350万人が利用する会社訪問アプリ
寺西 俊輔
一浪して入った大学では建築を学び、そこからファッションの世界へ。元々ヨーロッパ命だった自分が、ヨウジヤマモト(東京)〜CAROL CHRISTIAN POELL、AGNONA(ミラノ)〜エルメス(パリ)での日本と約12年間の海外経験を経てたどり着いた”着物”の世界。日本の手仕事がこれほどまでにすごい技術なのか思い知ると同時に、自身の無知さを実感。”着物”がなぜ高いのか、をようやく理解。これからの時代は量ではなく、個と質の時代だと感じ、日本だからこそできる新しい価値観を纏ったラグジュアリーブランド創設を目指して2018年に独立。 2022年4月にふるさとチョイス創業者と新たな会社MIZENを立ち上げ、同年12月に東京南青山に旗艦店をオープンする。ヨーロッパが中心となったファッションの世界では彼らの歴史や価値観が反映され、格差を前提としたビジネスモデルの上にデザイナーが中心となったブランドがほとんどであるが、職人やその技術に焦点を当て、彼らこそがブランドであり、その人の手を感じられる作品を誇りを持ち纏えることこそが新しいラグジュアリー価値観になると信じ活動を進めている。 2023年9月、FORBES JAPAN主催のCULTURE-PRENEURS 30 2023に創業2年目で選出され、他の伝統技術を扱ったビジネスとは一線を画すその理念に注目をされている。
会社情報