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使い手が求める合理性を追求したオフィスビル計画@東日本橋

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ABOUT

2021年10月竣工された、地上10階建てのオフィスビル LDB日本橋富沢町のデザイン監修及び、内装付きオフィスのモデルフロアの企画デザインをプロデュースいたしました。

日本橋エリアにオフィスを構えるユーザー層と仲介の現場の声をリサーチの上で「オフィスビルの新合理性」というテーマを立案。「人形町」駅、「東日本橋」駅、「馬喰横山」駅が活用できる東日本橋エリアの特徴と、30.06坪かつ細長い間取りという建築の特徴を活かすべく、ベンチャー&スタートアップ企業にむけたアプローチを考え、「明日からでもすぐに働けるユーザー目線の合理性」「働き方とカスタマイズ性を想像しやすいセットアップ」「捨てるムダを最小限に抑えた合理性のある基本仕様」を取り入れた空間設計を行いました。

内装空間は、あえて隠蔽してしまう構造部分を化粧として露出させ、“現し”という概念を演出。従来のデザインオフィス構築時に起こりがちな「スケルトン天井にするために一度天井を解体する」「カーペットを貼り直す」などの戻り手間を発生を抑え、NUROの導入やセキュリティ機器の整備などに投資することで訴求力が高まった空間となりました。

DATA

場所: 東京都中央区日本橋富沢町
竣工年月:2021年8月(2F)2022年3月(6F)
企画期間:2ヶ月
設計期間:3ヶ月
施工期間:1ヶ月

TEAM

リーシング企画:三川
リサーチ協力:谷川
ビル監修・空間デザイン:松原
写真:Iris Takubo