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【正社員or退職?】このインターン、型破り!?社長直下で働いた2人のインターンが、別々の道を選んだ理由

2月までVARKには、福山和甫というインターン生がいました。彼はこの4月からVARK以外の企業様に就職し、新たなスタートを切りました。

逆に、インターンに参加し、そのまま正社員として活躍を続けている鈴木達也という社員もいます。

今回は、同じポジションでインターンとして働いてきた2人が別々の道を選んだ理由と、他の企業様のインターンとはちょっと違うかもしれない、VARKのインターンシップについてご紹介します。


−INTERVIEWEE PROFILE−

右:鈴木 達也(すずき たつや)

2020年8月〜10月までインターンとして勤務。その後約4ヶ月の契約社員期間を経て、2021年3月に正社員として入社。現在は広報・マーケティング担当として活躍。

左:福山 和甫(ふくやま かずほ)

2021年5月より、鈴木の後任としてインターンに参加。2022年2月にVARKを退職し、4月より他企業様へ入社。

呼び方は「加藤さん」。雑談も食事もOKな、社長との距離の近さと信頼関係。

−−VARKのインターンシップに参加した理由を教えて下さい。

鈴木:リアルな話をすると、その頃僕はニートをしてまして。お金が無くなって応募した…というのが理由です(笑)

−−冒頭からぶっちゃけましたね(笑)。ちなみになぜニートの道を?

鈴木:大学3年生で就職活動をしたんですが、「どの会社もなんか違うなぁ」と思って、就活を辞めちゃったんですよ。4年生からはプログラミングの学校に通うようになってエンジニアの道を考えていました。でも、あの頃はXRやメタバースの業界自体、新卒やインターンなんて受け入れてもらえる状況ではなかったので、そのまま卒業したんです。卒業後もエンジニアの勉強を続けていましたが、お金が無くなって…(笑)VRを取り扱っているVARKの募集を見つけて応募しました。

福山:僕はVARKの前にもいくつかインターンに参加していたんですが、大学卒業までの残り1年間は、これまでとは違うことを学びたいと思ったんです。

「これから神風が吹きそうなところ」と「自分が今まで出会ったことがない人がいそうなところ」という2つの条件を基にインターン先を探し、VARKに応募しました。現場叩き上げで成長してきた方やクリエイティブに優れた方など、今まで自分が関わることが少なかったタイプの優秀な方たちがたくさんいらっしゃる点に魅力を感じたんです。

−−お二人は同じポジションで働いていらっしゃったということですが、どのような業務をされていらっしゃったんですか?

鈴木:僕がインターンの頃は、請求書の整理やインターン生の時給計算などの経理業務と、ちょうど会社が資金調達に奔走していた時期だったので、投資家さんとの窓口役や調整役、資料作成など、加藤さん(VARK代表取締役)のサポート業務が多かったですね。

−−加藤社長の秘書のような存在だったんでしょうか?

鈴木:そうですね、秘書ですね。ずっと加藤さんのカレンダー開いてスケジュール管理してましたもん(笑)

福山:僕は資金調達も終わり、正社員の方が増えてからの入社だったので、会社を整えていく業務をすることが多かったです。管理部にも社員の方が入社されていたので色々と教えていただきながら、月次決算の手伝いなどの経理業務をメインに、就業規則などの制度や体制を整えるための業務もしていました。でも、加藤さんと一緒に仕事をすることは多かったです。席も隣でしたし。

−−社長の隣で仕事ができるインターンってなかなか無いですよね。

福山:そうですね。他のインターンでも会社の方針が何になったのかを知ることはできますが、その方針に決めるまでの社長の思考や経緯まで知ることができるインターンはなかなかないと思います。VARKでは、日々加藤さんがどのように仕事をし、何を考えているのかを隣で見ることができたので、とても貴重な機会だったと思います。

−−「加藤さん」と呼んでいらっしゃるくらい距離が近いですもんね。プライベートでも交流があるんですか?

鈴木:加藤さんは常に仕事をしているような方なので、プライベートで遊びに行くということはないですが、たまに食事には行きますね。

僕、インターンとして採用されてすぐの頃は、1日の食事が100円の菓子パン1個という生活で。それを知った加藤さんがご飯を奢ってくれたことがきっかけで始まった、「鈴木会」と呼ばれる食事会があったんです。その名残で時々、その日に集まれるメンバーと加藤さんとで食事に行ったりしています。


会社の重要局面に立ち合い、トップから直接経営を教わる、やりがいと学びのある毎日。

−−インターン時代の楽しかった思い出を教えて下さい。

鈴木:インターン時代は、会社全体が「この資金調達ができなきゃ会社が失くなるかもしれない」という状況で必死に動いていたタイミングだったので、楽しいとはちょっと違うかもしれないです(笑)。でも、そんな場面に立ち会うことができたことがやりがいでした。

福山:僕が印象に残っているのは、12月のメタバース機能リリース日ですね。9時のリリースに向けて、みんな早朝から出社して準備していたところ、加藤さんがカレーを作ってくれたんです。みんなでカレーを食べながら、「おい!リリースされたぞ!」って盛り上がって…。会社全体で喜びを共有できた、良い思い出です。

そして何より、加藤さんの隣で仕事ができる毎日が楽しかったです。加藤さんはカジュアルになんでも答えてくれるんです。日々の決断の背景や新しい情報に対しての意見などを気軽に聞け、経営者の考え方を知ることができた、とても有意義な毎日でした。

−−経営者の方から直接学ぶことができるなんて、すごく勉強になりますよね!加藤社長に教わったことで、一番響いたことはなんですか?

福山:言葉での教えというよりも、「勝負所を見極めてやり切る力」を間近で見せていただいたことですね。加藤さんは普段から会社について様々なパターンを想定し、「今、会社にとって何が必要か」を常に考えているため、勝負所を見極める力がすごいんです。

そして、多少の痛みも覚悟して勝負しにいける強さも持ち合わせている人なので、困難でも諦めずにやり切ることができる。後から思い返して、「あそこであの判断をして、それを実現していくことができるのは、やっぱり天才だな」と思う場面がよくありましたね。


それまでの世界とは異なるコミュニケーションの中から学んだ、新たな価値観と人生の戦い方。

−−VARKのインターンを通して学んだことは何ですか?

鈴木:コミュニケーション方法ですね。僕は元々、「1にロジック、2にロジック」みたいな方と話すことが多かったんですが、VARKのクリエイターさんやエンジニアさんと話していると、手元にある情報から論理的に組み立てても絶対に出ないようなアイデアがポンと出てくるようなことも多いんです。そしてそのアイデアが、実は人気のゲームやコンテンツに何千時間と触れてきた経験に基づいている、ダイヤの原石だったりするんです。

自分の中のロジックだけで考えていると、原石も石ころにしか見えなかったりするので、価値観をフラットにして、色々な側面から判断するようになりました。

福山:ちょうど会社が拡大するフェーズで深いところまで関わらせていただいたことで、組織や会社運営のリアルな姿を知ることができたことが、大きな学びの1つですね。

あと、僕がこれまで関わったことがないタイプの方達と一緒に過ごしたことで、「人生の戦い方」の1つを学んだ気がします。泥臭くても、勝負所では諦めずにやり切ることが大切だと、VARKで過ごして思いました。


「好きなことを仕事にする」。やりたいことと学びを求めて、それぞれの道へ。

−−鈴木さんが正社員になることを選択した決め手は何でしたか?

鈴木:僕が正社員になる話が出たタイミングが、ちょうど正社員の方が増えてきてロールチェンジの時期だったこともあり、加藤さんから「好きなことをやってみない?」と言っていただいたんです。大学でマーケティングを学んだことから、マーケティングや広報をやりたいと思っていたところ、希望を叶えてもらえたので正社員になりました。

−−新分野を手掛けるVARKにとって、広報は重要な役割ですね。

鈴木:まだまだバーチャルやメタバース=ギークなものというイメージが強いですが、アニメや漫画、ゲームの人気を考えると、日本だと、もっともっと一般に広まって然るべきなのではと考えています。乗り越えるべきハードルは見えているだけでもいくつかありますが、日本や世界中の、もっと多くの人に気軽に楽しんでもらうため、まずは業界全体を盛り上げていき、その中でVARKのブランディングをしていければと思います。

−−福山さんはVARK以外の企業様への就職を選択されましたが、その道を選んだ理由は何ですか?

福山:僕は元々エンタメやメタバースをやりたいというよりも、色々な戦い方を学びたいという理由でVARKに入社したんです。もっと自分の知らない戦い方を学びたいと思い、VARKとはまた違った戦い方をしているコンサルティング会社にいくことにしました。

−−コンサルの世界でもVARKでの学びが活かせそうですね。

福山: VARKでの経験で、より多くの視点から物事を考えられるようになったと思います。コンサルにはない視点での「勝負の仕方」を学ばせていただいたと思うので、その学びを活かして頑張っていきたいです。

資金調達に携わり、VARKの基盤作りに貢献した鈴木と、鈴木の跡を継ぎ、新体制作りに尽力した福山。どちらもインターンという立場ではありましたが、VARKを支えてくれた大切な仲間です。

これからもVARKで活躍を続ける鈴木はもちろん、新たな道を歩む福山の事も、VARKは応援し続けます!2人の若者の未来が、輝かしいものでありますように…!


急成長する会社を支える管理部門メンバー募集中!

VARKでは、今回ご紹介した鈴木や福山のように、急成長する会社を支えてくれるバックオフィスメンバー(正社員)を募集しています。エンタメやメタバース、VRに興味が無い方でも大歓迎!新分野で成長中のスタートアップ企業で働いてみたい方は、ぜひ一度遊びに来てください。

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