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【2022年新卒に聞いてみた!】うるるで過ごした1年間を振り返って~エンジニア職編~

みなさんお待ちかねの「2022年新卒に聞いてみた」シリーズ。
第三弾の今回は、2022年新卒エンジニアの八巻&山田の対談インタビュー記事をお届けします。

「ITベンチャー企業のエンジニアってどんな仕事なの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、新卒1年目を終えたエンジニア二人の具体的な業務内容はもちろん、エンジニア職ならではのやりがいや苦労話、うるるで働いたからこそ得られた成長実感まで、踏み込んでご紹介いたします!

八巻と山田の基本プロフィールはこちらの記事をご参照ください!

【2022年新卒に聞いてみた!】うるるは横のつながりもアツい~同期の絆編~ | 株式会社うるる
「会社はホーム、社員はファミリー」というスピリットを掲げ、従業員同士の信頼関係作りにとことん向き合う、うるる。会社全体として仲間を大切にする弊社ですが、実は、新卒同期入社の横のつながりもアツいん...
https://www.wantedly.com/companies/uluru/post_articles/532821


納得感を持って業務にのめり込む

二人の所属と業務内容を教えてください。

八巻:僕は、官公庁・自治体などから展開される入札情報をデータベース化するNJSSというサービスの開発業務に携わっています。
現在、NJSSの開発チームは「Nuxt.js(ナクストジェイエス)」と呼ばれるフレームワークを使っているのですが、その現行バージョンの公式サポート期間がもうすぐ終わってしまうんです。
サポート期間が切れたフレームワークを使い続けると、セキュリティ上の脆弱性が生まれたり、メンテナンスに多大な労力がかかってしまったりという問題が起こります。
そこで、今は「Nuxt.js」を新バージョンに更新するプロジェクトにメインで参加し、日々業務に取り組んでいます。

山田:所属はえんフォト事業部の開発課です。
保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」の開発をしています。
サービス開発と言っても、携わる業務は多岐にわたっていて、主に担当しているのはシステムの運用保守です。
サービスの信頼性を向上させるための設計改善業務にチームで取り組んでいます。
また、お客様から営業部門やカスタマーサポート部門のメンバーに寄せられたサイト改善要望に、開発チームの観点から優先順位を付けつつ対応していく事も主な業務の1つです。

▲二人の1日のスケジュール

せっかくの機会なので、より細かーく仕事内容を教えてください!

八巻:よりイメージしやすくお話しすると、僕がいま主に行っているのは、サービスを形成するコードの書き方を変える業務です。
例えば、日本語には使われなくなった”死語”がありますよね。同じように、プログラミングのコードにも”死語”になってしまっている部分があるので、そこを、同じ意味を持つ”イマ風の言葉”、つまり最新のコードに書き換える仕事をしています。

山田:例えがわかりやすいな……!(笑)

八巻:プロジェクトのゴールとしては、お客様が使うサービス画面の見た目を変えずに、中身が”イマ風の言葉”に改善されている状態ですね。
お客様からは、パッと見てわかりづらい取り組みではありますが、将来のNJSSの開発のためにとても重要なので、責任感と納得感を持って業務に当たっています。

山田:僕も、より具体的に業務の事をお伝えするならば、「サービスのエラー調査などのシステム改善」を行っています。
システム運用保守の仕事はお客様からはわかりにくいのですが、とても大事な仕事です。
セキュリティの質が上がったり、次の画面に移動するスピードが上がったり、実はお客様がサービスを利用される際にも、利便性向上に影響があります。
僕たちがやっていることは、正直コツコツした地道な業務が多いですが、「これが少しでもお客様の満足に繋がっていたらいいな」と思いながら仕事をしています。

エンジニアチーム内では、どのように業務を分担していますか?

八巻:例えば、アンケートページを作るとなれば、デザインを作る人、ボタンを作る人、フォームを作る人、というように仕事を細分化して、それをメンバーに割り当てる形になっています。
担当領域ごとに各々が開発しながら、お互いの進捗や連携部分を細かくコミュニケーションをとって確認し合っています。
最後に、みんなで作ったものをまとめて連結し、一連の業務が完了となります。
チームで作っているとも言えるし、領域1つ1つを見ると、それぞれ責任と裁量を持って作業しているとも言える体制ですね。

山田:開発体制は、僕のチームも八巻とほとんど一緒です。
どう細分化していくかは、チーム内のエンジニアで話し合って決めています
週に一度行っている開発計画ミーティングで、作りたい機能のタスクや工数、スケジュールを含めて分担を検討していく感じですね。

エンジニアチーム以外のメンバーとは、どのような連携がありますか?

山田:僕が所属しているえんフォト開発チームは、営業メンバーをはじめとしたビジネスサイドとコミュニケーションを取ることが多いですね。
ユーザーと言うと、サービスを利用するお客様のみをイメージしがちですが、実は開発チームから見ると、社内管理画面を使っているうるるの社員もユーザーに含まれます。
営業やカスタマーサポートチームからの「こういう機能を追加してほしい」「この機能がちょっと使いづらい」といった要望を受けて、プロダクトオーナーが改善優先度を決定し、開発チームで修正や機能改善について議論して実装しています。

八巻:NJSSでは、エンジニア以外のメンバーと開発関係の事を直接話す機会は少ないです。
部署全体を合わせると100人近い規模になるので、個別でコミュニケーションを取っていると、全体の方向性がブレてきてしまう危険性があるんです。
関わる人数が多いこともあり、サービスの改善要望はまずプロダクトオーナーが集約して仕様を固め、その案をもとに開発チームで具体の改善を検討していくような体制ですね。

ただ、もちろん1つの部署として、他領域のメンバーと会話をする機会や、ビジネスサイドでどのような取り組みを行っているかを知る場は存在しています。
先日も、期初にNJSSのみの決起会があり、部署全体の今期の方針や、各チームがどのような事をミッションとしているのか、理解を深める事ができました。

前向きに進んできた1年間

業務にやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

山田:自分が主体的に動いたプロジェクトを完遂したときは「やってやったぞ」という達成感とやりがいを感じますね。やっぱりそこが一番楽しい瞬間です。
また、自分で考えた取り組みが結果につながったり、周りのメンバーから評価されたりする場面も、「頑張ってよかったな」と感じますね。

八巻:エンジニア業務の一つの区切りであるリリースの瞬間には「終わった!」と、達成感を味わえます。自分が頑張ってきたことが何かしらの形になると、やはりやりがいを感じますね。

逆に、厳しさや難しさを感じるのはどんな時ですか?

八巻:これはエンジニアなら誰しもが感じるポイントだと思いますが、絶えず技術に関して知識を吸収し続けなければならないことですかね。
技術は日々新しくなっていくので、置いていかれないために必死ですよ(笑)

通勤の電車の中でも、「あれはどうやってやるんだろう」「さっき先輩から聞いた話、理解しきれていたかな?」と考えて調べてしまいます。
苦痛というほどではないですが、常に「勉強しなきゃ」と追われている感覚は、エンジニアという職種の厳しい部分なのかなと思っています。

山田:終わりの見えない勉強に追われている感覚は、確かにあるかも(笑)
ただ、プロダクトをより良くするためには自分のパフォーマンスを上げないといけないし、そのためには技術を学ばないと始まらないので、これは僕たちエンジニアの永遠の課題ですね。

八巻:間違いないね!

1年間、エンジニアを続けてこられた理由を教えてください。

山田:先ほどお話ししたように、勉強し続けなくては…!と焦りを感じる部分もありますが、一方で、勉強すればするほど自分の知識やスキルになって、自分の市場価値やスキルセットの向上につながっていく点は面白さでもあるのかもしれません。
そこがモチベーションになっていますね。

八巻:めっちゃ真面目だなあ……!(笑)
僕は、エンジニアとして知識を付ける事で、日常生活における視野が広がっていくのが楽しいと感じています。
例えば、インターネットの検索バーの仕組みがわからなかったとしても、日々仕事の中で情報をインプットしていると「多分裏でこういう検索エンジンが動いてて、こういう解析をしているんだろうな」と、裏側のロジックがどんどん理解できるのがすごく面白くて。
突き詰めたところ、勉強すればするほど自分の血肉になっていくエンジニアの仕事が好きなんでしょうね!

新卒1年目、どのようなチャレンジをしましたか?

八巻:一番のチャレンジは、自ら手を挙げてインフラ分野を経験させてもらったことですかね。
エンジニアの職域を大きく分けると、フロントエンド、バックエンド、インフラの3つの領域に分かれますが、僕はこの1年間で3つの分野全てに幅広く関われました。
全てを極めるにはまだ至っていませんが、コードに触れ、実際にコードを書いていく中で、幅広く経験を積めたことはとても大きかったなと。

「自分にやらせてほしい」と手を挙げることは、新卒1年目の僕にはそれなりにハードルではありましたが、チャレンジして良かったです。
うるるには、責任感を持って「やりたい」と手を挙げればどんどん任せてもらえる環境があります。「自分の能力を高めたい」「チームに貢献したい」という想いを尊重してもらえたことは本当に有難かったなと思います。

山田:僕にとっては、所属するえんフォト事業部全体の課題に着手したことが一番のチャレンジでした。事業部全体として、業務コストの削減に関する課題があって、そこにアプローチする手立てを考え、運用したんです。
事業部の利益に直結する大きな仕事でしたが、主体的に動いて結果につなげることができました。
自分にとっては大きなチャレンジだったなと思っています。
この経験で自信も付き、部署内で主体的に課題を提起したり、行動できるようにもなりました。

最後に、2年目の抱負を聞かせてください。

山田:僕は、リーダー業務にチャレンジしていきたいと思っています!
1年目に経験させてもらった事を糧にして、チームを牽引していくような動きが出来ればと思います。

八巻:僕の部署には後輩が入ってきたので、そのメンバーの成長を支援したいです。
同時に、現在主に担当しているバックエンド領域でのリーダー業務にも挑戦したいです。
広い視野を持って後輩やチームをフォローしつつ、自分の業務にも取り組む二刀流のチャレンジです!

【編集後記】

冷静に1年間を振り返りながらも、着実に自信をつけてきた頼もしい姿が印象的なインタビューとなりました。
うるるのチャレンジ主義が隅々まで浸透しているからこそ、成長実感を得られた二人。2年目の挑戦を心から応援しています!

さて、【2022年新卒に聞いてみた!】シリーズ、いかがだったでしょうか?
新卒同期の横の繋がりから始まり、職種ごとに1年を振り返る内容をお届けしてまいりました!

3つの記事を通して、うるるの、1年目でもどんどん仕事に挑戦できる環境や、仲間との関係性を大切にする雰囲気を感じていただけていましたら幸いです!

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