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1984年愛知生まれ・神戸出身
2008年早稲田大学商学部卒業後はどの業種にも通用するスキルを身に付けるために、PR会社のベクトルグループ(株式会社アンティル)に入社。
営業からメディアプロモート、戦略PRプラニングなどの経験を積む。
2012年に埼玉西武ライオンズに転職して以降、和歌山トライアンズ(バスケ)や西宮ストークス(バスケ)とスポーツ業界を渡り歩き、2016年からは東京ヴェルディ/日テレ・ベレーザ(サッカー)へ転職。
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なにをやっているのか
こんにちは。Shirofuneの菊池といいます。
今回Wantedlyに私からのShirofuneのteamへのお誘いを記載させて頂きましたので、ぜひお目通し頂けましたら幸いでございます。
私達はリスティング広告・ディスプレイ広告の運用自動化ツール「Shirofune(シロフネ) 」というプロダクトの開発を行っています。
# プロダクトの概要
Shirofuneは広告運用のエキスパートが直接設計・開発することで「熟練の職人の技を再現する」をコンセプトにアルゴリズムを開発。10時間かかる改善を1,000回以上、計10,000時間以上をかけてアルゴリズムを開発し、プロの広告運用を実現しています。データ量に依存した統計データだけによる機械的アプローチとは一線を画した、Shirofune独自のアルゴリズムで、徹底して品質を高めたサービスをご提供します。
# プロダクトの特徴
Google・Yahoo!・Facebook・Instagram・Twitterの広告運用業務にかかる月間作業時間を最大92%削減しつつ、同時に、広告媒体の運用に比べてCV数2倍など高い広告成果を達成できる広告運用自動化ツールです。
広告主や広告代理店が抱える、「広告成果が低い」「運用担当者の業務工数」「膨大な時間がかかるレポート作成」「広告媒体の管理画面が使いづらい」といった課題を解決することができます。これまで大手広告主や大手広告代理店から、中堅・中小の広告主・広告代理店まで幅広く利用されています。
日本最大手のインターネット広告会社出身で、広告運用業界に10年以上関わる中で感じた構造的な課題を解決すべく、広告運用のエキスパートがShirofuneを開発。プロの技術をシステムに落とし込み自動化することで、未経験者でも簡単にプロの成果が実現できます。
「機械学習ではうまくいかない案件の最適化ができた」「簡単操作で未経験者でも使える」、「運用のスピード感が抜群に上がって広告成果が向上する」、「1日がかりのレポート作成から解放され、わずか10秒で高品質のレポートが自動作成できるようになった」など、顧客から評価頂いております。
なぜやるのか
# Concept
Shirofuneのビジョンは「アルゴリズムのMade In Japanを創る」です。
ここ十数年でGoogle、Facebook、Amazonなどのような世界のルール・仕組みを根本から変えてしまうようなサービスは全てアメリカから生まれています。
そして今現在、日本のIT・デジタル業界は世界にその価値を提供できていません。皆そのことを憂慮していると思います。
でもそんなことは昔から当たり前でした。
船もクルマも家電も全て、海外の圧倒的な製品や技術力を前に、先人たちは呆然と空を仰いだ瞬間があったと思います。
しかしそれでも違いを磨いて一点突破を繰り返し、気づけば世界最高の競争力を持った産業を築き、世界に大きな価値を提供してきました。
同じことが絶対にデジタルではできないという証明はできません。
"Shirofune"はアルゴリズムのMade In Japanを創りにいきます。
# 事業の目的・可能性
囲碁での躍進が示したように、この数年でデータ×機械学習の座組は世界を席巻しつつあります。
デジタル化に伴うデータの爆発的増加と計算リソースの飛躍的な向上によって生まれた優れたアルゴリズムは、今まで不可能だったことを次々に実現し、世界を前進させています。
これは非常に良いことで、このパターンで解ける課題についてはどんどんと解決していって欲しいと思っています。
しかしこのパターンではうまくいかないケースも当然世の中には存在します。
・データ量が少ない
・データの傾向が変化する
あくまで機械学習は過去のデータの傾向が正しいとして次の推論を行っていきますので、例えば良い例えではないかもしれませんが、コロナ禍において1年後の飲食店の売上がどの程度になるか、という予測は機械学習ではできません。感染が広がったタイミングで毎月毎月売上が落ちている飲食店に対して、機械学習が出す答えは数ヶ月後に売上がゼロになるという単純なものになってしまうでしょう。
機械学習に"仮説"は存在しません。
お店のオーナーなら「もし緊急事態宣言が解除されたら」「もしワクチンが開発されたら」「もし暖かい季節になったら」「あの常連客はもっと困ったらきっと助けてくれる」といった"仮説"を用いながら予測していくため、機械よりは大雑把ながらも不確実性の高い状況下では価値のある推論を行うことができます。
日々現場でものごとに向かっている"職人"にはそういった叡智が積み重なっています。大雑把ながら様々な局面の"仮説"を用いて判断・実行されていく価値ある仕事。
それを途方もない時間をかけてアルゴリズムに落としていくことで、データ×機械学習では解けない領域の課題をアルゴリズムで解決してくのが、Shirofuneの事業になります。
まずはインターネット広告の領域で、GoogleやFacebookといった世界最高峰のデータ×機械学習のアルゴリズムがひしめき合う領域で、我々の"仮説"がどこまで証明できるのか、日々勝負しています。
どうやっているのか
データ×機械学習では出せない価値を出すプロダクト・アルゴリズムを創ってそれを普及させていくというのは並大抵のことではありません。
一つのアルゴリズムに対して数年・10,000時間を超えるような時間を投下して初めて"職人の技"が再現できますし、前例のない新しいもので世の中の人を説得し、動かしていくというのも非常に根気のいる取り組みになります。
そこに強い目的意識を持った人間が、不確実性の高い未来に人生の多くの部分をBETすることで初めて成立する座組です。
そんな事業特性であるということもありますが、人間は本来そうあるべきではないかという理想も相まって、Shirofuneでは従来の会社や組織では失われがちな、「個人の志向や独自性」が最も尊重されるべきものであるという考え方になっています。
そのためには
・階層や部署がない
→自らの仕事内容について全て自分で決定することができる
→周りの人が理解できなかったとしても長期で価値のある仕事ができる
→自分がタッチできない領域の仕事がない
・命令や指示がない
→一般的に合理的な方針よりも信念に沿った選択ができる
→利益を出すことよりも自分が正しいと思うことができる
・上司や評価者がいない
→自らの仕事の評価を自らが行うことができる
→常に納得して仕事ができる
という形がベストと考えられ、それを法律に沿った具体的な形に落とした結果、
・従業員は存在せず役員のみ
というのがShirofuneの働き方のカタチになります。
また、仕事の価値には下記の3段階あると思っておりますが、
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①会社がこれはやるべきと考えており、その人以外でもできる仕事
②会社がこれはやるべきと考えており、その人以外ではなかなかできない仕事
③会社がこれはやるべきだと考えていないが、自分は絶対にやるべきだと思う仕事
(会社が気づいていない、もしくは価値がないと思っている仕事)
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③の仕事はその人が存在しなければ、決して行われる
ことのなかった仕事になります。
その積み重ねが個人の独自性の追求とteamの競争力強化と
両面にとって良い結果につながると考えています。
こんなことやります
<募集している方>
①Shirofuneというプロダクトをもっとこういうものにしたいという想いがある方(開発系)
②Shirofuneというプロダクトを使ってこういう課題を解決したい、こういう世の中にしたいという想いがある方(事業系)
③Shirofuneの周辺事業でこんな事業が立ち上げられるんじゃないかと思っており、会社をつくるなどして事業を立ち上げていきたい方