中央電力は1994年に設立し、省エネ・電気保安事業からスタートしました。 2004年からマンションにお住まいの方々の生活基盤を充実させるための原資を創出する「マンション一括受電サービス」を、事業の第一の柱としています。 2015年からはマンション一括受電サービスの提供により培った電力調達力を活かし、企業向けに安価な電気をお届けする電力小売事業をスタートしています。 現在は「カーボンニュートラルプラットフォーム構想」を実現し、次世代に続くより良い社会づくりに貢献するため、３つのソーシャルインパクト事業を展開しています。 １．マンションGX事業 （GXとは、太陽光発電などのクリーンエネルギーを利用し温室効果ガスの排出削減と産業競争力向上の両立を目指すこと） マンションのカーボンニュートラル推進とレジリエンス強化を支援します。 関東・関西圏のマンションを中心に約 2,200棟 17.5 万世帯（2022年 1 月末時点）のマンションの受変電設備の管理と電力調達を担っており、マンション自体のカーボンニュートラル化を推進しています。2023 年 4 月には初期費用無料で蓄電池や太陽光発電システムをマンションに設置し、災害時には共用部への電力供給やエレベーター、水道ポンプを稼働させることが可能な「マンション防災サービス」の提供を開始します。 ２．中小企業のカーボンニュートラル支援事業 約4000社の企業に電力を供給しており、うちビル・工場など約 250地点（2022 年 12 月末時点）に実質再生可能エネルギーの供給を実施しています。 今後、CO2の見える化（SaaS）から削減などのカーボンニュートラルソリューションの提供を開始します。 ３．エネルギー関連企業のDX支援事業 エネルギー関連企業 12 社以上の DX 支援や SaaSの提供、業務プロセスの改善などを支援しています。自分達が磨いたシステムやノウハウを他社にも共有し、エネルギーを支える裏方として、分散型エネルギー社会を共創していきます。 中央電力は電気を通じて、多くのマンションにお住まいの方々の生活基盤と、さまざまな事業をされている企業の事業基盤に関わらせていただいています。 電気を通じてのみならず、ひとりひとりの生活基盤によりそい、一社一社の事業基盤をささえ、皆さまの生活・事業の利便性を向上させるサービスを、当社内で培ったテクノロジーの活用により構築し提供し続ける企業として、より一層、社会に役立つ存在であり続けたいと考えています。