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【M&A】ITサービスの事業譲渡型M&A 買い側企業の資金調達まで サポート

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ABOUT

株式会社サクシードが運営するM&Aプラットフォーム「ツグナラ」のご利用企業様へのインタビューです。

株式会社アクシス×価値ラボ株式会社
IT企業同士のシステム事業を譲渡する案件で、初期相談から約2ヶ月で成約となった。決め手となったのはお互いのビジョンが共有できた点で、M&A後もお互いに協業して事業の成長を目指していく方針だ。
同じ栃木県という地域で、IT業界を牽引する企業になることを期待したい。

—M&Aを考えたきっかけは?
和氣 今後の事業展開を考えていく上で、どの事業に社内リソースを集中させていくかを悩んでいました。具体的に言うと、弊社はITシステム開発と営業活動、その後のバックサポートが強みの企業でした。創業以来、お客様の要望に応えてシステム開発をしていった結果、せっかく価値のあるシステムを作り出してもお客様へのサポートがやりきれないジレンマに陥っていました。そんな時にセミナーでM&Aの可能性を知り、考え始めたのがきっかけでした。

—ツグナラを知ったきっかけは?
和氣 サクシードが主催するセミナーで知りました。できれば、大きな企業よりも同じ目線で協業し合える買い手企業を希望していたので、サクシードのツグナラサービスには興味を持ちました。同時にいつも付き合っている専門家からの紹介もあったので、信頼して依頼することができました。初期相談の時間を、無理言って19時からお願いしたことを快諾してくれたことをよく覚えています。

—M&A実行後の変化は?
渡邉 M&Aという一大投資後に一番不安だったのは、営業活動でした。とても価値あるシステムでしたが、弊社の人員も満足にいるわけではなかったので、営業活動やお客様のサポートが買収当初から達成できるのか、また今後の事業成長をする上でどのように案件獲得していくのかを解決する必要がありました。

そのような中、ツグナラコンサルタントの尽力もあり、M&A後も協業体制にて事業展開していくことになり、営業体制の不安がなくなりました。また、苦手だった金融機関との交渉もサポートがあったので心強かったです。顧客リストも引き継ぐこともできたので、しっかり成長軌道にのせられるように努力していきたいです。

—今後の展望をお聞かせください。
渡邉 M&Aをすることで、どの事業に社内リソースを集中させるかという視点が加わったような気がします。今までは、目の前にあるお客様からのニーズに対して、とにかく頑張って案件を仕上げていくというイメージで仕事をしてきましたが、これからは明確にこの事業を伸ばしていくという事業計画が立案できたので、地域に必要とされる企業となるために成長していきたいです。

●担当コンサルタントの声
本案件の特徴は、お互いの企業が、同じビジネスを成長させるために真剣に向き合ったことであると言えるでしょう。通常のM&Aの場合は、特に事業承継企業(売り手企業)は今後の戦略については無頓着なことが多いのですが、今後どのように展開していくと事業の成長が実現できるかについて、何度も打ち合わせをしたのを覚えています。そのようなお互いの協力的な姿勢が、相談から2ヶ月という短い時間内で成約できた一番の要因でしょうね。

M&Aすることで、今後の事業展開を明確にすることができたという声は、創業や新規事業という選択肢しか新たな事業展開ができなかった中小企業の一般通例が、時代の流れとともに大きく変化してきたことを実感させてくれる声でした。