新宿オフィスはファンド事業を行っている会社や出資者の方からの資金援助などを受けて設立間がない会社が多く入居しています。45Fという高層階からの眺めもやっぱり綺麗だなと思います。

しかも、（おそらく）東京オリンピックのことも視野に新宿住友ビルは現在、リニューアル工事の真っ最中で、ビルのエントランスホールが工事計画に沿って動線が変わったり、地下にもコンビニやドラッグストアが新しく出来上がったり、「動いているなあ」と感じます。ここに入居させてもらってから弊所は未だ数カ月です。

翻って、ここは弊所の大門・浜松町オフィス。JR浜松町駅からだと徒歩5分くらい、大江戸線・浅草線の大門駅からだと徒歩マジで脚色ナッセングでわずか1分の雑居ビルの事務所内の様子です。

開業以来、ヨコイ・マネジメントパートナーズはすごいたくさん引っ越しを繰り返してきました。はじめは独立するときにちょうど同じタイミングだったリクルートを卒業された方とオフィスをシェアして青山一丁目。そこから六本木⇒赤坂⇒浜松町第1号⇒浜松町第2号（イマココ）⇒浜松町第２号＆西新宿にも開設、という流れです。浜松町第2号に移転するまでは、だいたい1年ちょっとくらいで移転を繰り返してきたから、かれこれここのオフィスには4年くらいいることになる。早っ。時間はあっという間に過ぎ去る。

大門オフィスが入居しているビルの4階には先代から資産を引き継いだオーナー兼税理士の先生（とっても良い先生）がいて、５階には彼の大学の先輩がやはり税理士として入居中。今は移転されておられなくなりましたが、入居しているとある企業の社長がいつだったかひょっこりコーヒーを淹れて事務所へやってきて、「すんません、ちょっと教えてもらってよいですか？代わりにおいしいコーヒーもってきたんで！」（面識ナシ）ということもあった。小さくて昭和な雰囲気たっぷりのビルが、恐らく来る人を気さくに和ませてくれているようにも思える。掃除の初老のおばさんは、元気ハツラツで、寒い日も暑い日も笑顔を絶やさず、ビルを綺麗に保ってくれていて、大門周辺で顔を合わせると立ち話をしたりすることもある（若いころはバレーボールの選手で国体に出場した経験もあるスポーツウーマンである）。４年くらいここにいると、私のパーソナリティ的なものもあって、コンビニのアルバイトの子やオーナーのおばちゃんとも気さくに話をする機会もある。ランチタイムには、５分くらいで食べ終えられるマーボー丼で有名な中華屋さんもある（１２時までに入ると６００円で食べられる。ただし、人によっては激辛だそうなので初回は注意が必要だ。ちなみに横井は全くもって平気です）。

そう、何が言いたいかというと、ここはかなり居心地が良いのである。大門オフィスは居心地が良い。

新宿では主に「新しい仕事」に出会うことが多い。なんだかビルで顔を合わせる方々もめっちゃサラリーマンやってるぜ、という人も多くいる。冒頭で私が「動いている」と書いたのは、恐らくそういう背景も作用していると思われる。

１年ちょっとで引っ越しを繰り返してきたのは、なるべく固定費は安価に＆手狭になったら引っ越せば良い、という考えからだった。そういう意味では、この居心地の良さに安住してもいられない。でも、大門のこの隠れ家みたいな、秘密基地みたいな事務所も大好きである。「引っ越し」ではなく、新宿に新しく拠点を構えたのはそんな考えからだったなあ、ともうすぐWantedlyを初めて掲載期間が終わりを迎えるころになって、忙しさにかまけて全く活用できていない、とふと思った夜にパチパチ事務所でPCをたたいてみました汗

なんのこっちゃ。