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インターン体験談(Taiga #3-1):知識と、経験と、そして思考力。 —移民問題に興味を持った僕がWingsでインターンを始めて—

どうも、WingsインターンのTaigaです。東大の教養学部の4年生です。が、休学しているので、来年度もまた4年生です。そんなわけで、現在は一個下の3年生に混じって就職活動をしています。Wingsでは2019年の4月(大学3年になるとき)から働き始め、そろそろ2年になります。

今回のブログでは、これから何らかのインターンシップを経験してみたいと思っている大学生の方向けに、僕がWingsでどんなことを学んだか・それが就活にどう生かされているか、などなどお話ししようと思います。

目次

3-1 ——移民問題に興味を持った僕がWingsでインターンを始めて——
・勉強してるだけじゃダメ
・行動するだけでもダメ
・勉強も行動もバランス良く。
・勉強して行動するだけでもダメ

3-2 ——Wingsでの学びと就職活動——
・自己分析?
・「問題解決」の枠組み
・Wingsで学んだことを活かして、いざ就活へ

※#3-1, #3-2は番外編です。Wingsでの実際の仕事内容などは、過去の投稿や別のインターン生の投稿で紹介しています。Wingsの投稿を初めてご覧いただく方は、そちらを先にご参照いただければ幸いです!




・勉強してるだけじゃダメ

Wantedlyを見ている皆さんの中には、おそらくこう思っている方が多いのではないでしょうか。
「社会に出たときに役立つようなスキルを身につけたい!」
「大学の勉強も大事だけど、それよりも大学の外に出てみて、色々な実務経験を積んでみたい!」

などなど。

遊んでばかりの大学生も多い中で、そうやって将来を見据えて考えているのは素晴らしいことです。僕は3年生になる頃にようやくこの考えに至りインターンを探し始めたわけですが、その話をまずしたいと思います。

僕は日本の外国人移民の問題に興味を持ち、大学でも勉強しています。
人口減少と少子高齢化に対して有効な対策を見いだせずにいる日本社会にとって、移民政策を取ることは有力かつ現実的な選択肢だと考えたからです。
日本が現在のような経済規模を今後も維持するためには、移民を積極的に受け入れていくことが不可欠です。というか、もうすでに外国人労働力に頼らなければ経済が回らないという状況になっています。コンビニや居酒屋、牛丼屋で働く外国人を見かけることはもはや珍しいことではありません。都市部に限らず地方でも、農業や漁業、工場労働を支えているのは、ベトナムやインドネシアなどから日本に働きに来ている実習生です。

このような状況を知るには、新聞記事や本を読むだけでも十分でした。授業のレポートでも、書籍を参考文献にして「20××年現在、日本には200万人以上の外国人が住んでおり〜〜」などと書いていました。

ただ、やはり一度実際の現場を自分の目で見てみたいと思ったんです。外国から来る人たちは、どんな環境で、どのようなことを考えながら働いているのか。
それで、日本で働く外国人と関われるバイトやインターンを探し、Wingsにたどりついたのでした。

実際にWingsで働く外国籍の先生方をサポートしていると、その「200万人」のうちの一人ひとりがそれぞれの人生を持っていることに気づきました。「気づく」というのは失礼な書き方かもしれません。「頭ではわかってたけど、実際見ると……」という意味です。すごい当たり前のことですが、それは「200万人」ではなく、「1人×200万」なんですよね。

でもたぶん、こんな当たり前のことすら、図書館で勉強していただけでは気づかなかったんだと思います。この、「頭ではわかってたけど、実際見ると……」というのが大事なんです。

Wingsの先生方の色々な悩みや思いを聞くことを通じて、僕の考えは少し変わりました。それまでは、「日本経済を活性化させるためには移民が必要だから、彼らが日本社会で安心して暮らし、自分の実力を発揮できるようになるための手助けをしたい」と思っていました。つまり、移民問題に取り組みたい理由は「日本社会の未来のため」だったんです。それが今では、変わりました。「在日外国人の彼ら自身がよりよい生活を送るために、彼らを助けたい」。日本社会の未来とか、経済とか、そういうマクロな話は一旦脇に置きましょう。「社会の役に立ちたい」っていう考えは、本質的には「他人の役に立ちたい」ということにほかなりません。

こういうミクロな視点を持つ意味は、問題を自分事として捉えることができるようになるという点にあるのではないでしょうか。物事を大きな文脈で上から捉えることはもちろん必要なのですが、それだけではなく、実際のフィールドで動いている人の話を聞くことで、その個々人の視点を通した問題意識を持つことができるのです。

・行動するだけでもダメ

じゃあ、勉強せずに行動ばっかりしていればいいんでしょうか?
机上の空論だけじゃ何もできないというのは、たしかにそうです。とはいえ、でもやっぱり知識は必要なんです。
自分の体は一つしかなく、自由に動ける時間は限られています。普通に暮らしていたら絶対に体験できないようなことがたくさんあります。それらを、直接ではなくとも間接的に「疑似体験」させてくれるのが、本であり、新聞記事であり、映画であり、広い意味での「勉強」です。

勉強は、全く新たな思考回路を自分に与えてくれます。自分の思考をはるかに上回るスッッッッゴイ考えを、すでに誰かが発表しています。スッッッッッッゴイ先人たちの頭脳をお借りして、新たな視点・思考回路をバシバシ獲得していくのが勉強の醍醐味だと言えるでしょう。
勉強をせずに行動ばっかりしていても、自分の行動半径にある世界から脱することはできません。

また、自分が実体験の中で漠然と感じたモヤモヤを綺麗に言語化してくれた文章に出会い、すごいスッキリしたという経験がありませんか?
当然ですが人間の歴史というのはバカにできなくて、自分の考えるようなことは、99.9%、前に他の誰かが論文や小説に書いているんですよね。だいたいそうです。今現在の自分の悩みは、以前に別の誰かが解決してくれていることが多いです。

ちなみに僕が日本の移民問題に取り組みたいと思ったきっかけを与えてくれたのも、一冊の本でした。毛受敏浩さんの『人口激減 移民は日本に必要である』(新潮社、2011年)です。
周知の通り日本では少子高齢化と人口減少が急激に進んでおり、このまま行くと日本経済は衰退の一途をたどる。地方の村や町では人口減少から税収が減り、自治体の行政サービスの質が低下。それがさらなる人口流出を招き、次第に消滅。それを食い止めるには、積極的移民政策を採るしかない——。
という内容が様々な角度から述べられていました。僕はこれを読み、日本社会の最重要課題は移民政策だ!!と思ったのでした。


・勉強も行動もバランス良く。

このように知識の吸収と行動の実践は、互いに関わり合いながら、自分の中の方法論=問題解決に使える武器を磨いていくことに役立ちます。物事を直接経験できるのが行動、間接的に知ることができるのが勉強。どちらも不可欠で、両方をバランスよくやるのがいいんです。

「東大生は勉強ばっかりして……」と言う人がたまにいます。東大生が全員そうだと決めつけるのは間違っていますが、自分のことを振り返ってみれば、たしかにそのような節はあったかもしれません。高校時代はサッカー部が忙しかったので、部活以外の時間はほとんど受験勉強に割き、その他のことはほとんど何もやってなかったと思います。今考えれば、明らかに「知識>>>>経験」の状態でした。当時は全然そんなこと考えていませんでしたが。大学に入ってしばらくしてからそのことを自覚し、「自分は勉強に偏り過ぎている。もっと足を動かして、広い世界を見なければ」と思うようになりました。

・勉強して行動するだけでもダメ

ここまで、知識と経験をどちらもバランスよく身につけるべしという話でした。ここではさらにもう一歩先を考えます。
得た知識と経験を、何のためにどう活用するんですか?
「将来役立つスキルを身に付けたい」のは、そのスキルを使って何をしたいからですか?

この答えは、人によって違ってしかるべきです。色々な勉強や行動をするプロセスそれ自体の中で考えていけばいいのだと思います。Wingsで働く中で見つけた僕の答えは、「その力をもって、社会の問題解決につながる手助けがしたい」でした。

自分の身に付けた知識と経験を問題解決に生かすというのは、どういうことでしょうか。

あなたは以前テレビでインドのスラム街の映像を見て興味を持ち、大学では世界の貧困問題について勉強しました。そして大学の長期休暇を利用して、実際にインドに行ってみました。街を歩いているとストリートチルドレンが寄ってきて、お金をくれとあなたに言ってきます。
そしてこの経験を通して、こう思います。「本で読んだインドの貧困は、確かに存在していた」と。

はい終わり。
じゃないですよね?

知識と経験を通して問題を認識しても、そこで止まってしまっては問題解決にはつながりません。まずはその問題に対して、自分なりの解釈を考えてみましょう。
「お金に困っている人が多いのは、人口に対して雇用が少ないからなんじゃないだろうか」
「なぜ都市にばかり人口が集中してしまうのだろうか」
「都市部と農村部の格差はどうして生まれるのだろうか」
「格差を解消するには、長期的にみればやはり教育が一番大事なんじゃないだろうか」
などなど。この段階ではまだ、これらの考えは想像の域を出ません。知識がなければこれらの考えが正しいのかどうかわかりません。しかしひとまず仮説が立てば、その妥当性を確かめるためにまた本を読み、現地に足を運べばいいんです。


                 インドの大学に行きました


こんな感じで、知識と経験を元に思考し、それを受けてさらに知識と経験を求め、そしてまた思考を深める……。この「知識・経験⇄思考」のサイクルを回していくことによって、問題解決の出発点である「問題の本質を見抜く力」を養うことができると僕は考えています。2人の人が同じ本を読めば、同じ知識を得ます。違いが生まれるのは、それをどう消化・解釈し自分の中に取り込んでいくか、という「思考」の部分ではないでしょうか。

少し漠然とした内容になってしまって申し訳ありません。#3-2では、今回の内容にも沿いつつ、僕の就職活動の話をしたいと思います。

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