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【WealthPark 社員インタビュー vol. 9】「投資」という枠組みをテクノロジーで変革したい。スタートアップで新規事業の立ち上げにチャレンジするコンプライアンスオフィサーの想い

新しい資産運用体験の実現を目指すWealthParkには、様々なバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、それぞれのメンバーが日頃どの様な想いでWealthParkで働き、組織や事業に関わっているかをお届けしていきます。

第9弾は、今年1月に新規事業担当として参画された滝澤さん。プロパティマネジメント、アセットマネジメント、そして投資銀行のキャリアを順調に歩んできた滝澤さんですが、ひょんな縁からWeathParkと出会い、当時転職先が他に決まりかけていたにも関わらず、未知なる新規事業に関われるチャンスに賭けてWealthParkへの入社を決めました。語り口こそ淡々としているものの、滝澤さんの言葉の端々からは新規事業への熱い想いが伝わってきます。過去のキャリアや人柄にも触れながら、滝澤さんがどの様な考えで今回の挑戦に至ったかに迫ります。


プロフィール
滝澤 周平 | Shuhei Takizawa
山梨県出身。大学で法学を学んだ後、司法書士を目指して司法書士事務所に入所。その後リオグループへ転職し、司法書士部門に配属される。不動産売買の決済に幾度となく立ち会うことを通じ、実物不動産に興味を持ち始め、プロパティマネジメント部門に異動した事がキャリアのターニングポイントに。督促、立ち退き、地上げ、マンション建設の際の近隣説明、クレーム対応といった不動産管理の多岐に渡る業務を経験した後、会社が上場準備に入り、コンプライアンス部門に移動。続いてフィンテックグローバルに転職し、アセットマネジメントのキャリアを積む。2020年1月、コンプライアンスオフィサーとしてWealthParkに参画。


■ 自分自身の成長性を重視した転職

― 今年1月にコンプライアンスオフィサーとして入社されたと伺っているのですが、実際にどの様な業務を担当されているかを教えてください。

弊社にはSaaS(不動産管理をデジタル化するクラウド型ソフトウェアサービスの提供)とVertical(インバウンド投資家向けのプロパティマネジメント)という2つの事業があるのですが、実は昨年秋に投資事業部を立ち上げました。私は今まさにその新規事業を推進しています。

具体的には、弊社では現在モバイルアプリで居住用不動産の管理・コミュニケーションツールを提供していますが、今後は居住用不動産のみならず様々なオルタナティブアセットに広げたいと考えています。投資家の潜在的な投資ニーズに応えたり、アプリ自体の価値を向上させる事を目指しています。これを実現するには扱うアセットにより様々なライセンスが必要になるので、まずはそういった部分の整理から始めています。

― なるほど。既存事業ではなく、新規事業のコンプライアンス担当として入社されたのですね。大手でプロパティマネジメントやアセットマネジメントを極めてきたこれまでのキャリアパスからすると、WealthParkへの転職、特に新規事業への参画は大きな転換だったのでは。

前職はフィンテックグローバルという投資銀行で、アセットマネジメント業務と投資銀行業務に関わっていたんですが、上司からテクノロジー企業に投資したいという今後の意向を聞いて、『アマゾン銀行が誕生する日 2025年の次世代金融シナリオ』という本を勧められたんです。それまでITからかけ離れた世界にいたのですが、その本を読んだ事で、今後の社会はテクノロジー重視に進んでいくんだなと、社会の方向性に対する解像度が上がりました。そんな中で、従来型の機関投資家向けの投資案件をこのままやっていてもいいのか、自分が今やっているビジネスはいつまで続くのかと考え始めました。

その様な思いを抱えていた時に不動産ファンドを扱う上場企業から誘われて、テクノロジー系のプロジェクトに関われるチャンスだったので、今年の2月からそちらの会社に移るつもりでした。ただ、紹介とはいえ面接を受ける必要があると聞いて、それなら練習を兼ねて他の会社の面接も受けてみようと思っていた矢先、エージェント経由でWealthParkからコンタクトがあって。軽い気持ちで話を聞きに行ったんです。

― WealthParkへの転職を最初から視野に入れていた訳ではなかったんですね。

そうです。話を聞いてみて、WealthParkという会社に興味は持ち始めましたが、転職までは当初は考えてなくて。しかも、最初の面接を終えて次に進めたものの、突然目の治療をしなければならなくなり、2次面接を当日キャンセルしてしまったんです。1ヶ月後に目は完治したのですが、さすがに時間も経ってしまったので辞退しようと思っていたら、引き続き選考を進めたいという連絡をもらって。

2次面接では現在の私の上司である鈴木と会い、これが結構大きかったです。鈴木には「この人は絶対失敗しない人だ」と思わせる雰囲気があり、実直な人柄に惹かれました。また、性格や思考が私と真逆な人でもあり、同じチームでやっていく上で、組み合わせとしてうまくいきそうなイメージが湧きました。

既に鈴木の面接で内定を出してもらって、どうしようかなあと悩んでいて、CEOの川田に会いました。川田との面談では、一方的にビジョンを1時間位熱く語られて(笑)。私は投資事業の人間なので、川田のビジョナリーな発言や想いに魅力を感じつつ、本当に出来るのかと思う部分も正直ありました。でも、鈴木もそのビジョンを聞いていて、実現可能性を吟味した上で参画を決断しているなら大丈夫だと。鈴木の後に川田に会うという順番が良かったのかもしれません。それに、ビジョンを作っている人と実現する人のタイプや考えに多少乖離がある方が面白いとも思ったんです。

― 転職先が既に他に決まりかけていたにも関わらず、WealthParkへの転職を決められた訳ですが、迷いはなかったのでしょうか。

今回の転職では初めて人に意見を聞いて周りました。結構色んな方に相談させてもらったんですが、既に決まっていた不動産ファンドの方が認知度も報酬も高かった事もあり、8割位の方に反対(心配)されました。昔からお世話になっているエージェントの方からも「WealthParkに行ったら2度と不動産ファンドには戻れないと思った方が良いですよ。それ位の決意を持って行ってください。」とまで言われて、周囲からはそんな風に見えるキャリア転換なんだなと思ったり。

でも、最終的には自分の直感を大切にしました。前職から不動産ファンドに行っても、同質な業界だし、現状の中に留まるイメージがあって。枠内での移動の様な気がしていたんです。WealthParkみたいな成長期の企業にこのポジションで入れるのは今しかないと思ったし、未知なる新規事業の立ち上げに関われるチャンスに賭ける事にしました。大きな転換かもしれませんが、上手くいかなかったらまた他を探して移れば良いと楽観視していた部分もどこかにあって、上手くいかない可能性を案ずるよりも自分自身の成長性を重視して、WealthParkに飛び込みました。

■ 個人のポートフォリオの分散を実現するシステムを作り上げたい


― 飛び込んでみて、入社前と入社後のギャップはありますか。

前々職は入社当時60名程の成長期にある会社で、ベンチャー気質というか、とにかく目の前の業務量が多くて働き詰めでした。WealthParkもそんな感じかなと思って入社したら、ここは夜8時位になるとオフィスに人がいなくなるので驚きでした。逆にもっと働かなくていいの?とちょっと心配になった程(笑)。

今考えると、オフィス以外でも働いていたんだと思います。

あとは、年齢層でいうとまだまだ若い会社であるにも関わらず、想定していた以上に非常に優秀な人材が多い印象を受けました。コロナ禍での動きや決断のスピードも速く、同僚ながら感心しています。

― 前々職や前職に比べて、WealthParkのカルチャーはいかがですか。カルチャーギャップはありませんか。

入社して半年ですが、カルチャーにはかなりフィットしていると感じています。その理由の1つとして、WealthPark はITのスタートアップ企業でありながら、実働部隊としてPM事業がしっかり存在している珍しい組織体なんです。ITとPMって元々のカルチャーが違うのでまとめ上げるのは大変なはずですが、お互いに敬意があって、スタートアップでありながら地に足の着いたバランスの良いカルチャーになっていると思います。

― 新規事業について、今描かれているスケジュールやゴールをもう少し伺えたら。新規事業はお2人で進めていらっしゃるんですよね。

新しい仲間ももう一人加わりまして3人ですね。免許取得の問題もあるので、先の長いプロジェクトなんです。メインのスキームとは別に、今はライセンスが不要な別のスキームも同時に進めているところです。

現在の不動産保有者には、「サラリーマン大家」や「メガ大家」がいらっしゃって、管理会社に不動産を預けて毎月収入が入ってくる流れになっています。利益の一部はローン返済に充てたり、預金して別の不動産を購入する原資にしたり、株を買ったりしてお金が回っている訳です。

私達が描く世界では、そういった利益の投資対象が、株や債権といった流動性の高い伝統的なアセットだけではなく、流動性の低いオルタナティブアセットにまで広がります。アート、ワイン、古銭、飛行機といったオルタナティブアセットにアプリ上で簡単に投資が出来て、個人のポートフォリオの分散を実現するシステムを作り上げたいんです。

― ポートフォリオに個人の「人となり」がより強く反映される様になるのは、面白そうですね。WealthParkに参画する前から、そういった世界の実現に興味を持たれていたのでしょうか。

私自身は預金や株しかやっていませんでした。2000年代にクラウドファンディングが始まってから、世界はクラウドファンディングに移行していくだろうとは思っていたので、WealthParkの新規事業も不動産のクラウドファンディングをイメージしていたんです。でも面接で話を聞いたら、川田はもっと大きな構想を描いていて。ワインやアートに投資して、ポートフォリオとして数値化された価値や情報が手元で見れる。そんなシステムが実現したら純粋に面白いなと思いました。

■ 世の中の満足度や幸福感を高める事業に携わりたい


― 業界内の画一的なキャリアパスを進まなかった訳ですが、独自の道を選び取る上で大切にしている事は何でしょうか。

新しい事を常にやりたいという思いはあります。WealthParkでも、今までと違う、ここでしか出来ない事をやっているからこそ、ここにいる価値があると思って働いています。過去にやってきた事の延長線上から外れて、自分の価値を上げ続ける挑戦こそにモチベーションを感じるんです。

あとは、フィンテックグローバル時代に、投資銀行業務と全くの別事業として、テーマパークの設立案件に関わったんですが、その時に例えばテーマパークに来園するお客様の様な、個々の人達を喜ばせる事業の方が関わっていて楽しいなと感じて。司法書士を目指していた理由でもあるんですが、世の中の満足度や幸福感を高める事業に携わりたいと再認識しました。

ただ、一貫してそういう考えだった訳ではなく、前々職でプロパティマネジメント業務を担当していた時は、今の観点に立ってはいなかったですね。司法書士試験を落ちてしまって、自分のキャリアを取り戻したい一心で、記憶がない位に必死に働いていました。家賃滞納者に対する督促業務、立ち退き業務、クレーム対応業務と、結構大変な業務をメンタルを削りながらやっていて、それまで大人しい性格だったんですが、明らかに自分の人格が変わったと思っています。

― 新規事業のメンバーとして働かれていると、他の部署との連携は普段はあまりないのでしょうか。

Verticalや SaaSの仕事をフォローする事もあります。そもそも新規事業って何をやっているのか社内で見えにくい部分があるので、理解してもらう努力を怠らず、自分達から積極的に発信しないといけないと思っています。

また、今後は新規事業に必要なシステムの開発に向けて、エンジニアとコンタクトする機会も増やしていく必要があると考えています。実は先日エンジニアに新規事業の構想を共有したんですが、あまりうまく伝えられなくて。これまで社内にエンジニアがいた経験もなく、私の同世代や周囲にもエンジニアがいなかったので、エンジニアと理解し合う為の言語や前提条件も私自身が学んでいかないといけないですね。

新規事業はSaaSやVerticalが積み上げてきたものがあるからこそ


― WealthParkの現状の課題はどの様に考えていますか。

ビジョン先行で、実際に事業に落とし込んでいく面が弱かったのかなとは思っています。ビジョンはもちろん大切なんですが。ただ、現在の経営陣の構成がビジョン重視のタイプと実働重視のタイプにうまく分散されて、バランスが丁度良くなってきた様に感じます。

と、偉そうに言いましたが、多分今最も心配されているのは私達なんで(笑)、あまり他の部署の課題は語れないですね。新規事業はSaaSやVerticalが日々懸命に積み上げてきたものがあるからこそできるビジネスだと思っていて、彼らのこれまでの仕事に対して、鈴木も私もリスペクトがあります。

― WealthParkで実現したい事や、今後どういう組織にしていきたいかを教えてください。

今の「投資」という枠組みをテクノロジーで変革させる会社になっていきたいですね。「預金から投資」ってずっと言われ続けていますが、そこに本格的にテクノロジーで切り込む会社にしていきたいと強く思っています。

その為にどんな組織にしたいかというと、今もそういう側面はあるんですが、個々のメンバーがしっかりと各自のビジョンやミッションを描けていて、それらを会社の中で共有したり表現し合える組織をイメージしています。

― 「預金から投資」の流れはどの位のタイムスパンで実現すると考えられていますか。

文化的側面や国民性も関係しますが、最終的に人が預金から投資に向かうには、利回りといった条件面よりも、ユーザーエクスペリエンスが寄与すると思っているんです。投資する瞬間の感覚や視覚が強く作用するはずで、そこがうまくいけば投資のハードルが下がるのはそんなに遠い未来ではないと思っています。

― 投資する瞬間やその後の動きが視覚的に手元にあれば、投資を身近に感じられて、ハードルが一気に下がるという事ですね。投資に競馬みたいな手触りの感覚を持たせるイメージでしょうか(笑)。

あー、でもまさにそんな感じをイメージしています。

― 少しプライベートのお話も。趣味がないと伺ったのですが、本当ですか(笑)。

趣味が本当にないんですよ。学生時代に見つけようと試みましたが、結果的に見つからなかったですね。強いて言えば、高校までやってきた野球くらい。観戦も行きますが、テレビで見るだけでも良いし、最悪結果を見るだけでも。

他には特にないですね。家で週末に翌週のおかずを作り置きしたりするんですが、別に料理が好きな訳ではないので、趣味とは言えないなと。逆に言うと、趣味がないので譲れない時間もなく、何かやりたい事ややらなければならない事が見つかると、持っている時間をすべてそこに注入出来るという良さはありますね。

執着したり没頭したり出来る人ってすごいなと思いますよ。私は昔から執着心がないんですが、でもそのお陰で相手に変に期待しないからなのか、嫌いな人もいないし、差別も偏見も全くないんです。相手を理解して尊重する事は自分の中でとても重要で、これは自分で褒めてあげたい自分の特性だと思っています。

― でも、趣味や執着はなくても、これがなくなったら困るみたいな物ならありますか。

朝のコーヒーがなくなると困るって言おうとしたけど、小さいですね(笑)。でもそれで自分にスイッチを入れているので、朝のコーヒーがなくなったらやはり困ります。

― 唯一の執着は朝のコーヒーなんですね(笑)。本日はありがとうございました。

インタビュアー
飯田 明 | Mei Iida
渉外法律事務所にてファイナンス・パラリーガルを務めた後、大学院留学を挟んで飲食業の世界へ。外資系チョコレート会社のDirector of Communicationsとして、HR/ブランディングを担当。現在はフリーランスに転向し、複数の会社とのプロジェクトを通じて、カフェのプロデュース事業や人事、国内外のダイニングイベントの企画・運営に携わっている。
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