので、見習いながらいい刺激をもらっています!

人のためになろうとし続けることで、自分の中身が入れ替えられていく

ーー2022年からUG社内の採用業務にも携わるようになったんですよね!

そうです。久しぶりの忙しい感じが楽しいんですよ。

ーー忙しいのが楽しい(笑)エネルギッシュですね。

自分がやったことがないことをやり始めたときの忙しさが好きなんです。お客様のご支援がはじまったときもそうでした。

ーー昔からそうなのですか?

いえ、学生時代、忙しいのはあまり好きじゃなかったと思います。わからないことを新しく始めることに対して積極的ではありませんでしたね。プライベートでは今もそうだと思います。

「仕事だから」ですかね。「好き嫌いの感情なしに、なんでもできる場所と時間」が仕事だと思うんです。実際、目の前に課題があると「嫌いとか言ってられないな」「知識はないけどやらなければ」と思います。

ーー採用も好きだから始めたというわけではないんですか?

好き嫌いは関係ありません。就職のときに考えたとおり、誰かのためになれたらよいなと思って取り組んでいます。まだ誰かのためになれていると実感するほどたくさんの活動をできていないですが・・・。

採用を始めたのは、2021年にUGの採用をやってきたメンバーに誘われたからです。「せっかく誘っていただいたし、やってみよう」と思ったんですよね。

ーー好き嫌いはなくても、自分の成長の方向性と合っているのか、とか、給料が上がるのか、などを考える人もいると思います。そこは考えなかったんですか?

それはあるUGの先輩社員に問われたことがありましたね。それから30分くらい考えました。正直そこまでさまざまな観点で考えてはいなかったんですよね。でも「自分で判断したときにその観点がなかったのだから仕方ないな」と結論づけました。すでに自分のなかで「やる」と決めていたので、判断がブレることはなかったですね。

ーー力強い!(笑)今後の成長やキャリアについて考えていることはありますか?

正直、具体的にはありません。でも、人のためになろうとし続けることで、自分の中身が入れ替えられていくのだろうな、と思います。そのときに新たな価値観や仕事のやりがいができているのか、できていないのかはわかりません。変わっていたらおもしろいですね。

ーー今後のひづめちゃんの変化を楽しみにしています。ありがとうございました!

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