こんにちは!広報担当のマッキーです。
今回は、2025年6月にCFO(Chief Financial Officer)に就任した、荒川幸洋さんにお話をお伺いしました!
監査法人からコンサルティング、そして事業会社へと多彩なキャリアを歩み、バカンでは入社直後から資金調達を成功に導いた荒川が、新しいミッション・ビジョン(Mission・Vision)とともに描く未来とは。
バカンに入社を検討している皆さまや、社内メンバーに向けて、その想いを語っていただきました。ぜひ最後までご一読ください!
目次
外部のプロから事業会社CFOへ 〜新たな挑戦を求めて〜
バカンに入社した経緯や決め手は何でしたか?
入社直後の挑戦と資金調達の成功
今年の6月に新CFOになって周りからの反応や、心情の変化はありますか?
新Mission・Visionが示す成長への道筋
刷新されたMission・Visionには、どのような意図や思いが込められていますか?
コーポレート本部として、Mission・Vision実現のために何が重要だと考えますか?
情報収集と外部との対話の重要性
社内の情報をキャッチアップする方法について教えてください。
外部のステークホルダーとの対話で心がけていることは?
採用候補者へのメッセージ
どんな方にバカンにジョインしてほしいですか?
今後、バカンをどんな会社にしていきたいですか?
最後に
外部のプロから事業会社CFOへ 〜新たな挑戦を求めて〜
まずは自己紹介をお願いします。
大学卒業後、まず監査法人で会計監査を3年半経験しました。その後、コンサルティング会社に移り、約15年間事業再生とM&Aを主に担当していました。40歳になったタイミングで、コンサルタントとしての助言だけでなく、最終的な意思決定ができる立場で働きたいと考え、事業会社への転身を決意しました。成長性のあるベンチャー企業を探し、まずリユース会社でCFOとして管理部門全体を統括し、その後は飲食系の会社でもCFOを務めました。
バカンに入社した経緯や決め手は何でしたか?
バカンに入社を決めた理由は、大きく二つあります。
一つ目は事業内容です。混雑を可視化し、社会に貢献するという方向性に非常に魅力を感じました。単なるビジネスではなく、社会課題の解決に直結しているという点が素晴らしいと思いました。
二つ目は人柄です。面接で10人ほどのバカンの社員の方々とお話しさせていただきましたが、全員が非常に人当たりが良く、「この人たちと一緒に働きたい」と心から思えたんです。これは入社を決める上で本当に大きな要素でした。
入社直後の挑戦と資金調達の成功
入社後について教えてください!
入社後すぐにコーポレート本部長として経営会議のファシリテーションを担うなど、スピード感あるキャッチアップが求められました。資金繰りがタイトな局面では、資金調達を最優先で遂行。社内の協力を得ながら、必要な打ち手をやり切って乗り越えました。それぞれ成功できた背景には、バカンのコーポレート部門のメンバーの存在があります。非常に優秀で、高い専門性と当事者意識を持ち、スピーディに仕事を進められるメンバーがそろっているので、仕事がしやすい環境でした。チーム全体の協力があってこその成功だと思っています。
今年の6月に新CFOになって周りからの反応や、心情の変化はありますか?
CFOに就任してからは、大きな変化があったわけではありませんが、この肩書きを得たからには、より前向きに、数値周りの責任を負い、自ら先回りして業務を行う必要があると考えています。
経営判断に必要な情報を先回りで提示し、全社の意思決定精度を高めることにコミットしていきます。
新Mission・Visionが示す成長への道筋
刷新されたMission・Visionには、どのような意図や思いが込められていますか?
新しいMissionは、これまでの「混雑」に特化したものから、空間などより広い領域をカバーするように変更しました。長年、混雑と向き合ってプロダクト開発を進めてきた結果、バカンの技術やプロダクトが成熟し、実際に混雑を超えたサービスの開発をすることもありました。今回の変更で、全てのメンバーがMissionと自分の仕事の繋がりをより明確に説明できるようになりました。
また、MissionとVisionを分けることにより、使命(Mission)と目指す未来(Vision)を明確にすることができ、メンバーがバカンについて語りやすくなったと思います。
コーポレート本部として、Mission・Vision実現のために何が重要だと考えますか?
コーポレート本部は、人事、広報、知財を担うコミュニケーション推進部、財務経理を担う財務経理部、情シス、法務、内部監査を担う経営企画部など幅広く全社をサポートするチームが集まっている部です。
そんなコーポレート部門がMission・Visionを実現するためには、まずはメンバーがMission・Visionをしっかり腹落ちさせることが重要です。そしてコーポレートの全員が、バカンの根幹である「優しくつなぐ」という精神を念頭に、業務に取り組むべきだと思います。
また、コーポレート部門のメンバーには、自分の業務やその周辺のみではなく、会社全体の成長のために事業内容にも一層関心を寄せてほしいと考えています。
コーポレートは管理部門にとどまらず、会社の成長を加速させるための“仕組みと文化”をつくる組織です。バカンの根幹にある「優しくつなぐ」という精神を大切にしながら、Mission・Visionを自分ごと化し、事業理解を深める。その積み重ねが、現場の挑戦を支える土台になります。
情報収集と外部との対話の重要性
社内の情報をキャッチアップする方法について教えてください。
会社のことを知るための情報収集には、自分宛てではない外部へのメール(バカンではメールのCCに社員全員が入ったグループを追加しています)やSlackのオープンチャンネルを活用しています。これらを常に流し読みするだけでも、会社の状況や議論されている内容を把握できるんです。あと、オフィスにいるときは周りのメンバーの話を盗み聞きしています(笑)。
コーポレート部門は、どうしても自分の業務に集中しがちですが、会社全体で何が起きているかを知ることは非常に重要です。
外部のステークホルダーとの対話で心がけていることは?
株主や金融機関などの外部の方々と話す際には、混雑だけでなく、バカンでできる幅広い可能性を探りながら対話することを心がけています。外部からの様々な提案を受け止め、それを事業部に伝える橋渡し役も担っています。
外部の視点から見たバカンの可能性を社内に還元することで、新たな事業機会の創出にもつながると考えています。
採用候補者へのメッセージ
どんな方にバカンにジョインしてほしいですか?
新しいチャレンジをしたい人に、ぜひジョインしてほしいです。
バカンは優しいだけでなく、指摘すべきときには指摘する厳しさも持ち合わせた会社です。成長したい人には最適な環境だと思います。優しさの中にも厳しさがあり、それがお互いの成長につながる、そんな文化があります。きっと、このインタビューをしているマッキーも「荒川さん、厳しいなあ…」と思うことがあると思います(笑)
今後、バカンをどんな会社にしていきたいですか?
私はバカンをそこそこ成長する会社ではなく、「爆発的に成長する会社」にしたいと考えています。
将来的には日本だけでなく、世界を目指す会社にしていきたい。そのためには、財務面での基盤をしっかりと固めながら、積極的な投資と成長戦略を推進していく必要があります。
コーポレート部門としては、その成長を支える強固な基盤を作り、事業部門が思い切ってチャレンジできる環境を整えていきます。
最後に
新しいMission・Visionとともに、バカンは次のステージへと進化しています。CFOとして、財務面を核として、会社の「爆発的な成長」を支え、世界に向けて挑戦できる基盤を作っていきます。
「優しさと厳しさ」の両方を持ち合わせたバカンの文化の中で、一緒に成長し、社会に価値を提供していく仲間を心よりお待ちしています。