1
/
5

【社員Story Vol.1 瀬町賀春】関西でクラウドを極める!

初めまして!
2020年に新卒で入社いたしました瀬町 賀春(せまち よしはる)と申します。

この記事では僕がウィルプライドに入社した経緯や今参画している案件、そしてこれからの野望?(笑)などを書いていこうと思います。

これまでの経歴

大学での僕の専攻は経済経営系でいわゆる文系の学生でした。(実は1年間アメリカに留学した経験もあります!今では英語ほとんど忘れて全然喋れません。。。笑)しかし、3年の後期にエクセルのVBAに関する授業を履修したことをきっかけにプログラミングに対して興味を持ち、それから独学でPHPの勉強をはじめました。

そして、大学4年の春にとあるWEB系自社開発企業でインターンとして採用され、約1年間、検証業務や製品の不具合修正業務、新規機能開発などを経験させていただきました。前職のインターンでどんなことをしていたのか、興味がある方は下記の記事を見ていただけますと幸いです。(インターン時代に執筆したWantedlyの記事が残っていました。。。)

オープンソースの現場を支えるイーシーキューブのテクアカとは!? | EC-CUBE CORPORATE BLOG
はじめまして! 2019年の5月から株式会社イーシーキューブでテクアカ生(インターン生)として勤務している 瀬町賀春と申します。 この記事では、僕がEC-CUBEのテクアカに 応募した経緯やこれまで業務などを通じて 経験してきたこと について書いていこうと思います。 ...
https://www.wantedly.com/companies/ec-cube/post_articles/194604

入社までの経緯

インターンでお世話になったWEB系企業さんでは新規機能の検証や不具合の修正といった開発に関する業務を経験させていただきました。学生時代にこうした実務レベルの開発に参加できたことは本当に貴重な経験でしたが、次第に開発したアプリケーションやシステムを実行するために欠かせないインフラに対して興味を持つようになりました。特に昨今、WEBアプリケーションなどのインフラにはクラウドを採用することが主流となりつつあることを踏まえて、AWSなどのクラウドに関する実務経験を積みたいと思うようになりました。

こうしたことを考えているときにWantedlyでウィルプライドの募集を見つけました。
ウィルプライドの会社概要やホームページを読み、「インフラ設計・構築」や「クラウド導入支援」など当時僕がやってみたい!と思っていたことを事業として取り組んでいたこと、「エンジニア一人ひとりのスキルアップを大切にしている」ことに共感し応募に至りました。

そして、大学4年の1月に社長の細田さんと面談する機会をいただき、これまでの経歴やこれからやっていきたいクラウドに対する思いなどを自分の口から直接お伝えさせていただき、内定をいただきました。
(今振り返ると、新卒の就活活動としては時期的にかなり遅かったなぁと思っています。僕が就活をはじめた時、周りのみんなはすでにそれぞれの会社で内定式が終わってました。。。笑)

参画している案件

現在、ウィルプライドの事業形態はSESがメインとなっており、弊社のエンジニアは大阪や神戸など案件ごとにそれぞれの現場で勤務しています。

僕は2020年3月から「大手保険会社さんの次期システム構築」案件に参画しています。この案件はお客さんのプロジェクトとしてはかなり規模が大きいもので、インフラにはクラウド(AWS)を採用することが検討されています。現在は要件定義前の提案フェーズという、かなりの上流工程の為、「セキュアなデータをどのようにクラウド上に保管するのか」「クラウド上の各種リソースをどのように運用するのか」といったことをお客様向けの提案資料に纏めつつ、実際の環境でも試してみるPOCと並行して、各種検討を進めています。

僕自身、インフラやクラウドについてはまだまだ学習中の身ですので、検討の資料を作成しながら実際のAWS環境で各種機能を勉強しています。最近だとAWSが提供しているIaC(インフラのコード化)サービスのCloudFormationでEC2やRDSのインスタンスを立ち上げ、監視ツールのZabbixでこれらのリソースをモニタリングするといったことを実施しました。

また、AWSの各種サービスについて理解を深めるため、AWS認定資格の取得にも力を入れています。今年の5月にはAWS認定Solutions Architect - Associateに合格し、今はSolutions Architect - Professionalの受験に向けて学習を進めています。 (ウィルプライドではこうした資格取得の受験料や技術向上のための書籍、Udemy等のオンラインコンテンツの購入費用は会社から支援を受けることができます!)

これからの野望

近頃、IT業界に限らず様々な業種・分野でDXへの取り組みが進んでいます。DXとはDigital Transformationの略称で、2018年に経済産業省がDXを推進するためのガイドラインを取りまとめました。このガイドラインでDXは以下のように定義されています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

このDXの定義の中で僕が注目しているのは「変化に対応」や「変革」といったキーワードです。昨今、巨大IT企業のGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)をはじめ、様々なIT企業が様々な業界に新規参入したことにより、日本だけではなく世界中のあらゆる業界でビジネス環境の変化が起きています。

僕自身、今は大手保険会社さんの案件に参画していますが、金融業界でもFintechという「金融に最新のテクノロジーを積極的に取り入れる」動きが加速しています。例えば、私たちが普段利用している決済方法に焦点をあてると、ここ1〜2年でスマホによるQRコード決済が急速に普及しました。また、2019年6月にFacebook社はブロックチェーンの技術を活用したLibraというプロジェクトを発表し、全世界共通のデジタル通貨を発行しようとしています。もちろん、このLibraがこれからどのように僕たちの日常生活に普及していくか、今の段階ではまだ分かりませんが、近い将来、日本円ではなくLibraでモノを買うことが当たり前になっているかもしれません。

このような変化はここ数年の出来事です。そして、システムやアプリケーションのインフラについても、変化に対する柔軟性の観点からクラウドを採用することが主流となりつつあります。特に、クラウドを利用することを前提にシステムやサービスを設計する考え方を「クラウドネイティブ」といい、昨今、システムのアーキテクチャをクラウドに最適化する動きが加速しています。例えば、一つのアプリケーションを機能ごとに分割しそれぞれ独立したサービスとして開発を進める「マイクロサービス」という開発手法では、クラウドならではのサーバーレスな環境やコンテナなどを活用し開発のサイクルを短くることで、「変化やニーズに素早く対応する」システム開発を実現することができます。

このような背景も踏まえて、今後もクラウド導入支援に力を入れていきたいと考えています。僕自身、今は駆け出しの身でインフラやクラウドについてはまだまだ勉強中ではありますが、将来的には、このクラウド導入支援をウィルプライドの事業部の一つにしてきたいという野望をひそかに抱いております。。。

ただし、一方で5年~10年といった長期的なスパンで考えるとクラウドだけでは生き残れないとも感じています。おそらく、今後数年でクラウドを活用することはあらゆる分野・業界で当たり前(デファクトスタンダード)になると想定しており、長期的な戦略として「クラウド+α」を強みにしていく必要があると考えています。

今、僕の中で思い描いている+α戦略は「クラウド+セキュリティ」です!
クラウドでシステムやサービスを構築するうえで、セキュリティ対策は避けて通ることができない重要課題です。例えば、企業のシステムなどはこれまで社内のネットワークと社外のネットワークの間にファイアウォールを構築し明確な境界を設けることで、不正アクセスや情報流失を防いできました。しかし、クラウドにシステムを構築する際はインターネットなどパブリックなネットワークを経由してシステムにアクセスすることが前提となります。つまり、これまでの「境界防御」によるセキュリティ対策はクラウドでは難しくなります。そこで現在注目されているのが「ゼロトラスト」という考え方で、「システムに対するすべてのアクセスを信頼せず、すべて確認する」という前提がクラウドでは求められています。こうしたクラウドでのセキュリティ対策は長期的にみても「鉄板のニーズ」があると考えています。

この+α戦略についてはセキュリティ以外にもデータ分析やDevOpsなど様々な選択肢があると思っています。この記事を読んで「これからクラウドに力を入れていきたい」と思われた方がいらっしゃいましたら

ぜひウィルプライドで「クラウド+α」を一緒に探していきませんか!?

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

株式会社ウィルプライドでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社ウィルプライドからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?