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Wemake発のアイディアが商品化!ようこそ、楽しくて新しいサプリ習慣へ

前回に引き続き、私たちの株式会社A(エイス)が運営する、オープンイノベーションプラットフォーム「Wemake」発のミスト型サプリメント「IN MIST(インミスト)」を手掛ける、長田知也(おさだ・ともや)さん、八木薫郎(やぎ・こうろう)さんを訪ねています。2019年にWemakeにご投稿いただいたアイディアが、約4年の時を経てローンチされます。決して短くはない時間のなかでおふたりは何を感じ、どのようなトライを続けたのか。気になる商品化までの歩みと「IN MIST(インミスト)」に込めた想いを伺いました。


誰も断言できないし、誰も決断できなかった

Wemakeで大賞を受賞し、いざ、商品化しましょう!と歩みを進めたおふたりですが、「新規事業創出の壁」が立ちはだかります。

“一秒気分転換”というアイディアに対し会社はいくら投資できるのか?どのくらいの価格なら買ってもらえるのか?販売チャネルは?ビジネスモデルは?熱狂してくれるユーザーは?

新し過ぎるアイディア。「前期はこうです」「他社ではこうでした」と持ってこられる情報もない。だから、誰も断言できないし、決断ができなかったと言います。まさに、「売れる気がするけれど売れる確信がない」という状態。

そこに拍車をかけるように、長田さんの部署異動とコロナウイルスの流行が。

普通なら、「もう、辞めようかな」と挫けてしまうのではないでしょうか。

右手にアイディアを持ち続けるような感覚

―当時を振り返っていかがでしたか?

長田さん:

なかなか一筋縄ではいかないなと感じました。だからこそ、“一秒気分転換”というアイディアに捉われず、本当に色々とトライしました。往生際が悪いタイプなんです。笑

「IN MIST (インミスト)」のポテンシャルを信じていたので、「社内ベンチャー制度」にも応募してみることにしました。無事、一次選考を通過した時に、八木さんにもご連絡しました。


八木さん:

私も、往生際が悪いタイプなんです。笑

「IN MIST (インミスト)」のアイディアが、やっぱり好きだったんでしょうね。誰かが気づいてくれるかもしれないと様々な場所に持っていきました。右手にアイディアを持ち続けるような感覚でしたね。


なんと、「社内ベンチャー制度」を見事通過。長田さんはサントリーからゼロワンブースター(01Booster)へ単身出向し、本格的な商品開発と実証実験に取り組むことになりました。


きっと欲しいひとがいる。だって、自分が欲しいんだから。

―どのような試行錯誤を続けたのでしょうか?

八木さん:

「新しい価値」と「新しい行動」の両方から再検討したんです。本当に“一秒気分転換”という価値だけでいいのか、世の中と接着し得るプロダクトになるのかと。


長田さん:

お正月も延々と考えていました。笑 ちょうど昨年末に「カフェイン」や「ギャバ」など様々トライしたのですが、どれもイマイチしっくりきませんでした。中途半端な価値じゃ手に取ってもらえない。「わざわざ買いたい」をもっと追及しないといけない。ブラッシュアップし続けていた時、常飲している「サプリ」をふと思い出したんです。「ミストサプリメント」いいんじゃないかと。


八木さん:

サプリメントを飲むのって義務的なところがありますよね。だから、これが楽しくなれば、価値になるのではないかと考えました。社会情勢的にもサプリメントへの注目度が高まっているし、“一秒気分転換”というアイディアも活かせる。新たな価値が加わった瞬間でした。 


サプリメントにすることで、「きっと欲しいひとが居る。だって、自分も欲しいんだから。」と、心境の変化を感じたという長田さん。

確かに、ビタミンCなど小まめな摂取が推奨されているサプリメントだと、飲みたいタイミングでお水が手もとになかったり、サプリメントを飲むことが義務的になっていたりと、サプリメントを「楽しむ」という感覚を持ったことはありませんでした。

容器にもこだわり、満足のいく「美味しさ」と「スタイリッシュなデザイン」も追求したといいます。

ついに、4月18日 Makuakeよりリリース!

アイディアの種が蕾になる過程を辿ると、花開く瞬間に立ち会えることが、より一層、嬉しく感じます。

ついに、ついに、ついに、01Boosterより「IN MIST (インミスト)」の商品化が決まりました!


― おふたりが「IN MIST (インミスト)」込めた想いとは?

八木さん:

本当に価値があるものにしたかったので最後まで粘りました。何百回、何千回トライしました。人生をより良くするプロダクトに仕上がったのではないかと思います。また、一貫してこだわったのが「作り手も楽しんでいるのか」という点。そうじゃないと、プロダクトもつまらないものになる。だから、「チームが楽しくいられるか」も心がけながら開発してきました。その気持ちもプロダクトにのって、皆さんの元へ届いたら嬉しいですね。一緒に楽しんでもらえたら。


長田さん:

色々なひとの力を借りて、やっとカタチになった商品です。八木さんはもちろん、製造や開発のメンバーも巻き込んできたので、期待を裏切りたくないなあというプレッシャーもあります。ですが、それに見合うくらい、価値のある商品に仕上がりました。サプリメントは“習慣化しにくい”とか“嚥下が苦手なひとも居る”といった課題があります。そのような、「取り入れたかったけれど、できなかったひと」にも新たな選択肢を届けられる。アイディアをカタチにしたい思いは成就したので、ここから育てていけたらと思います。

執念を持って、前向きな一歩一歩を楽しむ

最後に、Wemakeユーザーと、現在オープンイノベーションに取り組まれている方々にもメッセージをいただきました。

― 最後にメッセージをお願いいたします

八木さん:

オープンイノベーションって、仕事の外から大きく自分の人生を変える営みでもあるなと思っています。外からやった何かで花咲けば、自分の人生を好転させられるかもしれないですよね。困難も楽しみながらじゃないと成功しない。前向きな一歩一歩を楽しんでほしいです。

長田さん:

Wemakeの過程で、良かったなと思うのが、提案者と一緒にアイディアをブラッシュアップできたことです。企業だけではなく、提案者だけではなく、お互いが「本気で育てたい」と情熱を持って取り組むことができました。しんどいことも多かったですが、「事業化させてやる」という執念を持てるアイディアと出会えたことに感謝しています。大企業で新しいことやるってしんどいですよね。生半可な気持ちじゃできない。でも、だからこそ楽しい。良い経験をさせてもらったなと感じています。

泥臭いことを楽しめたひとに、幸運は訪れる

今回、長田さんと八木さんにインタビューをさせていただいて感じたのは、「今を楽しむ力が未来を切り開く」ということ。

聡明で柔和な佇まいのおふたりから語られるエピソードは、どれも泥臭く、執念深いトライ。真剣に、丁寧に、時にユーモラスに経験をシェアしてくださるお姿は、わたしにとって「仕事に効くサプリメント」のようでした。

「このふたりが作ったんだから、きっと楽しいよね」と、早速「IN MIST (インミスト)」をMakuakeでポチッと注文。

ミストシャワーで頭と心がシャキッとするだけではなく、サプリメントの力で身体もケアできるなんて、まさに新しいリフレッシュアイテム!

Makuakeのページを拝見するとアロマでリフレッシュできるフレーバーもあるのだとか。これはオンオフ問わず、新たな相棒になりそうです。あー、届くのが待ち遠しいです。


Inmist >>

Makuake : https://www.makuake.com/project/inmist/

※ 現在、ご購入できるのはMakuakeのみ。この機会に一緒に「IN MIST (インミスト)」を楽しみませんか?

公式HP : https://inmist.jp/


THANK YOU ! >>

カメラマン:戸谷 信博 さん

撮影場所のご協力:有楽町『SAAI』Wonder Working Community


このお話しの続き >>

第1回  リフレッシュ体験が変わる!?「IN MIST」と出会いました

第2回  ようこそ、楽しくて新しいサプリ習慣へ

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