人口4,000人の村から、30万再生のバズへ。
十八億の借金から、十八億の売上へ。
──十勝野ポークの“逆転の採用広報”に立ち会った話。企業とSNSが出会う時
そこには必ず「物語」があります。
十勝野ポークさんとの出会いは、私たちYOZORAにとって“ただのSNS運用”に留まらず、採用広報の本質を深く考えるきっかけになりました。そして今回、このストーリーをどうしても記しておきたいと思い、この記事を書いています。
目次
人口4,000人の村から、30万再生のバズへ。
出会いは「紹介」からはじまった
借金18億からの社長交代。
先代社長から養豚場の経営を引き継ぐことになった。 その時すでに、負債は18億円。
SNS運用が始まり、30万再生の壁を突破した
再生数は30万回を突破。1万再生以上を連発
しかし、企業説明会で想定外のことが起きた
「借金18億って大丈夫なんですか?」
次は「働くイメージ」を届けること
そして、SNSは「社内」にも届く
出会いは「紹介」からはじまった
当時、渡邉社長は
“SNSで採用を強くする方法”を模索していました。
・SNSは認知が広がるのか?
・採用につながるのか?
・地方企業で通用するのか?
そんなタイミングで、私たちはご紹介を通じて出会いました。
正直に言うと、
最初から「すごい会社だ」と感じました。
理由はひとつ。
出発点が借金18億という”-”だったから。
そこからの挑戦が始まっていたからです。
借金18億からの社長交代。
元・航空自衛官が背負った重すぎるバトン
渡邉社長は、もともと航空自衛官。
エリートとしてのキャリアを歩んでいました。
順風満帆な人生は、ある日突然、方向を大きく変えます。
先代社長から養豚場の経営を引き継ぐことになった。
その時すでに、負債は18億円。
覚悟を持って農業の世界に飛び込み、
わからないことだらけの中で試行錯誤を重ね、
苦しい決断を繰り返し、
泥だらけになりながら進んだ数年。
その結果――
売上18億円まで再生
SNS運用が始まり、30万再生の壁を突破した
YOZORAが運用をサポートした当時、
SNS界隈では“ある型”の動画が流行していました。
その流れに合わせて投稿を最適化したところ、
再生数は30万回を突破。1万再生以上を連発
十勝野ポークの名前は
若年層に爆発的に広がっていきました。
畜産業界のSNSでここまで伸びるのは珍しく、
採用目的としての“第一段階”は完璧に成功した瞬間でした。
しかし、企業説明会で想定外のことが起きた
SNSで認知が広がったことで、
学生向け企業説明会にも招かれるようになりました。
この時、YOZORAも補助として参加しました。
会場は満席。
渡邉社長の知名度は圧倒的。
学生の目も輝いていました。
しかし――
質問タイムで出てきたのは意外な声。
「借金18億って大丈夫なんですか?」
私たちからすれば
借金18億を任される経営者=信用力の照明と理解できます。
でも、
社会経験のない学生さんにとっては、
“借金”というワードは“不安”に映るのです。
ここで、ハッと気付きました。
認知が広がるほど、”会社のリアル”が求められる
次は「働くイメージ」を届けること
認知は十分に獲得できた。
SNS上で名前は知られている。
だからこそ次は、
学生が「働く自分」を想像できる発信が必要だった。
そこからの発信内容は、
・現場のリアル
・仕事の様子
・BBQなどの社内イベント
・地域紹介
を発信する方向へ舵を切りました。
YouTubeでは地域の魅力を伝え、
TikTokやInstagramでは日常のストーリーを届ける。
SNSが“採用の窓”になっていきました。
そして、SNSは「社内」にも届く
この変化の中で、ある出来事がありました。
「他の部署の仕事が見られて嬉しい」
「社長や役員がどれだけ動いているか知れて誇らしい」
「私も頑張ろうと思った」
SNSは、採用のためだけのツールではなく、
社内エンゲージメント(帰属意識)を高めるツールでもあることに
気が付きました。
SNS広報は、会社を“外”と“内”から同時に強くする。
十勝野ポークさんとの取組で、そのことを目の当たりにしました。
SNSでバズり、
若い世代への認知を圧倒的に広げ、
採用の間口を広げた十勝野ポークさん。
しかし、これはまだ第一章にすぎません。
借金18億から始まった挑戦は、これからさらに続いていきます。
YOZORAはこれからも “ストーリーの伴走者”として、
十勝野ポークさんの成長をSNSで可視化していきます。
そして、これから働く若者にも、今働いている仲間にも、
十勝野ポークの魅力と未来が届くように。
挑戦する地方企業の物語は、まだ終わらない。