【女性管理職インタビュー】100件超のプロジェクトを経験したユニファのプロダクトマネジメント部 部長が語る「自社事業にコミットする」楽しさと、2度目の育休で得た新たな視点
こんにちは、ユニファ採用&広報チームです。今回は、ユニファのプロダクトマネジメント部の部長を務める水本さんにインタビュー。新卒で入社した企業でWebサービスやEC、知育コンテンツなど約100件におよぶ受託開発プロジェクトを経験した後、医療系ベンチャーを経てユニファへジョイン。
これまでのキャリアやマネジメントにおけるこだわり、そして2度目の育休復帰を経た、水本さんの現在の仕事への向き合い方などについてお話を伺いました。ぜひ、最後までご覧ください!
※本インタビューは2026年6月時点の情報です。
プロフィール
水本香織(みずもと・かおり)プロダクトデベロップメント本部 プロダクトマネジメント部 部長
学生時代は東京藝術大学、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)で音楽と現代アートを専攻し、在学中にプログラミングやデザインも学ぶ。卒業後は、ディレクターとしてチームラボに新卒で入社し、約9年にわたり多業種のWebサービスやEC、こども向け教育・学習啓発コンテンツなど、約100件の受託開発を牽引。コロナ禍を機に、デジタルヘルスケア企業に転職。オンライン診療や疾患管理のBtoBtoCサービスの開発に携わる。ディレクションとプロダクトマネジメントの分野で、計10年以上最前線で活躍。2023年1月、ユニファに入社。2025年1月よりプロダクトマネジメント部の部長に就任し、部門全体の統括を担う。2026年2月に育児休業から復帰し、現在は4歳と0歳の二児の母。
芸術の世界からITの道へ。チームで作り上げる自社事業を求めて
― これまでのキャリア
学生時代は、音楽、現代アートを中心に学んでいましたが、デザインやプログラミングの世界にも触れました。学びを深める中で、芸術分野よりも課題解決のためのものづくりのほうが自分に合っているのでは、と気付いたんです。自身の将来的なキャリアパスを模索する中で、新卒時はアートとシステム受託開発を強みとする、チームラボにディレクター職として入社を決めました。
チームラボ入社後は、クライアントの抱えるビジネス課題の解決と、ユーザーへの提供価値をいかに両立させるかを追求し、企画の提案からプロジェクトの進行管理まで一貫して携わってきました。その中で、こども向け教育コンテンツや、企業のブランディング・啓発などの領域は得意としていました。多様な専門家や顧客と手を取り合いながら進めた経験は、間違いなく現在のプロダクトマネジメントにおける土台となっています。
プロジェクトが少しずつ形を成していく過程に、面白さややりがいを日々感じていました。ですが、モチベーションはあっても究極的には自社の事業ではないというところで、立場上コミットしきれない、というもどかしさを抱えていました。多様な受託開発を経験する中でやはり自分に興味のあるドメインで、当事者意識をもって事業の成長に向けて努力したい、という思いが強くなっていきました。
コロナ禍を機に「社会課題の解決に挑める自社事業に携わりたい」と考え、オンライン診療などを提供するデジタルヘルスケア企業へ転職しました。
― ユニファに入社を決めた理由
前職に転職後は、ディレクション業務に加え、プロダクトマネジメントにも深く携わっていました。少人数の組織ゆえに裁量が大きく、多角的なチャレンジを通じて得られた知見は、私にとって大きな自信にもなりました。当時、初めての産休・育休を前職で経験しましたが、組織規模などの事情から5か月で職場へ復帰しました。スピード感のあるスタートアップだったため、わずか5か月の不在期間でもプロダクトを取り巻く環境は劇的に進化していたんですよね。
変化に伴う業務改善などにやりがいを感じる一方で、PdM(プロダクトマネージャー)としてはさらに規模の大きな開発組織に身を置き、社会へより広範なインパクトを与えられる仕事がしたいという志向が強まっていきました。そうした中でユニファに出会ったんです。
ユニファの保育現場の課題を解決するBtoBの側面と、保護者へ直接価値を届けるBtoCの側面を併せ持つ事業モデルに魅力を感じました。私自身、幼少期に分かりやすい教材に助けられた経験などが原体験としてあり、以前から教育・こどもの分野に興味関心があったんです。また、こどもが生まれてからは "スマホだけで、将来こどもと振り返れるような日々の記録写真をたくさん撮る" というテーマで遊んでいました。そのため、「ルクミーフォト」が打ち出している "日常保育のあざやかな記録を保護者に届ける" という趣旨のコンセプトを知り、大きく共感しました。
そして何より、最大の決め手は面接で感じた「開発組織の、将来を見据えて建設的な議論ができる点」です。ルクミーで扱う「こどものデータ」の重要性を深く認識し、運用上の制約や課題なども考慮しながら、長く続くサービスとなれるよう議論を深めることができる方ばかりだったことが非常に印象的で、入社を決意しました。
フラットな議論ができる環境と、判断のバトンを渡す組織づくり
― 入社後のユニファの印象と、現在の役割
入社から3年以上経った現在も、ユニファの開発組織に対する面接時の印象は変わっていません。エンジニアやデザイナーも含め、気持ちだけが先行して無理に誘導するようなことがなく、事実に基づいた議論の材料を持ち寄り、フラットに話し合いができる環境は本当に素晴らしいと感じています。
私のミッションの一つは、「ルクミー」シリーズのプロダクト群を横断して主にBtoB側の課題を整理し、重要度を判断し、そして各開発チームとの連携をとって全体のクオリティを底上げすることです。
先日、産育休から復帰したのですが、前職に引き続き今回も約5か月間という短期間での復職となりました。あっという間でしたが、休業中に「100%、一人の保護者」としてこどもたちと向き合う時間を過ごした経験は、私にとって改めて大きな財産となりました。今はまだ毎日ドタバタと過ごしていますが、今まで以上にいろいろな物事を大きな時間軸で見られることが増えたと感じています。休業中に得た保護者の視点や、園の工夫や苦労など理解できたことを、これからの業務に活かしたいと考えています。
業務としては、現在いくつかのプロダクトの担当を持ちながら、5つの開発チームの開発計画のレビューやサポートをしています。検討観点は、機能の不足だけでなく、プロダクト間のデータ連携や、園運用、ユニファのオペレーション業務に関する課題など多岐にわたります。
現在ではプロダクトの数が15個以上あり、10年以上運営しているプロダクトや、リリースから5年が経過したプロダクト、改善観点の多いプロダクトなど状況も様々です。担当者や運用課題、ユーザーの状況も変化しており、その変化に対応できるよう、要望の集約や課題整理、優先度判断の手法の見直しに着手しています。
― マネジメントで意識していること
現在はプロダクトマネジメント部の部長として部門全体を統括しています。マネジメントにおいて一番気をつけているのは、「私の答えを押し付けないこと」です。PdMの仕事は、事業ミッションを理解しながら、各所からの様々な要望や問題の大きさも把握して優先度を判断することが非常に重要です。そのため、トップダウンで答えを押し付けてしまうと、PdM一人ひとりが考える余地がなくなり、それぞれの良さが活かせなくなってしまうと考えています。
だからこそ、メンバー本人が自分自身の言葉で答えを出せるようにサポートし、「判断のバトンを渡す」ことを何よりも大切にしています。それぞれのPdMがしっかりとオーナーシップを持てる状態を作りつつ、全体の方針と各プロダクトの判断が大きく乖離せず、きちんと接続している組織を目指しています。
そのためには、全体方針としての判断根拠をより具体的に示すことを心掛けています。例えば、社会の動きや失注要因などを踏まえ「今期はここに注力する」といった方針を伝える際には、理由や背景、データなどを具体的に提示し、メンバーが納得して自ら判断できるよう情報共有の改善に取り組んでいます。
多様な強みと特色を持つ仲間たちと共に目指したい今後
― チームメンバーの特徴
私たちのチームには、こどもたちの未来につながるデータを大切にし、目的思考で、事実に基づき前向きに議論・実行できる仲間が揃っています。最近では、業務におけるAIの活用についても社内チャットで活発に議論が交わされるなど、外部環境や自分達の仕事の変化を楽しみながら取り組んでいるように感じます。
また、ユニファのPdMの人物タイプも幅広いです。0から1を生み出すのが得意なイノベータータイプの方もいれば、私のように既存のものを安定させ底上げしていくのが得意なタイプの方。他にも、社外との複雑な調整が得意な方やデータ活用に長けた方など。
ユニファの開発チームは、多様なバックグラウンドや強みを持つメンバーが、バランスよく在籍しているのが大きな特徴だと個人的に感じています。採用にあたって「画一的な基準」はありません。これまでのキャリアで培ってこられた得意分野やご自身の持ち味を、ぜひユニファで存分に発揮していただきたいと願っています。
面接などの場でも、ぜひそうした皆さまの “個性” や “好き”、“得意なこと” を聞かせていただけることを心から楽しみにしています!
ユニファでは、これまでのご経験やご自身の強みを存分に活かしながら、ユニファのプロダクトを一緒に育てていける方を歓迎しています。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!