ユニフェイスでは現在、水曜日と木曜日をテレワーク日としています。
毎日出社する働き方でも、完全リモートでもありません。
出社と在宅を組み合わせる、ハイブリッドな働き方です。
システム開発の仕事は、ただ手を動かす仕事ではありません。
どんな仕組みにするか。
どこを直せば現場の仕事が楽になるか。
どうすれば使う人が迷わず動けるか。
そうしたことを考え続ける仕事です。
もちろん、実装力や技術力は必要です。
いろんな場面でアイデアを考える必要があります。
よいアイデアを出すには、集中して考える時間も、誰かと話しながら整理する時間も必要です。
水曜日と木曜日をテレワーク日にしていることで、自然と集中しやすいリズムが作れます。
設計、実装、調査、資料作成など、一人で深く考えて進めたい仕事は、在宅のほうが進めやすい場面があります。
通勤時間がなくなる分、頭を使う仕事に入りやすいこともあります。
一方で、開発は一人だけで完結する仕事ではありません。
仕様の相談、レビュー、認識合わせ、若手メンバーへのフォローなど、顔を合わせて話したほうが早い場面もあります。
出社日は、そうした議論や相談をしやすい時間として活かしています。
もちろん、テレワークの日にコミュニケーションが止まるわけではありません。
Teamsなどを使って、必要な相談や確認は普段通り行っています。
ちょっと聞きたいことがあればチャットできますし、話したほうが早ければオンラインで会話もできます。
それでも、対面で話すよさは残ります。
画面越しでは拾いにくい雰囲気や、雑談から生まれる気づきもあります。
だからこそ、私たちは出社か在宅かのどちらか一方に寄せるのではなく、それぞれのよさを活かす形を選んでいます。
ハイブリッド勤務については、近年さまざまな研究も行われています。
たとえば、Natureに掲載されたTrip.comでの研究では、週2日の在宅勤務を含むハイブリッド勤務について、パフォーマンスを損なうことなく、従業員満足度の向上や離職率の低下が見られたと報告されています。
一方で、Microsoftの社員データを分析した研究では、全社的なリモートワークによって、部門をまたいだコミュニケーションが弱まりやすい可能性も示されています。
この2つの話は、私たちの感覚にも近いものです。
集中する時間は必要です。
しかし、議論する時間も必要です。
よいシステムは、机に向かって一人で考える時間だけでも生まれません。
会議や相談だけでも生まれません。
考える時間と、話す時間の両方があって、少しずつ形になっていきます。
水曜日と木曜日のテレワークは、単に「家で働ける制度」ではありません。
集中して考える時間を作り、出社日には相談しながら前に進めるための働き方です。
ユニフェイスでは、働きやすさだけでなく、よいアイデアを出し、よい仕事につなげるために、ハイブリッド勤務を活用しています。
【参考記事】
・Hybrid working from home improves retention without damaging performance
https://www.nature.com/articles/s41586-024-07500-2
・Does Working from Home Work? Evidence from a Chinese Experiment
https://academic.oup.com/qje/article-abstract/130/1/165/2337855
・The effects of remote work on collaboration among information workers
https://www.nature.com/articles/s41562-021-01196-4