小河内 功佑

LIVE BORN 株式会社 / 弁理士

小河内 功佑

LIVE BORN 株式会社 / 弁理士

前向きに挑戦何事も楽しむ

社内のアイデアを特許などの知財として権利化し、知財をベースに商品開発に取り組んでいます。少ないメンバーですが、日々色んなアイデアが出てきます。挑戦には困難が付き物ですが、何か新しいものが生まれていく現場に立ち会えるのはとても貴重で幸せなことだと実感しています。

この先やってみたいこと

未来

課題があるからこそ、良いアイデアや発明が生まれます。問題点をポジティブにとらえ、その解決方法を知財で守りながらも世の中に広めることで、作る側も使う側もみんなが楽しめる事業開発に関わっていきたいです。

LIVE BORN 株式会社の会社情報

LIVE BORN 株式会社1年間

弁理士現在

- 現在

ビルマテル株式会社13年間

知財コンサルティング事業部現在

- 現在

社内の商品開発に関わりながら、弁理士として、特許権、意匠権、商標権などの知的財産権の取得業務、知財ライセンス交渉、契約書作成業務、権利侵害対応を行ってきました。 商品開発の初期段階では、新しいアイデアの発掘を行いながら知財戦略を練ります。特許調査を行い、開発方針が定まったら権利化業務と商品開発を並行して進めます。

  • 特許権の侵害対応

    弊社のヘルメットの特許権に対して侵害が疑われる事案が発生しました。4社に対して警告書を作成・送付し、弁護士のアドバイスを受けながら交渉業務を行いました。クレームチャートを作成して、侵害主張と相手方の非侵害主張に対する反論を行う業務です。この交渉は決裂し、2社に対して特許権侵害訴訟の提起を弁護士に依頼、私は弁護士の補佐業務を行いました。侵害の証拠提出のための実験や、裁判所に提出する書類のチェック、裁判外の交渉業務をを行いました。最終的に1社と裁判外で和解、1社と裁判上での和解が成立しました。

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  • 涼しい帽子"Airpeak"の開発

    弊社は屋上緑化事業を主力業務としています。1999年に弊社の代表が社員の熱中症対策のために開発した産業用ヘルメット(商品名: ヘルメッシュ)は、大手ヘルメットメーカーに特許ライセンスを行い、累計160万個を販売するベストセラー商品となっていました。 私の役割は、このヘルメットのコンセプトを一般の帽子に置き換えて通気性の良い蒸れない帽子を開発することでした。社員は30名程ですが、私以外は屋上緑化業務に配属されていて、開発初期メンバーは私1人です。代表からのディレクションを受け開発を進めながら、弁理士として、開発したものを権利化する業務を行いました。 蒸れないヘルメットのポイントは、自然対流を利用して前方から入る風を頭頂部から出すことでした。従来の帽子では、前方から風を入れることができなかったので、通気部を樹脂で成形し帽子に縫製する方針で開発を進めました。 都内の帽子メーカーをまわってサンプル製作の協力をあおぎ、何度も失敗を重ねながら開発を進めましたが上手くいきませんでした。樹脂成形した立体的な造形物を、平面で縫製する帽子に取り付けることが困難だったからです。 2012年、2013年と続けて2人の新入社員がメンバーに加わり、通気部の素材と造形を見直すところからやり直しました。 素材と造形を改めたことで2014年にサンプルが完成し、特許を取得することもできました。2015年以降、Airpeak(エアピーク)というブランドを立ち上げ、展示会に出展して販売活動を行いました。

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