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「絶対に見返す」という気持ちが、圧倒的な成果を生んだ――新卒1年目のエピソード

2020年4月に入社した新入社員メンバーをリレー形式で紹介する新コーナー「Animals Real」

No.6は、持ち前の負けん気で、新卒1年目にして社長が認める成果をあげたT.Iさん。

就活をする中で「自分を売る仕事がしたい」と考えた彼は、なぜZUUに入社し、どんな風に仕事に取り組んでいるのでしょうか。新卒1年目のリアルな感情、体験をお伝えします。また、一緒に仕事をする先輩・岩井さんから見たT.Iさんの姿についてもインタビューしました。


プロフィール
2020年3月大阪市立大学卒。株式会社ZUU入社。鬼速PDCAエンジニアリング事業本部インサイドセールスチームとして顧客開拓から受注にいたるまでのリードナーチャリングを主とした戦略の立案から実行に従事。


■アルバイトにささげた学生時代、トップを重視した独特の就活スタイル

僕は大学時代、ひたすらバイトをしていました。理由は、純粋に仕事が楽しかったということと、海外に長く滞在したくて、旅行費用を貯めたかったからです。

結婚式場でのバイトを主としていたのですが、最初は配膳から入り、実力が認められてからはどんどん色んな業務を任せてもらえるようになりました。社長と親しくなって、マネジメントやビジネスの考え方を教わることもあり、本当にいい時間を過ごさせてもらいました。

ちなみに旅行費用もしっかりと貯めることができて、卒業旅行では、ニューヨークに2週間ぐらい滞在することができました。

就活では、建築系の学科で学んでいたことから、最初はハウスメーカーやゼネコンを見ていました。ただ、就活を続けるうちに、自分には合わないなと感じるようになりました。

元々僕は商材を売るより、自分を売りたいタイプです。自分自身で勝負したいという気持ちが強くなり、無形商材を扱う企業を中心に選考を受けるようになりました。

また、最初は大手企業ばかり見ていたんですが、「ゼロから始めて成り上りたい」という気持ちが強まってきて、発展の目覚ましいIT分野のベンチャー企業に目を向けた時、ZUUのことを知りました。

僕は会社を選ぶ時、トップの人を基準にしていました。トップの人の著書を読み、考え方や性格とか、色んなことを知るようにつとめていました。

最終的にZUUを選んだのは、代表の冨田さんのビジョンに共感したからです。

正直、ビジョンなんて口では何とでも言えると思っていました。ただ冨田さんの書籍を読んだ時「この人なら本当にやりかねない」と率直に感じたんです。この人の船に乗ったら、絶対面白いなと。その直感に従い、ZUUに入社しました。



■入社後1ヵ月、先輩との忘れられないエピソードとは

入社してからは、思った以上に裁量権のある仕事を任せてもらえることができ、やりがいを感じていました。それと同時に、責任感の重さも痛感しました。正直当時の自分はまだまだ学生気分でなめているところがあったなと思います。

入社して1ヵ月後に、印象的なできごとがありました。自分で手を挙げたプロジェクトに携わった際、僕はそれなりに自信を持って先輩の岩井さんに成果を見てもらったんです。しかしその時、岩井さんには「全然求めているレベルのものではない。」と言われ、すべてのやり直しを指摘されました。

学生の頃は、がんばったら「がんばったね」と認めてもらえる環境ですが、社会人ではそんなことは通用しない。がんばっただけでは、成果として認められないんだと知りました。

でも当時はそんなに達観して考えられないので、とにかく悔しかったです。大手企業に務めた同期はまだ研修段階だったのに、なんで自分はここまで言われるんだろうとか。

僕はとにかく負けず嫌いな性格なので、「絶対に見返す!」という気持ちで無我夢中で取り組みました。その結果、プロジェクトが成功し、岩井さんをはじめ、部長にも成果を認めてもらえました。

負けず嫌いな性格と根性だけで乗り切りましたが、あの時の経験があるから今がある、そう感じています。

■仕事で実現したい目標と、仕事を超えて実現したい目標

僕は今、インサイドセールスチームにいます。お客様である経営者の方向けに鬼速PDCAの勉強会に誘致し、勉強会参加後にメールや電話でアプローチをしているのですが、「全員にZUUのサービスを利用していただきたい」という想いで仕事に取り組んでいます。

どのターゲット層にどういう切り口でアプローチするのが効果的なのか、どうやってニーズを喚起するのか、連絡手段は何が適切なのか、そういったことを1つ1つ分析し、成果につなげていきたいです。

僕の短期的な目標は「インサイドセールスといえば、今堀」と言われるようになることです。1位をとることには、こだわっていきたいなと。ゆくゆくは、インサイドセールスをコンサルティング商品として売り出すとか、そういう事業ができたら面白いとも考えています。

今の時代は、個人でも事業ができる時代。ZUUで働きながら、個人的に色々なことに挑戦することも可能です。会社の年収以外も含めて、30歳には1億円プレイヤーを目指したいです。

また、ニューヨークに滞在して、”世界の中心”の文化に触れた時、「こんな大きな舞台で、世界を相手にビジネスしたい」とも強く思いました。将来的には、海外を飛び回り仕事をしてみたいと思います。「今仕事で海外にいる」なんて会話ができたら、純粋にかっこいいですよね (笑)

僕は10年後20年後の長期的な目標を立てるより、近未来に対して目標を設定して、全力投球で走り抜きたいタイプです。そんな風にして自分を成長させ続けることができれば、その時その時でいろんなことに挑戦でき得る世界が広がっていますよね。選択肢がいくらでもあるような世界です。今は岩井さんをはじめ、チームメンバーと一緒に目標に対して切磋琢磨しながら全力でコミットし、挑戦を重ねているところです。


■成長したいというマインドを持つ彼だからこそ、厳しい言葉をかけた


鬼速PDCAエンジニアリング事業部 グループリーダー岩井さん

T.Iくんは、熱くて向上心が強い。でも、不思議と嫌味がないんです。

入社した頃、さらっと「岩井さんを超えたいです!」と言われたことがありました。そんな挑戦的な台詞でも、物腰やわらかな雰囲気だから、相手を嫌な気持ちにさせることがない。コミュニケーションが得意な人なんだなというのは、今堀くんに対してずっと抱いている印象です。

全社で業務標準化のプロジェクトが動き始めた時、T.Iくんは「インサイドセールスの標準化は僕がやります!」と自ら手を挙げてくれました。そして、3週間で成果を挙げなければならない状況で、プロジェクト始動から1週間後に進捗報告を受けました。

ただ、ちょうどインサイドセールスチームが立ち上がった状況で、クオリティに妥協できない時期。「この内容では、正直求められるレベルに達していない」というのをはっきり伝えました。

チームとしても成果を求められるタイミングだったし、今堀くん自身も、成長したいという強いマインドを持っている。そこが一致していたからこそ、全社的にも難易度の高いプロジェクトだとわかってはいましたが、あえて厳しい言葉を投げかけました。

その後の2週間で、T.Iくんはチームメンバーだけでなく、他のセールスチームやコンサルチーム、マーケティングチームともコミュニケーションをとり、クオリティの高い標準化を実現しました。彼の強みである俯瞰力、人を巻き込むコミュニケーション力が、最大限発揮されていたと思います。

1年目の今、彼は1つのプロジェクトで成果を出したので、今は2つのプロジェクトに注力してもらっていて、毎日新しい課題にぶつかっています。今後は複数のプロジェクトをメンバーと一緒に上手に回していくスキルも身につけてほしいと思っています。

また、複数の事業が急拡大するなか、会社としても新しいチャレンジをするフェーズです。そのため、正解を探す先を社内に限定する必要はありません。ケタハズレな目標に向かう中、半年後、1年後に今と同じやり方でいるはずはありません。そのため、「自社の課題と市場のトレンドから、この方がいいのでは」「他社はこういうやり方をしている」といったことを、どんどん提案してほしい。T.Iくんを起点に新しい仕組みを構築するところまで踏み込んでもらいたいと思っています。

入社して半年。T.Iくんは、苦労しながらもどんどんたくましくなっています。前向きで強い向上心を持つ彼だからこそ、到達できる地点があるはずです。T.Iくんには、強みを存分に発揮して、果敢に挑んでほしいと願っています。

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