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なぜやるのかを振り返る。KTY四谷事務所の創業ヒストリー

え!?どうして、そうなってしまうの?


不動産の売買取引の場面では、売主さんと買主さんが一同に会して、お金の支払い手続きと登記関係書類の授受を行います。そうすることにより、お金を支払ったのに登記が自分の名義にならない!というトラブルを防いでいるのです。その場面に立ち会うのが司法書士の仕事としてあります。

不動産業界や、司法書士業界の専門用語として「立会(たちあい)」とか「残金決済」とか言います。

司法書士は、その場面に同席して、登記関係の書類を確認して「では、登記関係の書類は大丈夫ですからお金の支払いを実行しても大丈夫です」という感じで業務を行っています。

私は、今までに司法書士として15年以上の経験(下積み時代を含めるともっと!)がありますので、この立会を何百件と行っています。

そういう場面で、冒頭のような状況になることを何度も経験してきました。(逆に最近では、よほどのことが無い限り驚かなくなりましたが・・・)


具体例を挙げると、

・お客様が当日来ると言っていたのに来なかった。

・売側の仲介業者の方と買主の仲介業者の方が事前に揉めたらしく、場の雰囲気が最悪な状況に

・お客様が自分の仲介業者とトラブルになり、怒った仲介業者が当日欠席

・事前の準備が足りないのか、支払う代金の内訳がその場でよくわからず、お客様が困ってしまう

・緊張しているお客様を前に、仲介業者の方は何もフォローせず、自分の業務に精一杯になってしまっている

・お客様に事前に仲介業者の人がしっかり説明していないため、お客様が理解をしていない

ここでは、ブログですのでこの程度に留めますが、サービス業としてあり得ないような状況が数多くありました。

不動産の仲介業務は、取り扱う金額が高額であることから手数料も上限が法定されており、手間がかかる割に、実際に入る金額はその手間に見合っていないという考えもありますが、手数料の上限を請求し、業務は手を抜くという、不動産会社にとっては優秀な方(ちょっと嫌味な言い方ですけど。。。)もいるようです。


司法書士の立場としては、不動産業者の方は仕事の紹介者になるわけですから、悪くは言えず、そのような状況になってしまっても、当然フォローします。それでもお客様は怒ってしまったり、仲介の方とトラブルになってしまったりする場面は多くありました。


そんなことから、じゃあ自分で解決しよう!!!自分でそういうことのない不動産会社を創ればお客様に喜んでもらえるのではないかとの想いで創業しました。


創業時は、自分ならできる!!という想いで走っていましたが、最近では自分一人だけでは足りない!!!ということを強く感じています。

創業時には得られなかった手ごたえを最近は感じてきています。進む道や創業当時の想いは間違っていないということを確信しています。

しかし、ここで慢心してはいけないと、この想いをチームのメンバーで共有しようと想いメンバー募集も常時行っています。

不動産業界を変えていこう!お客様から信頼される人物になりたい!やりがいのある業務をしたい!お金ではなくハートで仕事がしたい!そんな方でチームを創りたいと思う今日この頃です。

株式会社KTY四谷事務所では一緒に働く仲間を募集しています
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