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田中 淳紀さん
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この制作物はPayPayと連携した家計簿アプリのプロトタイプです。このアプリは電子マネーを使うだけで家計簿をつけることが可能であり、従来の家計簿アプリを面倒で続けることができない人、貯金を続けることが難しい人の悩みを解決するためのものです。制作過程で従来の家計簿アプリを使用しても面倒で続かず、また貯金が出来ない人の悩みを解決することに重点を置きました。最初に家計簿が面倒で続かない人へのアプローチとして、電子マネーを使用することで自動的に家計簿をつけることが可能なシステムを考えました。これは完全キャッシュレス化が前提となっておりますが、中国ではすでに日本と比べて大幅にキャッシュレス化が進んでおり、近い将来日本でも同じ状況になると考え、それを踏まえて考えました。次に貯金が出来ない人へのアプローチとして、貯金したお金はポイントとして変換するシステムを考えました。これは、ユーザーインタビューを行った結果、せっかく貯めた貯金も使用することが可能な状態にあると、目標金額に達成する前に使ってしまうという声が多数あったために、目標金額を達成するまで貯金したお金を使用することが難しい環境を作ることを目的としました。 また私はユーザーに制作物を日常的に使用してもらうことをゴールと考えた場合、そこまでに至るプロセスに対するアプローチにも特に工夫しました。ユーザーインタビューを通して、日常的にアプリを使用してもらうためには、①アプリの存在を認知し、試しに使用してみる価値があるか②日常のルーティンに組み込める程便利なものであるか③再び使用しようと思うようなユーザーにとってのメリット、報酬があることの3つのステップを経る必要があると考えました。最初に①と②のステップへの対策を試み、これはPayPayという既に使用されているアプリに自動化された家計簿の機能を組み込むことで、アプリを一から認知してもらうことも、日常で使用してもらうという条件も満たしました。次に③のステップへのアプローチとして宝くじ貯金制度を作りました。これは300円貯金することでくじを引き、当選した場合はそのポイント分も貯金する仕組みで、ユーザーは損なく報酬を感じ、貯金を楽しむことが可能なシステムです。このように私はユーザーの負担を減らし、日常のルーティンの中にアプリを組み込むための対策をより工夫しました。