Takara Fujitani

生徒の半分が国際学生である大学に入学しました。和太鼓を学びに行ったのが入学の決め手であり、実力は大学で一番です。しかしあまりにも厳しい練習から部員は8人しかおらず、国際学生はほとんどいない状況でした。せっかくの環境が勿体なく思い、学内の国際学生に和太鼓の魅力を伝えたいという思いから、組織改革を1年次からやり始めました。週2日の固定練習とほぼ毎日ある公演練習の二種類がありましたが、固定練習は初心者向けの練習メニューに切り替え、SNSにグループを作り、アナウンスは英語で行うようになりました。和太鼓の実力でも一番になった私は技術以外の気持ちの面を大切にした指導方法に切り替えました。和太鼓は技術は気持ちを超えたらダメなものだと教え、より演奏に磨きがかかりました。部員は10倍の80人以上になり、半分以上が国際学生という成長を遂げました。