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宮澤 秀右
1972年生まれ。去年まで約5年間、スウェーデンのSony Mobileで、ウェアラブルやIoTプロダクトのUXデザイン監修、企画統括を務める。その後日本に帰国し、次なるチャレンジとして自動車業界に転身。UX drivenのコネクテッドサービスを実現するための新組織立ち上げに向けて日々奔走中。 最近どんどん加速する体重増と早起きは、決して加齢のせいではなく、長年の北欧生活がもたらした習慣の変化による一時的なものである(と自分に言い聞かしている)。
目次 -INDEX-
1. 激動の時代に突入した自動車産業
2. 次世代モビリティサービスを開発する新組織
3. グローバルな環境でスクラムチームを組んで働く
4. 求めるのはアントレプレナーシップとユーザー視点
5. 世界中でリリースされるサービスの開発に携わる
目次 -INDEX-
1. 激動の時代に突入した自動車産業
2. 次世代モビリティサービスを開発する新組織
3. グローバルな環境でスクラムチームを組んで働く
4. 求めるのはアントレプレナーシップとユーザー視点
5. 世界中でリリースされるサービスの開発に携わる
自動車開発のプロセスは長期スパンにわたるウォータフォールモデルです。対して、ソフトウェアやアプリケーション開発はアジャイル開発など短期スパンでの開発が主流になっています。自動車業界と聞くと、古い企業体質や長い承認フローといったイメージで敬遠してしまうかもしれませんが、今回イチから組織を創ったのは、IT業界で当たり前のことを当たり前にできる環境を整えるためです。マネジメントクラスの人間もそれをきちんと理解していますし、リーダークラスの人材もIT業界から新しく採用したいと考えています。
例えば、遠隔操作で自動車の施錠と解錠ができる技術を活用すれば、留守中に宅配物を車のトランクに入れておいてもらう、といったサービスが考えられますよね。もちろんこういったサービスの実現には、様々な地域・業種パートナーとのコラボレーションが必要になります。そのとき、ルノー・日産アライアンスのバックグラウンドを活用すれば、世界中を巻き込んで、まったく新しいサービスを創り出すことが可能になると考えています。
次世代モビリティサービスの実現で、人と車の関係性は大きく変わっていくでしょう。私たちは、自動車は単なる移動手段から、人々の生活に欠かせないIoTデバイスになっていくと信じています。この新組織で開発するソフトウェアやアプリケーションは、世界中の人々のライフスタイルそのものを大きく変える一端を担うことになるはずです。
具体的には、6人ひと組のスクラムチームを日本とフランス合わせて複数のチームを構成します。それぞれのチームが2週間単位でスプリントを行い、5回のスプリントを終えたところで、すべてのスクラムチームで共有を行います。つまり10週間に1回は必ず日本とフランスでコミュニケーションをとることになるわけですが、各チームレベルでは日常的にやり取りが発生します。スクラムチームを編成してスプリントを行うアジャイル開発をグローバル体制で実践している企業は、日本ではまだ少ないと思います。このグローバルな体制でサービスの開発に取り組める事は、新しくジョインいただく方々にとってもかなり刺激的で有益な機会になるのではないでしょうか。
また、開発環境は最先端の手法を採用しております。ネイティブiOSやネイティブAndroidはもちろん、アプリケーションはAngular 2、サーバサイドはJava SpringやNode JSといったフレームワークを用い、グローバルクラウドプラットフォーム上に各アプリ・サービスをディプロイする形で開発を進める予定です。日本だけでなく、欧米のIT企業各社と比較しても遜色がない、最先端のテクノロジーを活用できる環境になっています。
今回の新組織で募集しているメンバーこそが、人々の生活を変えるインパクトの中核を担う存在になるはずです。自動車業界での経験やバックグラウンドは必要ありません。重要なのはユーザー視点と、アントレプレナーシップです。どうしたら自動車を使う人々の生活がより豊かになるのか、そのために必要な技術はなにかを自分のこととして考え、前例のないチャレンジに対して意欲的かつ主体的に取り組めるマインドセットのある方を求めています。
また、世界中にマーケットを持っているからこそ、ユーザーテストも世界規模で行えます。自動車の開発におけるユーザーテストには長いスパンで取り組む必要がありますが、サービスやアプリケーションの開発はその限りではありません。世界中の人々のフィードバックをその都度反映させながら、スピーディーに、開発を進めていきます。
フランスのチームと定期的にコミュニケーションをとったり、国籍を問わず様々な職種の人々と関わりながら仕事を進めるグローバルな環境なので、英語でのコミュニケーションに不安を覚える方もいるかも知れませんが、この環境で働くうちに自然と身についていくと思います。
2025年には、出荷されるすべての自動車がコネクティドカーになると言われていますが、ルノー・日産アライアンスではより早い段階でこれを実現しようとしています。自分の開発した機能やサービスが、年間約850万台(※ 2015年ルノー・日産合計自動車販売台数)もの自動車に搭載されて世界中の人々の生活の一部になっていく。これは、なかなか得られないダイナミックな経験ではないでしょうか。これまで誰も見たことがないアプリやサービスを開発して、世界中の人々の生活をより豊かなものに変えたいという大きな志をもった方々にはぜひ応募していただきたいです。
何度も言いますが、自動車業界での経験やバックグラウンドはまったく必要ありません。「自動車にとって何ができるか」ではなく、ユーザーにとって「本当に必要で」、誰もが「直感的に使えて」、フィードバックを受けて改善を重ね「ユーザーと共に進化していく」アプリやサービスを開発していきます。この次世代自動車の分野ではIT業界のプレーヤーも開発を進めていますが、電気自動車や自動運転分野での強みを持つ私たちには、あのGoogleやAppleにも引けを取らないアドバンテージがあると思います。
自分の知識や技術を活かして、世界中の人々の生活変えるようなインパクトの大きい機能やサービスを開発することができます。ディベロッパーが開発に集中できる環境はしっかりと整備していきますし、まだまだ枠組みが決まっていない部分もあるので、自身の想いを組織に反映できる余地があります。我こそはという方は気軽に話を聞きに来てください。
まだまだはじまったばかりの組織です。組織の雰囲気や文化もジョインしてくださる方と一緒に創り上げていきたいです。ルノー・日産アライアンスという大企業ならではのアセットと、ベンチャー企業のような風通しのよさやスピード感をあわせもった、他に類を見ない魅力的な組織になっていくのではないかと思っています。
対象となる方
■ 日産・ルノーアライアンスを活用し、世の中にインパクトを与えるコネクティッド&モビリティサービスを送り出したい方
■ Web/モバイルアプリ、クラウド、マイクロサービス、ビッグデータ、サイバーセキュリティ等の分野での開発経験をお持ちの方
■ ネイティブアプリやWebサービスのUI/UXデザイン経験をお持ちの方
いずれかに当てはまる方歓迎
■ 立ち上げメンバーの一員として前例のないチャレンジに取り組める方
■ 知的好奇心が強く、最先端の技術や開発手法に対して積極的な方
■ 英語でのコミュニケーションが可能な方
エンジニアに求める必要スキル
Webアプリケーションエンジニア
■ Angular JS またはAngluar 2を用いたフロントエンド開発経験
■ オブジェクト指向および手続き型プログラミングの両方に対する深い知見
サーバーサイドエンジニア
■ Java Spring またはNodeJSを用いたバックエンド開発経験
■ データベース設計およびトラブルシューティングに関する深い知見
モバイルアプリエンジニア
■ SwiftまたはObjective-Cを用いたネイティブiOSアプリの開発経験
■ ネイティブAndroidアプリの開発経験
こんな経験やスキルをお持ちのエンジニア歓迎
■ スクラム開発の経験(特にプロダクトオーナー、スクラムマスターの経験)
■ GitやJIRAを用いたチーム開発の経験(コードレビュー等を含む)
■
英語でのコミュニケーション力(読み、書き、会話)
(日常の会話は日本語が基本ですが、役割によっては外国人とのコミュニケーションが必要になることがあります)
UI/UXデザイナーに求める必要スキル
■ UIデザイン/UX設計の実務経験
■ ワイヤーフレーミングやユーザーテスティングの知見
こんな経験やスキルをお持ちのUI/UXデザイナー歓迎
■ スマートフォンアプリのデザイン経験
■ AppleWatch等のウェアラブルデバイス向けのアプリデザイン経験
■ Webグラフィックデザインの経験
■
英語でのコミュニケーション力(読み、書き、会話)
(日常の会話は日本語が基本ですが、役割によっては外国人とのコミュニケーションが必要になることがあります)
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